20代、30代でお金について真剣に勉強すると、人生が劇的に変わります。
そして始める時期は早ければ早いほど有利となり、人生の難易度を圧倒的に下げることができます。
私は資産運用を28歳で始めましたが、お金についてより真剣に勉強を始めたのは33歳になってからでした。 そこから私の人生が劇的に変わり、一気に加速を始めました。
それまでは普通の会社員として集団の中で忠実に生き、満員電車で家と会社を往復する毎日に何の疑問も持たずに生活していました。
今はどうかというと、会社員は続けていますが、思考、行動のあらゆる面で進化を遂げ、第2の人生が始まったといっても過言ではないほどの意識改革をもたらしました。
そのきっかけとなったのがお金についての勉強、いわゆる『お金の教養』です。
お金についての見識を深めることは極めて重要なのですが、日本では学校でも社会に出てからもお金の知識については誰も教えてくれません。
そういう国なのです。
政府は国民に余計な知恵を授けずに、ただ忠実に労働と納税を繰り返すサラリーマン型労働者を大量生産するよう教育してきたのです。
お金について学ぶには、自分で勉強するしかありません。
そこで今回は私の人生を劇的に変えた『お金の教養』とはどういうものなのか、少しだけ解説してみたいと思います。
お金の教養とは 20代、30代で学習したい項目
お金について学習したい項目は山のようにあり、例えば下記の項目などが挙げられるのですが、すべてを解説していたら一冊の本になるほどのボリュームとなってしまいますので、今回は抜粋して上部✅3つの項目について少しだけ解説してみたいと思います。
お金について学習したい項目
✅預金のリスクを知る
✅資産運用についての理解を深める
✅複数の収入源を構築する
✓ 金利についての理解を深める
✓ 税金についての理解を深める
預金のリスクを知る
まずお金の教養として最初に学びたいのが、預金のリスクを知ることです。
日本は世界でも稀に見るほどの預金大国で、多くの人が何の疑問も持たずに金融資産の大半を預金に廻します。
そして以前の私もそうでしたが、預金に潜むリスクを知りません。
はっきり申し上げて、預金は危険です。
現代の超低金利の金融情勢においては、預金では間違いなくお金は増えません。
そして増えないどころか、実質的には『減ってしまう』のです。
その理由は『物価の上昇』です。
将来的に物価が上昇すれば、預金しているお金の価値(購買力)は実質的には減ってしまうということです。
昔は100円で買えたジュースが、今では120〜150円もかかるようになりました。
これはすなわち、現金の価値(購買力)が20〜50%も下落したという事です。
昔に100万円を預金してとっておいたとしても、今では当時の70〜80万円分の価値しか持たないという事です。
これを俗にインフレと呼び、預金は大きなインフレリスクを伴います。
これはつまり、預金をすればするほど、どんどん貧しくなっていくということです。
お金を入れても入れても減って行くのですから、お金の教養のない人は働いても働いてもお金が貯まらない『ラットレース状態』に陥ってしまいます。
なお預金のリスクについては別記事の『投資をしないリスク【インフレの猛威に潜む預金のリスク】』でも詳しく解説しているので、あわせて参照ください。
資産運用についての理解を深める
預金のリスクについて理解できたら、次は資産運用についての理解を深める必要があります。
預金をやめて、資産運用を始めるのです。
お金を入れても入れても貯まらない『ラットレース』から抜け出すには、これしかありません。
お金持ちは皆、預金で資産を形成しているのではなく、投資、運用で資産を形成しているのです。
資産運用とは簡単にいうと、お金を使ってお金を増やす行為です。
自分が働かなくても代わりにお金が24時間働いてくれて、お金を稼いでくれるのです。その代表例が株式投資でしょう。
その他、不動産投資でも同様に不動産が24時間働いてくれて、家賃という形でお金を稼いでくれます。
これらはすべて自分が働くのではなく、資本に働いて貰う方法であり、いわゆる『不労所得』と呼ばれるものです。
また資産運用をすることで前述したインフレリスクも回避することができます。
なぜなら株式投資にしても不動産投資にしても、物価上昇の速度を上回るスピードで、投資資産の方が上昇していくためです。
すなわち、預金ではどんどんお金が減っていくのに対し、投資資産は逆にどんどん増えていくのです。
お金の教養を持つ者は皆、お金の増やし方を熟知しており、お金持ちにお金が集まる理由はここにあります。
この辺りの話は別記事の『お金の教養 なぜお金持ちにお金が集まるのか』でも詳しく解説しております。
複数の収入源を構築する
お金の教養のある人は、ベースとなる労働収入の他にサイドビジネスや不労所得を構築し、複数の収入源を確保します。
まずはじめに、収入源が本業の1本しかないことのリスクを理解する必要があります。
