はじめまして、投資家の関原大輔(@sekihara_d)です。
今回はお金の使い方について、『消費』と『浪費』と『投資』の違いについて解説してみたいと思います。
お金の『使い方』というのはとても大切なことで、ここをきちんとしておかないと、いつまで経ってもお金を貯めることができません。
なかなかお金を貯めることができないという人は、お金の使い方について、自分なりの判断基準を作ってみることをおすすめします。
お金を貯めることが苦手な人は、買い物で迷った時に何の判断基準も持っておらず、『欲しい=買う』という子供のような判断をしてしまうため、お金を貯めることができません。
そこで今回、判断基準としておすすめしたい方法が、『消費』と『浪費』と『投資』の違いについてです。
お金の使い方というのは主にこの3つの種類に分類されるのですが、お金を使う時には、ここをしっかりと意識することが大切です。
よって今回はこの『消費』と『浪費』と『投資』の違いについて解説してみたいと思います。
お金の使い方 消費、浪費、投資の違いとは
それではお金の使い方について、『消費』と『浪費』と『投資』の違いについて解説していきましょう。
お金の使い方というのは、主にこの3つの種類に分類されます。
お金を使う時には、この3つの違いをしっかりと意識することをおすすめします。
この『消費』と『浪費』と『投資』の違いは、一言で説明すると下記のようになります。
消費:食料品や住居費など、生活していく上で必要となる出費
浪費:趣味や贅沢品などへの出費で、お金を生まないもの。
投資:自分の成長や健康のため、もしくは将来にリターンを期待できるもの。
それではここから、この3つの特性について解説していきます。
お金の使い方① 消費
消費とは、食料品や生活雑貨、あるいは住居費や光熱費など、生活していく上で必要となる出費のことを指します。
判断基準としては、生活に必要なものかどうか、を基準に判断していきましょう。
この『消費』の部分に関する出費は削減できる類のものではないため、この分野の出費に関しては、特に対策を施す必要はありません。
お金の使い方② 浪費
浪費とは、趣味や贅沢品などへの出費を指します。
言い換えると、生活する上で無くても困らないものです。
そしてもう一つの判断基準ですが、浪費はお金を生まないもので、むしろあなたからお金を奪うものです。
例えば代表的な例が『車』です。
車は地方都市などで生活する上で必要な場合には『消費』になりますが、高級車を買うことは間違いなく『浪費』になります。
車はお金を一切生みません。
それどころか車は買った時だけでなく、保有している間もあなたから常にお金を奪っていきます。
駐車場代やガソリン代やその他維持費がかかるためです。
よって高級車を買うことは例外なく『浪費』になります。
その他、高級レストランでの食事や高級ホテル、高級な腕時計などの装飾品などはすべて贅沢品の部類となるため『浪費』になります。
これらはすべてお金を生まず、むしろあなたからお金を奪っていくものです。
お金の使い方③ 投資
最後に『投資』です。
投資とは自分の成長や健康のため、もしくは将来にリターンを期待できるものに、お金を投じる行為を指します。
投資の代表的な例といえば、株を買ったり、不動産を買って賃貸事業を始めることなどが挙げられます。
これらは将来へのリターンを期待できるため、もちろん投資になります。
その他にも、実は皆さんの身近なところに『投資』と呼べる出費はたくさんあります。
例えば勉強するために本を買うこと、これは『投資』です。
勉強することは自らを高め成長させることにつながり、かけがえのないリターンを期待できます。
その他ビジネスに活かせるスキルを磨いたり、資格を取るために塾や学校に通うことも『投資』になります。
習得したスキルや資格によって後に収入増加につながれば、これは立派な投資といえます。
その他にも、例えばゴルフのレッスンに通うことでも、接待ゴルフなどでビジネスに活かせるのであれば、これは浪費ではなく投資ということになります。
またフィットネスクラブへ通って運動することも実は『投資』といえます。
これは自分の健康のためにお金と時間を投資する行為であり、健康をお金で買う、という解釈をすることができます。
これは健康維持のための出費につき、浪費ではありません。
その他、自分の成長や健康につながるものであったり、将来にリターンを期待できる出費であれば、それらはすべて『投資』に分類することができます。
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お金の使い方 浪費を減らして投資を増やす
ここまで、『消費』と『浪費』と『投資』の違いについて解説してきました。
ここからは結論に入りますが、これから資産を作り、お金を増やしていきたい人は、『浪費』を減らして『投資』にお金を使うように心がけましょう。
買い物をする時に少しでも迷ったら、買おうとしている対象が『浪費』なのか『投資』なのかを、いま一度よく考えてみましょう。
『浪費』はあなたからお金を奪うもので、『投資』はあなたにリターンをもたらすものです。
例えば浪費癖のあるAさんにはどうしても欲しい車があり、ローンを組んで300万円の車を買ったとします。
しかし今回学んだ内容では『投資』にお金を使いたい訳ですから、一方のBさんは思い切って手持ちの300万円を株式へ投資したとします。
数年後、AさんとBさんのどちらが裕福になっているかは、誰の目にも明らかです。
車を買ったAさんはローンや維持費を払うために、保有している間ずっとお金を搾取され続けます。
一方のBさんは株を保有した訳ですから、定期的に配当金と株主優待をもらう立派な株主となります。
さらに優良な銘柄に投資できていれば、数年後には株価の上昇をも期待できます。
このように投資がうまくいけば、Bさんは資産をどんどん増やしていくのです。
このように浪費を好むAさんと、投資に目覚めたBさんとでは、ここから対照的な人生を歩むことになります。
浪費が続くAさんにはお金が貯まらず、投資を続けるBさんへはお金がどんどん流れ込んでいきます。
したがって、これから資産を作り、お金を増やしていきたい場合には、『浪費』を減らして『投資』を増やしていく必要があるのです。
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まとめ
以上により、今回はお金の使い方について、『消費』と『浪費』と『投資』の違いについて解説させて頂きました。
結論としては、資産を作り、お金を増やしていくのであれば『浪費』を減らして『投資』を増やしていくことが、資産を作る上で最も有効な方法といえます。
またここで重要となるのが、すべての出費を抑制する必要はない、ということです。
『浪費』は抑える必要がありますが、『投資』に対しては、むしろどんどんお金を使っていくべきなのです。
すべての出費を抑制していては、人は成長することもできず、決して豊かになることはできません。
よって『投資』に対しては、どんどんお金を使っていきましょう。
このようなお金についての勉強をすることは、あなたの人生において必ず役に立つ、貴重な教養となります。
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