金利と株価の関係とは 株価の動きは金利で決まる



はじめまして、投資家の関原大輔(@sekihara_d)です。

今回は『金利と株価』の関係について、初心者の方にも分かりやすく解説してみたいと思います。



株価の動向を占う上で、最も重要な指標となるのが『金利』です。

あまり知られていないかもしれませんが、株価の動きは金利によって決まるといっても過言ではありません。


金利と株価の関係について学ぶことができれば、株価を予測する精度をかなり向上させることができます。

これは株価にはもちろん、国の経済の動向そのものが、金利によって左右されているためです。


今回は『金利と株価』の関係について、初心者の方にも分かりやすく解説してみたいと思います。





金利と株価 金利の果たす役割とは



それでは金利と株価の関係について解説していきましょう。

まずはじめに、金利の果たす役割について、しっかりと理解する必要があります。


まずは経済の景気循環について触れていきましょう。

下図は日本の不動産バブル崩壊後の、1992年以降の日経平均株価の推移を示したものです。



1992年以降の日経平均株価



株価というのは、このように一定のサイクルで上昇と下落を常に繰り返しながら動いています。

これは下記のような景気の循環サイクルがグルグルと廻ることにより、歴史的に同じような動きを常に繰り返してきているのです。



景気拡大 → インフレ → 金利上昇

↑           ↓

金利低下 ← デフレ ← 景気縮小


ここで重要な役割を担っているのが『金利』です。


各国の長期金利は、それぞれの政府と中央銀行によって大部分が操作されています。

これは言い換えると、経済の行方はある程度、政府に操作されているということです。


たとえば政府の思惑通りにインフレが進み景気が過熱してくれば、金利を上昇させ相場を抑制します。

直近では2017年~2018年にかけて米国が段階的に利上げをしていた時期が、まさにこのパターンに該当します。



逆にデフレが続いている時には金利を引き下げて経済を活性化させ、インフレを誘導する政策が施されます。

これはまさに現在の日本のマイナス金利政策に当てはまります。



すなわち、金利が上昇してくれば景気後退が近づいているということになり、逆に金利が引き下げられている状況においては近い将来に経済が活性化され、景気が拡大していくことを意味しているのです。




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金利と株価の関係 米国の長期金利に着目



ここまでお話してきた通り、経済の景気循環の大きな鍵を握るのが『金利』です。

ではどの『金利』に着目すべきなのかというと、米国の長期金利に着目するのが良いでしょう。


米国の通貨であるドルは世界の基軸通貨であり、基本的に米国の経済が世界経済の中心を担っています。


したがって米国の金利に着目しておけば、ある程度、世界経済の行方を占うことができてしまうのです。

よく経済ニュースでFRBが利上げをするだの、利下げをするだのと盛んに報じられるのはこのためです。





金利低下は株価上昇の前兆

それでは『金利』がどうように経済に影響を及ぼしているのか、実例を見ていきましょう。

下図に日経平均株価と、米国長期金利(10年債利回り)の推移を示します。



日経平均株価

米国10年債利回り



着目すべきは、米国の長期金利の推移です。

米国金利もやはり定期的に上昇と下落を繰り返していますが、上図では赤丸で囲った箇所で計3回、金利が大きく低下した局面が見られます。


この金利低下の局面こそ、株価が上昇を始めるタイミングとなります。

先述したように、金利が低下すればマネーが流通しやすくなって経済が刺激され、基本的に景気は拡大する方向へと向かっていきます。



案の定、上図の赤丸で示した3回の局面ではいずれの場合においても、その直後に日経平均株価が大きく上昇しています。


これは世界経済の中心を担う米国の金利が低下すれば、世界経済が拡大へ向かうということを示した分かりやすい事例といえるでしょう。




金利上昇は株価下落の前兆

これとは逆に、金利が著しく上昇する局面においては、そろそろ株価がピークを迎えている可能性が高く、株価が暴落する直前である可能性が高いといえます。


直近では2018年に米国の長期金利が急上昇し、下図の赤印で示した局面においては金利の急激な上昇に対する警戒感が発端となり、直後から株価の急落が始まっていることが分かります。



日経平均株価

米国10年債利回り



この時の暴落はマーケットが金利の急上昇を警戒したことが発端であり、このような一連の動きは、過去の株価暴落の時とまったく同じ動きを示しています。



その時々で暴落の規模は違いますが、景気循環サイクルの仕組みとしては常に同じ原理を辿り、株価の暴落を招いています。




金利と株価 2019年は株を買うチャンス

なお直近の2019年に着目すると、米国の長期金利が大きく低下していることが分かります。


これは2018年に米国の金利上昇や、米中貿易摩擦などの影響で世界経済の減速が懸念されたことにより、2019年に入り金利が大きく低下してきているものです。



米国10年債利回り(2019年の金利低下)



既にFRBも利上げを中断しており、2019年にはついに政策金利の利下げが実行されました。


したがって米国の長期金利が大きく低下している2019年は、株を買う大きなチャンスとなるでしょう。

答えはまだ分かりませんが、2019年に投資をしておけば、2020年以降には世界中で株価が大きく上昇する可能性が高いといえます。





まとめ


以上により、今回は『金利と株価』の関係について解説させて頂きました。

ここまで解説してきました通り、株価の動向を予測するには、米国の長期金利に着目することが重要です。


繰り返しになりますが、経済における下図の循環サイクルを理解することがとても重要となりますので、最後にもう一度おさらいしておきましょう。



景気拡大 → インフレ → 金利上昇

↑           ↓

金利低下 ← デフレ ← 景気縮小



世界経済の行方は『金利』が鍵を握っているため、株価を予測するには、米国の長期金利に着目することが重要です。


金利が下がってくれば景気拡大、株価上昇のチャンスとなりますし、逆に金利が過度に上昇する局面においては景気減速、株価下落の可能性が高くなるといえます。


このように正しい知識を身につけた上で、『金利』に着目していけば、株価の動向をより高い精度で予測できるようになるでしょう。



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