そして自らの持つ知識・技能・経験、そして資産をフルに活用し、サイドビジネスや不労所得を複数に渡り構築します。
ここで大事なのは、増やしていく収入源はいずれも労働型収入ではなく、主に不労所得を中心に増やしていきます。
お金の教養を学び、自らが働かずともお金を稼ぐことのできる仕組みを構築するのです。
ここで例えば、収入源が本業1本しかないサラリーマンと、本業+αで計4本の収入源を持つ投資家を比べる場合、生涯でどちらが多く稼ぐでしょうか。
またリスクの面ではどちらが安全でしょうか。
答えは言うまでもないですよね。
そうと分かれば、今すぐにでも始めるべきです。
忙しいからできない、というのは言い訳になりません。
狙いはあくまで不労所得の構築であり、自分が労働せずとも収入を生み出す仕組みを作る訳ですから、極端な話、家で寝ていても発生する収入源を構築するのです。
以下に具体例として私が実践しているサイドビジネスと不労所得の収入源についてご紹介します。
私がお金の教養を学んで始めた複数のビジネス
ここでは私がお金の教養を学んで始めた、複数の収入源の構築方法について紹介します。
ここで大事なポイントとなるのは、労働型収入ではなく、あくまでも不労所得を構築することです。
✅株式投資を始める
✅不動産投資を始める
✅アフィリエイトを始める
株式投資を始める
まず私は、株式投資を本格的に始めました。
それまでも株だけは少しやっていたので、これに関しては何の抵抗もなく始められました。
それまでは国内銘柄を少し保有していた程度でしたが、お金の勉強を始めてからは海外株の比率を高め、投資の規模も大きく拡大して本格的に始めました。
株式投資に関しては投資するお金さえ準備できれば誰にでもすぐに始められるため、投資のファーストステップとしてはおすすめです。
株主になるということは、企業へ自らの資本を出資して、それに対し配当という形で利益の分配を受けることから、いわゆる不労所得を得ることができます。
また配当だけでなく、株価の値上がり益についても不労所得といえるでしょう。
株式投資はすぐに成果の出るものではないですが、長期的に見れば資産を大きく拡大させることができるため、長期で正しい運用ができれば不労所得の役割を果たしてくれます。
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不動産投資を始める
しばらく株式投資に打ち込み、お金の教養についての勉強が一通り済んだ頃に、私は次のステップとして不動産投資の勉強を始めました。
不動産投資では投資購入した不動産があなたの代わりに24時間働いてくれて、家賃という形で不労所得を構築してくれる、いわば不労所得の代表格ともいえる手法です。
私は不動産投資について2ヶ月ほど集中して勉強した後、すぐにアパートを1棟購入してみました。
勉強も良いけど、百聞は一見にしかず、まずはとにかくやってみようと思い、すぐに行動に移しました。
思い立ったが吉日、行動あるのみです。
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アフィリエイトを始める
そして現在では4つ目の収入源として、このブログを立ち上げてアフィリエイトに取り組んでいます。
このブログサイトについても一度しっかりとサイトを立ち上げてしまえば、あとは私の代わりにブログサイトが24時間働き続けてくれて、広告報酬という形での不労所得を構築してくれます。
これらのビジネスは私が本業の就業中においても、株・不動産・ブログサイトが私の代わりに24時間働いてくれて、自動的に収益を生み出す仕組みとなっています。
お金の教養について勉強を始めて以降、このようにして既に4つの収入源を構築することができました。
そして現在では5つ目の収入源の構築を視野に入れ、目標に向かって活動を続けています。
🔹お金の教養 おすすめ本
まとめ
以上により、20代、30代で知っておきたい『お金の教養』について解説させて頂きました。
私自身、前述した通りお金の教養を学んだことにより、人生が劇的に変わりました。
お金の教養を知る前の本業収入しかなかった頃と比べると、今では見えている景色が全然違います。
思考、行動のあらゆる面で進化を遂げ、第2の人生が始まったといっても過言ではないほどの意識改革をもたらしました。
そのきっかけとなったのがお金についての勉強、いわゆる『お金の教養』なのです。
『お金の教養』について学ぶには書籍にて独学で勉強をするのも良いのですが、最初は何から始めれば良いのか分からない方も多いと思います。
そんな方は、一度無料セミナーに出てみるのも良いかもしれません。
なかでもファイナンシャルアカデミーが開催している『お金の教養講座』では、東京、横浜、名古屋、大阪の各校にて無料セミナーを実施しており、お金の教養や資産運用などについて学べますので、おすすめです。
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