コロナショックで「二番底」を恐れる必要がない理由とは

はじめまして、投資家の関原大輔(@sekihara_d)です。

今回は、コロナショックで「二番底」を恐れる必要がない理由について解説していきたいと思います。

コロナショックによる株価暴落がようやく止まったように見えますが、さらなる「二番底」を心配している人も多いですよね?

しかし断言しますが、コロナショックで、二番底を恐れる必要はありません。

株価はすでに十分に下落しており、さらなる暴落が起きたとしても、一時的で、かつ下落の余地も少ないため、今が「買い時」であることに変わりはないからです。

今回はコロナショックで「二番底」を恐れる必要がない理由について、図解も用いて詳しく解説していきたいと思います。

コロナショックに二番底はあるの?

果たして今回のコロナショックでは、二番底への墜落は起こり得るのでしょうか?

まずは、リーマンショックの歴史を振り返ってみましょう。

たしかに2008年のリーマンショックでは、一度株価の下落が止まった後、さらなる二番底への墜落が発生しています。

当時の米国株NYダウの日足チャートを下図に示します。

リーマンショックの二番底(NYダウ)

最初の底値となった「一番底」と、4ヶ月後に発生した「二番底」に印をつけました。

現在のコロナショックの状況は、リーマンショックの「一番底」の状況に似ています。

歴史は、繰り返します。

よって今回のコロナショックでも、3〜4ヶ月後に「二番底」が発生しても、まったく不思議ではありません。

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コロナショックで二番底を恐れる必要がない理由

しかし、たとえ二番底が訪れるとしても、恐れる必要はまったくありません。

今から、その理由をご説明します。

下図にリーマンショック当時の、米国株NYダウの週足チャートを示します。

リーマンショック時の値動き(NYダウ)

繰り返しますが、現在のコロナショックの状況は、リーマンショック時の「一番底」の状況に似ています。

大切なことは、ここで株を「買う」ことです。

二番底など、恐れる必要はありません。

上図のリーマンショック時を振り返れば明らかなように、投資した時期がたとえ一番底だったとしても、すでに株価は十分に下落しており、その後は大きくは下落しません。

そしてたったの1年後には、株価は大きく上昇し、一番底の株価を大きく上回っています。

つまり一番底で買ってしまっても、何も失敗ではなかったことが分かります。

そうであれば、一番底で株を買ってもリスクはゼロに等しいため、もはや投資しない理由がありません。

長期投資に徹すれば、二番底など関係ない

そもそも長期投資に徹することができれば、二番底など関係ありません。

下図に2008年のリーマンショックから、現在のコロナショックまでの株価推移を示します。

リーマンショックからの株価上昇(NYダウ)

先ほどまでは日足チャートや週足チャートで見ていたリーマンショックの二番底ですが、長期的に見れば、上図の丸印の中のごく短期的な出来事にすぎません。

この丸印のなかで、一番底だの、二番底だのと右往左往したところで、長期的には無意味です。

上図を見れば分かる通り、どのタイミングで投資しようが、長期的には右肩上がりで上昇するからです。

以上の理由から、たとえ「一番底」のようなタイミングで投資をしてしまったとしても、何も問題ないことは明らかです。

よって、今は二番底など恐れずに積極的に投資すべきであり、長期的にはリスクもないため、投資をためらう理由はありません。

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まとめ

以上により、今回はコロナショックで「二番底」を恐れる必要がない理由について解説させて頂きました。

リーマンショックの歴史を振り返れば、「二番底」は、確かにあるかもしれません。

しかし同時に、一番底で投資してしまったとしても、何も問題ないことも分かりました。

リーマンショックの時でさえ、一番底で投資をしたとしても、1年後には株価が大きく上昇し、一番底の株価を大きく上回っています。

そもそも長期投資に徹すれば、一番底も二番底も関係ありません。

どのタイミングで投資しようが、株価は長期的には右肩上がりで上昇するからです。

よって、今は二番底など恐れずに積極的に投資すべきであり、長期的にはリスクもないため、投資をためらう理由はありません。

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