株で貯金する方法とは 初心者向けにやさしく解説

はじめまして、投資家の関原大輔(@sekihara_d)です。

今回は『貯金をするなら株式投資をしよう』というテーマとして、株式投資を活用して貯金をする方法について解説してみたいと思います。

日本は1990年代のバブル崩壊のトラウマから依然抜け出せずにおり、株式投資はリスクが高く危険だ、というイメージが未だに根強く残っています。

しかし正しい運用さえできれば、株式投資は決して危険ではありません。それどころか、私は本気で預金の方がリスクが高いと考えています。

詳しくは後述しますが、ゼロ金利でお金がまったく増えない銀行預金をするくらいなら、株式投資をしてお金を増やしていく方がはるかに賢明です。

そこで今回は初心者の方でも安心して取り組める、株式投資を活用して貯金していく方法について解説していきたいと思います。

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貯金をするなら株式投資をするべき話

それでは、貯金をするなら株式投資をするべき理由について解説していきます。

投資をしない貯金のリスク

まず、銀行預金では金利がゼロに等しいため、お金を増やすことがまったくできません。

せっかくまとまったお金があっても、ただ銀行に預けておくだけでは、あまりにも無知で、あまりにもったいない行為です。銀行に預金することは、もはやボランティアで銀行へ無償でお金を貸しているのと同じことです。

銀行預金ではお金が増えないどころか、実質的にはどんどん目減りしてしまう、という事実をご存知でしょうか。その要因はインフレ、すなわち物価の上昇です。

現在政府は毎年2%の物価上昇を目標に掲げ、さまざまな政策を施しています。なかなか実現はしていませんが、それでも物価はじわじわと上昇してきています。

もし政府の目標通りに毎年2%の物価上昇が実現した場合には、預金は増えずに、物価だけが上昇していく訳ですから、預金の実質的な購買力は毎年2%ずつ目減りしていくことになります。預金はこのようなインフレのリスクを常に負っているのです。

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貯金の代わりに株式へ投資する

お金について賢明な人は預金などではなく、お金に働いてもらう術を知っています。お金を銀行に『プレゼント』するのではなく、お金を自分のために働かせることで、お金がお金を稼いでくれるのです。

その最もスタンダードな手法が『株式投資』です。

銀行預金の代わりに株式を保有することで、毎年定期的に平均2〜3%程度の配当金を受け取ることができますし、優良な銘柄に投資することさえできれば、長期的に株価の上昇をも期待できます。

株で貯金する方法 投資信託がおすすめ

それでは株式投資を活用して、貯金をする方法について解説していきましょう。

まず初心者の方であれば、はじめは投資信託を活用することをおすすめします。

投資信託とは、投資家から集めた資金を専門の機関(投資ファンド)が株式や債券などへ投資して運用し、その運用成果を投資家へ分配する仕組みの金融商品を指します。

出典元:楽天証券

初心者に投資信託がおすすめの理由

✅プロのファンドが分散投資してくれるのでリスクが少ない

✅少額から投資できる(100円以上から1円単位)

投資信託であれば投資家はお金を出資するだけで良く、あとの運用はすべてプロのファンドに任せることができます。

投資信託ではプロのファンドが複数の銘柄へ適切な配分に分散して投資してくれるため、素人の投資と違い、リスクを最小限に抑えることができます。

株で貯金 投資信託なら少額でも投資できる

投資信託をおすすめする最も大きなポイントは、少額からでも気軽に投資することができることです。

株式の個別銘柄に投資するには、少なくとも数万円以上の投資資金が必要となりますし、資金が少額の場合には投資できる銘柄も限られてしまいますが、ネット証券を利用した投資信託であれば、少額からでも手軽に投資することができます。

下図は大手ネット証券である楽天証券の案内になりますが、投資信託であれば、最低100円以上から1円単位で投資できるサービスが増えてきています。

出典元:楽天証券

株で貯金 投資信託おすすめファンド

ここで、初心者の方におすすめしたい投資信託のおすすめファンドを1つ紹介しておきます。

下図は私も実際に投資している米国株のインデックスファンド『SMTAMダウ・ジョーンズ インデックスファンド』の運用成績です。

ファンド名:SMTAMダウ・ジョーンズ インデックスファンド

種 別  :米国株式(為替ヘッジなし)

買付手数料:無料(ネット証券の場合)

最小投資額:100円以上1円単位(ネット証券の場合)

運用開始日:2009年4月30日

インデックスファンドとは、基本的に対象とする市場の平均値に連動するよう運用されるファンドの総称です。

よってこのファンドへ投資しておけば、米国株式の市場全体へまんべんなく分散して投資してくれることになります。

同ファンドは2009年より運用されており、ファンドの設立時から10年間運用していた場合のパフォーマンスは+300%ほどと、非常に高い運用成果が出ています。+300%とはつまり、投資額が4倍になったことを意味します。

米国は世界一の経済大国であり、株式市場も非常に安定して推移する傾向にあり、基本的に右肩上がりでの上昇を続けてくれるため、初心者にも安心でおすすめです。

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株で貯金を始めるには

ここまで、株式投資を活用して貯金する方法について解説してきました。

今回ご紹介したような投資信託での投資を始めるならネット証券が断然おすすめで、手数料も格段に安く、100円からの少額投資に対応できるのもネット証券だけの強みといえます。

ネット証券であれば自宅からでも職場からでもスマートフォンなどのインターネットから手軽に投資することができますし、初期費用などのリスクを負うこともなく手軽に始めることができるため、初心者にも安心でおすすめです。

利用登録もインターネットで手軽に申請でき、口座開設を含め初期費用はすべて無料なので、これを機会に無料登録をして、まずは100円からでも投資してみることをおすすめします。

証券会社は国内シェア1位のSBI証券か2位の楽天証券がおすすめで、私自身もこの2社を愛用しており、このいずれかを選んでおけば十分です。

この辺りについては別記事の『株式投資の始め方 🔰初心者でも安心の始め方を解説』でも詳しく解説していますので、あわせて参照ください。

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👉株式投資の始め方 🔰初心者でも安心の始め方を解説

まとめ

以上により、今回は株式投資を活用して貯金をする方法について解説させて頂きました。

預金ではお金が増えることは一切ありませんが、資産を株式で保有し、今回ご紹介した米国株のような安定した市場へ投資することができれば、運用額は右肩上がりでどんどん増えていきます。

あまり知られていませんが、お金の世界ではこのように投資をしない人はどんどん貧しくなり、投資をする人だけが資産を増やし続け、貧富の差がますます拡大していくのです。

よって少しでもお金を増やしていきたいという人は、まずは資産運用を始めてみましょう。

そして少しでも余ったお金があれば、銀行へ預金して眠らせるのではなく、どんどん投資信託へ投資して、お金に働いてもらいましょう。

初心者でも勉強しながら投資を続けていけば、徐々に投資が楽しくなり、気がつけばどんどんお金が増えていくようになります。よって皆さんも今すぐに勉強を始めて行動を起こし、人生を豊かにしていきましょう。

株式投資について学ぶには書籍にて独学で勉強をするのも良いのですが、最初は何から始めれば良いのか分からない方も多いと思います。

そんな方は、一度無料セミナーに出てみるのも良いかもしれません。

なかでもファイナンシャルアカデミーが開催している『お金の教養講座』では、東京、横浜、名古屋、大阪、京都、神戸の各校にて無料セミナーを実施しており、株式投資などの資産運用について無料で学ぶことができるので、おすすめです。

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