【比較】コロナショックはリーマンショックに迫るのか?



はじめまして、投資家の関原大輔(@sekihara_d)です。


今回はコロナショックによる株価暴落の傾向について、リーマンショックと比較しながら解説していきたいと思います。



✅ ①株価の下落率

✅ ②恐怖指数VIX

✅ ③ドル/円の値動き

✅ ④米国の長期金利



株価の激しい下落が続いているため、不安になる方も多いですよね?


果たしてコロナショックによる株価暴落は、リーマンショックに匹敵する規模となるのでしょうか。


今回はそんな悩みに答えるべく、上記4点の項目について分析し、リーマンショックの時と比較しながら解説していきたいと思います。





【比較】コロナショックとリーマンショック



①株価の下落率

それではコロナショックとリーマンショックの比較として、まずは株価の下落率から見ていきましょう。


コロナショックとリーマンショックの、それぞれにおける株価下落のチャートを下図に示します。



リーマンショックの株価下落(NYダウ)



コロナショックの株価下落(NYダウ)




リーマンショックの下落率

リーマンショックでは2007年から2009年にかけて、約1年半かけて株価が下落しました。


下落率はおよそ50%。


1年半の間に株価が半分となってしまう、大暴落となりました。




コロナショックの下落率は?

一方で今回のコロナショックでは、株価の下落ペースが格段に速いのが特徴です。


2月下旬からたったの3週間で、NYダウ平均株価はなんと30%近くも下落してしまったのです。


コロナショックはまだ終わっていないため、最終的な下落率は定かでありませんが、下落ペースの面では、コロナショックの方が圧倒的に深刻な状況です。



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②恐怖指数VIX

株価暴落時における、市場の混乱の度合いを示す代表的な指標が、恐怖指数VIXです。


VIX指数は高ければ高いほど、市場の混乱の度合いが高いことを示します。


ここで、過去14年間における恐怖指数VIXのチャートを下図に示します。



恐怖指数VIXの長期チャート

(引用元:TradingView



2008年のリーマンショックの時と、今回のコロナショックの箇所だけ、VIXが異常なまでに上昇していることが分かります。


VIXは平常時では、概ね14~20くらいで推移します。


それが2008年のリーマンショックの時は、VIXが最高値で89まで上昇する異常事態となりました。



今回のコロナショックでも、VIXは一時82まで上昇しています。


これはリーマンショックのとき以来、実に12年ぶりのことです。


よって今回のコロナショックでは、まさにリーマンショックに迫るほどの混乱であることを示しています。



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③ドル/円の値動き

続いて為替の値動きについて比較してみましょう。


通常では市場がリスクオンになると、為替は「ドル安×円高」の方向へと進みます。


ドル/円の長期チャートを下図に示します。



ドル/円の長期チャート




リーマンショックの時のドル/円

2007年の時は123円台まで円安が進んでいたドル/円は、リーマンショックの影響で大暴落となりました。


そこから4年もかけてドル安が進み、2011年にはなんと75円台になるまで、ドル安が進んだのです。


123円から75円、リーマンショックではドル/円がなんと40%も下落するという、前代未聞の大暴落となりました。




コロナショックでドル/円は?

一方で今回のコロナショックでは、為替にはまだそれほど大きな影響がありません。


騒動の前は110円ほどで推移していたドル/円が、一時的には102円台にまで急落したものの、その後は再び値を戻しています。


先述したように株価は急激に下落していますが、為替の面では、リーマンショックの時のような大きな変動はありません。


この点については、リーマンショックとの大きな違いといえそうです。



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④米国の長期金利

最後に、米国の長期金利の推移についてみていきましょう。


いつの時代でも、「金利」はその時の経済状況を如実に反映しており、株価にも大きな影響を与えます。


ここで、米国10年債利回りの長期チャートを下図に示します。



米国10年債利回り




リーマンショックの時の金利動向

2007年のリーマンショック前までは、米国の長期金利は5.1%ほどもありました。


それがリーマンショックを機に、金利も大暴落となりました。


2007年から5年を費やし、2012年には金利が1.5%になるまで暴落してしまったのです。


5.1%から1.5%、リーマンショックでは経済の根本を揺るがすほどの、大きな影響がありました。




コロナショックで金利の動向は?

同様に今回のコロナショックでも、金利にはすぐに影響が表れました。


騒動の前は1.6%ほどであった長期金利は、コロナショックと同時にみるみる低下し、一時0.4%台にまで急落しました。


これは過去に類を見ず、史上最低の水準を大きく更新しました。


やはり市場がリスクオンになると、長期金利は大きく低下する傾向にあり、今回のコロナショックでも、リーマンショックと同じ傾向へと向かっています。



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まとめ


以上により、今回はコロナショックによる株価暴落の傾向について、リーマンショックと比較しながら解説させて頂きました。


ここまで比較してきた4つの項目について、最後にもう一度おさらいしておきましょう。



✅ ①株価の下落率

✅ ②恐怖指数VIX

✅ ③ドル/円の値動き

✅ ④米国の長期金利



総括すると、「③ドル/円の動き」を除けば、今回のコロナショックでは、どれもリーマンショックに近いほどのインパクトがありそうです。


まだドル/円がそれほど下落していないことが、リーマンショックとは異なる、唯一の救いです。


しかし逆を返せば、もし世界情勢がさらに悪化して急速にドル安が進んだ場合には、株価はさらなる暴落を引き起こすでしょう。



もしも東京五輪が延期・中止になるような事態が起これば、ドル安が加速し、株価はさらに暴落します。


コロナショックはその時はじめて、リーマンショック級の暴落となる可能性があるでしょう。



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