NISAのメリット、デメリットとは 初心者向けに解説



はじめまして、投資家の関原大輔(@sekihara_d)です。

今回はNISA(少額投資非課税制度)のメリット、デメリットについて解説をさせて頂きます。


皆さんはNISA(少額投資非課税制度)を利用していらっしゃるでしょうか。

私が思うに、NISAはまだまだ世間に広く浸透しておらず、一般化されていない制度のように思います。


これについては、そもそもの原因として日本人の投資に対する意識の低さが根底にあり、NISAどころか、株式投資をする慣習すら根付いていないのが現実です。


NISAは非課税でお金を増やすこと(=投資)ができる素晴らしい制度であり、日本政府からの唯一のビッグプレゼントといっても過言ではありません。


これほどの有難い優遇制度はもはや使わない理由が無く、我が家では私はもちろんのこと、妻にも加入してもらい夫婦で2口座分のNISAを開設して運用しています。


この他にも、子供のためのNISA口座として『ジュニアNISA』という制度もあるくらいです。





今回はそんなNISAをご検討の方に向けてNISAのメリットの他、デメリットについても詳しく紹介していきたいと思います。

本記事が読者のみなさまのNISAへ加入する一助となれれば幸いです。




NISAの概要



NISAは政府主導の元に2014年に導入された税制優遇制度です。


毎年決まった投資枠が設定され、株式や投資信託の値上がり益や配当金を非課税にしてくれる制度です。

さらに国内株式を中心に売買手数料が広く無料となります。



出典元:SBI証券



特に配当金に税がかからないという点は長期運用の投資家にとっては複利効果を最大限に高めてくれるため、これほど有難い制度は活用しない理由がありません。


NISAには『一般NISA』と『つみたてNISA』の2種類の制度があり、投資目的などに合わせていずれかを選んで始めることになります。



出典元:楽天証券



『一般NISA』と『つみたてNISA』の大きな違いは、投資上限額と非課税期間がそれぞれにより大きく異なります。


投資上限額ですが一般NISAでは年間120万円までと大きく、つみたてNISAでは年間40万円と低くなるのが特徴です。


一方の非課税期間については一般NISAが5年までで、つみたてNISAでは20年と長くなるのが特徴で、それぞれによってメリット、デメリットがあることが分かります。


よって、ここからはそれぞれにおけるメリットとデメリットについて詳しく解説していきます。


『一般NISA』と『つみたてNISA』とでそれぞれに分けて解説していきますので、どちらを選ぶかをご検討中の方にも参考になるように解説していきます。




一般NISAのメリット



一般NISAのメリット

✅投資上限額が大きい(年間120万円まで)

✅投資の自由度が高い(投資する時期・金額・銘柄が自由)

✅投資対象が広く、国内株式、海外株式も可能

✅国内株式へ投資することで株主優待も受けられる



それではまず一般NISAのメリットから解説していきます。

一般NISAのメリットとして、投資上限額が大きく、投資の自由度が高いことが挙げられます。



出典元:SBI証券




投資上限額が大きい

一般NISAでは投資上限額が年間120万円まで可能なので、つみたてNISAの年40万円と比べ上限額がかなり大きいことがメリットといえます。


つみたてNISAの年40万円では資金のある投資家にとってはやや物足りないため、上限額が大きい点は資金の豊富な投資家にとっては大きな魅力になります。




投資の自由度が高い

一般NISAでは投資の自由度が高く、投資する時期・金額・銘柄などを自由に決められる点も大きな魅力です。


この点はつみたてNISAにしてしまうと積立方式のため毎月同一銘柄への定額投資となってしまいます。

よって中・上級者のように売買のタイミングを計ったり、その時々の情勢に応じ銘柄を柔軟に変えていきたい人は、一般NISAの方がおすすめです。




投資対象が広い

一般NISAでは投資対象も広く、国内株式や海外株式への投資も可能となります。


この点はつみたてNISAにしてしまうと国の認定する投資信託にしか投資することができないため、株式投資を楽しみたい人は、一般NISA一択となります。




株主優待を受けられる

前述した通り一般NISAであれば国内株式への投資が可能なので、株主優待を受けられることも一般NISAの大きな魅力です。


株主優待は投資の醍醐味の一つでもあるので、国内株式を買って株主優待も受けたい人は、一般NISA一択となります。






つみたてNISAのメリット



つみたてNISAのメリット

✅非課税となる期間が長い(20年)

