株式投資 絶対に負けない『長期×複利』投資法

はじめまして、投資家の関原大輔(@sekihara_d)です。

今回は株式投資で百戦負けなしの私が、特別に『絶対に負けない投資法』を大公開し解説していきたいと思います。

日本には1990年代のバブル崩壊のトラウマが依然根強く残っており、欧米と比べて株式投資をする慣習も極めて薄く、株式投資はリスクが高い、損をする、株はギャンブルだ、といったイメージを持たれている方も多く、金融資産の大半を預金する国民性のようなものがあります。

しかし、きちんと基礎を学んだ上で適切に投資することができれば、株式投資は決して危険ではありません。

それどころか、適切な運用方針を守ることさえできれば『絶対に負けない』投資法を確立することができます。

中途半端な知識だけで『投機』するのではなく、きちんと勉強して正しい知識を身につけ、きちんと自身のマインドを設定し『投資』する事さえできれば、株式投資は決して危険な投資ではないのです。

それでは早速、『絶対に負けない』投資法について解説していきます。

絶対に負けない投資法

✅国内株はできるだけ割安の高配当株に投資する

✅海外株にも投資し、世界中に分散する

✅常に複利を意識し、配当金は必ず再投資する

✅短期売買をせずに、必ず長期で運用する

主に下記の4つの項目について実践する事で『絶対に負けない』投資法を確立することができます。

以下に1つずつ詳しく解説していきます。

国内株はできるだけ割安の高配当株に投資する

国内株については、できるだけ割安で、できるだけ高配当の銘柄に投資しましょう。

まず割安感のある銘柄を探します。割高の銘柄を買ってしまうと、購入時が株価のピークになってしまう可能性もあるため、失敗するリスクが高まります。

割安感を計るにはPER、PBRを確認します。基準値は一概には決められませんが、日経平均のPBRは13倍前後、PERは1.2倍程度ですので、それよりも低ければ、ある程度は割安である事がいえると思います。

次に、できるだけ高配当の銘柄を探します。これも一概には決められませんが、配当利回りで概ね2%もあれば問題なく、3%以上になると割安の高配当株と呼んで良いと思います。

配当利回りは高いほど、後述する長期×複利の効果を発揮しやすいため有利となり『負けにくく』なります。

ただし、高成長を続けていく事が期待できる企業であれば、配当利回りが1%台であっても問題ありません。

なお探しても割安な高配当銘柄が見つからない時は、無理に買う必要はありません。

その場合には、探し方に問題があるか、もしくはマーケットが高騰していて市場全体が割高になっている場合も考えられるため、このような場合は買い時ではないという事になるので、無理に買う必要はありません。

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海外株にも投資し、世界中に資産を分散する

次に分散投資の観点で、海外株へも投資します。

リスク分散のため、米国、欧州、アジアと世界中へ分散させましょう。

日本株のみの保有ではリスク分散がゼロとなってしまうため『絶対に負けない』投資法を確立することはできません。

日本株のみの保有では何らかの避けられない事象によって日本経済に歪みが生じた時には、日本とともに心中するしかありません。

例えば1990年代に起きた国内の不動産バブル崩壊において、日本株しか保有していなかった場合には瀕死の状態に陥りますが、ポートフォリオを海外に分散させていれば、資金流出を防げたどころか、逆に米国株などは著しい上昇を続けています。

これが分散投資の重要性であり、お金の教養というものです。

海外株といっても難しいことは一切不要で、投資信託のインデックス投資でも問題ありません。

海外株の投資信託については私が厳選したおすすめファンドを別記事の『株式投資 投資信託おすすめ厳選5銘柄』にて紹介しておりますので、参考にして頂ければと思います。

また近年ではAI技術の進化により、国際分散投資の自動運用サービスも続々と出てきています。

なかでもおすすめなのが『ウェルスナビ』というサービスで、AIが国際分散投資を自動運用してくれるので、このようなサービスを使えば、ロボットにお任せという運用もできてしまいます。

忙しくて投資に時間を割けない人などには特におすすめです。

👉国際分散投資を自動運用【ウェルスナビ】

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常に複利を意識し、配当金は必ず再投資する

投資する銘柄とポートフォリオが構築できたら、次は保有株の運用方法についてです。

ここで紹介する『絶対に負けない』投資法は、『複利』を柱とする運用手法です。

複利とは、利子を再投資する事で翌年またそこに利子が付き、さらに翌年またそこに利子が付き、雪だるま式に元本を大きくする手法です。

複利の効果についてはあのアインシュタインが『人類最大の発明』『宇宙で最も偉大な力』とまで評した事で有名です。

株をしばらく保有していると国内株では年2回の配当金、投資信託では分配金という名目で定期的に利益の分配を受け取ることができますが、これを絶対に使ってはいけません。

配当金を使ってしまっては、せっかくの複利の効果を発揮させる事ができなくなってしまうため、『絶対に負けない』投資法を確立させることができません。

配当金は絶対原則として、必ず再投資することが重要となります。

再投資をする方法ですが、今では投資信託を使えば100円以上から1円単位で投資ができるため、投資信託への投入が手軽でおすすめです。

また少しでも複利の効果を高めるため『NISA』の活用をおすすめします。

NISAであれば配当金を非課税で受け取ることができるので、再投資できる額が大きくなり、複利の効果を一層高める効果があります。

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短期売買をせずに、必ず長期で運用する

前述の『複利』の効果を最大限に発現させるためには、必ず長期で運用する必要があります。

複利は運用期間が長くなればなるほど飛躍的に効果を発揮します。

下図および表に元本100万円を複利運用した場合の比較結果を示します。

前述したように株式投資では投資期間中、定期的に配当が貰えます。

配当は銘柄によりますが、高配当株を狙えば配当利回り3%以上の銘柄も多く存在します。

3%の配当株を20年運用すれば単利で60%、複利で80%殖える事になるので、万が一株価の大暴落が起きたとしても損失となる可能性はほとんどありません。

それどころか株価自体も長期的には上昇しますので、配当の複利効果を併用すれば元本を2~3倍に殖やす事も決して難しくありません。

100万円の複利運用効果(利率別)

私は株価の上昇と配当の複利を併せて、年利8%を目標に設定しています。

ここ数年は相場が上昇傾向でしたので、実績としては年利15%ほどの成果が出ています。

このまま年利8%の利率を維持できれば、元本が5年で1.5倍、10年で2倍となりますので、絶対に負けることはありません。

さらに長期で取り組むことにより20年で4倍、30年で10倍にまで資産が膨らみます。

初心者には年利8%はちょっと無理だとしても、年利4%であれば難易度は格段に下がります。

年利4%でも10年運用すれば元本が1.5倍となるので、よほどの事がない限り負けることはありません。

そして15年も運用すれば、元本が1.8倍となり『絶対に負けない』投資となるのです。

まとめ

以上により、『絶対に負けない』投資法について解説させて頂きました。

最後にもう一度ポイントをおさらいしておきましょう。

絶対に負けない投資法

✅国内株はできるだけ割安の高配当株に投資する

✅海外株にも投資し、世界中に分散する

✅常に複利を意識し、配当金は必ず再投資する

✅短期売買をせずに、必ず長期で運用する

配当金の再投資を繰り返し、複利の長期運用を続けることで、『絶対に負けない』手法を確立することができます。

そして銘柄選定をよほど誤らなければ株価も長期的には上昇を続け、元本を2倍、3倍へと殖やしてくれます。

また資本を世界中へ分散していれば、固有事象のリスクも回避することができ、安全に運用することができます。

株式投資で成果を上げるには、勉強と経験が必要となりますが、初心者の方は何から始めれば良いのか分からない方も多いと思います。

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