✅投資信託の積立方式につきリスクが分散される

✅積立方式につき手間がかからない



つみたてNISAのメリットは非課税期間が長いことです。

また積立方式を好む人にとってはつみたてNISAの方がおすすめとなります。



非課税となる期間が長い

つみたてNISAの最大のメリットは、非課税となる期間が20年と長期になることです。

この点は非常に大きな魅力で一般NISAの5年と比べるとかなり長く取れるので、長期的な資産形成をする上では大きなメリットとなります。


したがって将来の老後の備えなど、少しずつでも良いので長期でコツコツと資産を形成したい人には、つみたてNISAの方がおすすめです。




リスクが分散される

つみたてNISAでは必然的に投資信託の積立方式の運用となるため、リスクをかなり抑えることができます。


投資信託はプロのファンドによって非常に多くの銘柄に幅広く分散投資されるため、自分で株式の買付けを行う運用と比べるとリスクがかなり分散されることになります。



出典元:SBI証券



また積立方式につき投資時期と投入金額も均等に分散されるため、投資時期のリスクも回避することができます。


投資時期のリスクとは、例えば株価のピーク時に一括投資をしてしまうと、後に株価が下落した時に損失が出てしまうリスクのことを指します。



出典元:SBI証券



これが積立方式であれば基準価格が低い時には多くの口数を買い、基準価格の高い時には少ない口数を買うことになるため、平均取得価格を低く抑える効果があります。


これは俗に『ドル・コスト平均法』と呼ばれ、有名なリスク分散投資の手法の一つになります。




積立方式につき手間がかからない

つみたてNISAの買付けは積立方式となるため、買付けから決済に至るまでほぼ自動運用となります。


したがって運用に関し一切手間がかからないため、忙しくて運用に時間を割きたくない人などにはおすすめです。





一般NISAのデメリット



一般NISAのデメリット

✅非課税となる期間が短い(5年)

✅つみたてNISAと比べると難易度が上がる



一般NISA のデメリットは、つみたてNISAと比べて非課税期間が短いことと、つみたてNISAと比べ運用の難易度が少し高まることが挙げられます。



非課税となる期間が短い

一般NISAではつみたてNISAと比べると非課税期間が5年と短いことがデメリットになるといえます。


前述したように年間投資上限額は一般NISAの方が大きく取れるのですが、非課税期間は短くなるため、一般NISAは太く短く運用したい人に向くのかもしれません。


しかし非課税期間が5年といっても、2023年までであれば下図のようにロールオーバーをして、非課税期間をさらに延長させることが可能です。



出典元:SBI証券



今のところ2023年までとされてはいるのですが、それでは2024年以降は一般NISAはなくなるのか?というとそれも考えづらく、これは推測ですが何らかの形で非課税制度は継続されるのではないかと予想しています。


もし2024年以降にも新たな非課税制度が設けられれば、ロールオーバーをしていけば非課税期間もさらに延長していけるため、このデメリットについては解消されることになります。




つみたてNISAと比べると難易度が上がる

一般NISAではつみたてNISAとは異なり、投資判断をすべて自分で行う必要があります。


具体的には投資先の銘柄選定、売買時期の判断、投入金額の判断などをその都度自らが判断する必要があり、つみたてNISAと比べるとやや難易度が高くなるので、初心者にとってはデメリットになるかもしれません。


しかし投資を楽しむ中・上級者にとっては逆にこれがメリットにもなるため、この点については一概にデメリットともいえない側面があります。





つみたてNISAのデメリット



つみたてNISAのデメリット

✅投資上限額が低い(年間40万円まで)

✅投資対象が狭く、国の定めた投資信託のみとなる

✅投資の自由度が低い(積立方式につき毎月同一銘柄への定額投資となる)



つみたてNISAのデメリットは年間投資上限額が少ないことと、投資の自由度が低いことが挙げられます。



投資上限額が少ない

つみたてNISAでは年間の投資上限額が40万円までと定められており、一般NISAの年間120万円と比べるとかなり低くなる点がデメリットといえます。


とはいえ毎月33,000円までであれば非課税対象内となるため、そのくらいの額で十分という人にとってはデメリットにはなりません。


逆に投資資金が豊富で年間100万円以上を投資したい人にとっては物足りなくなってしまうため、つみたてNISAでは上限額の低さがデメリットとなります。




投資対象が狭い

つみたてNISAでの投資対象は国の定めた投資信託のみに限定されてしまうため、国内外の株式も買える一般NISAと比べると投資対象がかなり狭くなってしまう点がデメリットといえます。


また企業の株式を買うことができないため、株主優待を受けられないこともデメリットの一つとなります。




投資の自由度が低い

つみたてNISAでは前述したように投資信託にしか投資できず、かつ積立方式のため毎月同一銘柄への定額投資とせざるを得ず、投資の自由度の低さがデメリットともいえます。


例えば一般NISAであれば下記のような投資判断を下すことが可能です。



✅銘柄選定:『〇〇銘柄の業績が良くなりそうだから、今月は〇〇の株を買おう』

✅投資時期:『株がだいぶ安くなってきたから、そろそろ明日にでも投資しよう』

✅投資金額:『株がだいぶ安くなってきているから、今月は多めに買っておこう』



しかしつみたてNISAでは上記のような投資ができないため、投資の自由度の低さがデメリットになるともいえます。





NISAを始めるには



ここまででNISAのメリット、デメリットについて解説してきました。


気になるNISAの始め方ですが、今はネット証券のサービスがかなり充実してきており、スマートフォンなどからインターネットで手軽に投資することができるので、ネット証券での投資がおすすめです。 


ネット証券であれば手数料も格段に安く、投資信託なら100円からでもクリックだけで手軽に少額投資することができるので、初心者にも安心でおすすめです。 



ネット証券であれば利用登録もインターネットで手軽に申請でき、口座開設を含め初期費用もすべて無料なので、これを機に無料登録をして、まずは100円からでも投資してみることをおすすめします。


証券会社は国内シェア1位のSBI証券か2位の楽天証券がおすすめで、私自身もこの2社を愛用しており、このいずれかを選んでおけば十分です。



出典元:SBI証券


出典元:楽天証券



この辺りについては別記事の『株式投資の始め方 🔰初心者でも安心の始め方を解説』にて詳しく解説していますので、あわせて参照ください。


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👉株式投資の始め方 🔰初心者でも安心の始め方を解説




まとめ


以上により、NISAのメリット、デメリットについて解説させて頂きました。

最後に要点をもう一度おさらいしておきましょう。


『一般NISA』と『つみたてNISA』の大きな違いは、投資上限額と非課税期間です。


投資上限額では一般NISAの方が年間120万円までと大きく、つみたてNISAでは年間40万円までと低くなります。


一方の非課税期間については一般NISAが5年までで、つみたてNISAでは20年と長くなるのが特徴です。



出典元:楽天証券



よってそれぞれによりメリット、デメリットがあるので、どちらの方が良いという訳ではなく、それぞれの性格や価値観、ライフスタイルに合う方を選べば良いという話です。


NISAは非課税でお金を増やすことのできる素晴らしい制度であり、日本政府からの唯一のビッグプレゼントといっても過言ではなく、これほどの有難い優遇制度はもはや使わない理由がありません。


まだ資産運用を始めていない方はぜひ無料登録をして、まずは100円からでも投資してみることをおすすめします。



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資産運用について学ぶには書籍にて独学で勉強をするのも良いのですが、最初は何から始めれば良いのか分からない方も多いと思います。


そんな方は、一度無料セミナーに出てみるのも良いかもしれません。


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