はじめまして、個人投資家の関原大輔(@sekihara_d)です。
今回は低リスクで投資できる、投資信託のおすすめファンドについて紹介していきたいと思います。
現在の超低金利の時代においては、預金ではお金がまったく増えないため、資産運用をすることが必須の時代になりつつあります。
資産運用で投資信託への投資を考えているものの、リスクは負いたくない、安全に投資がしたい、という方は多いと思います。
昨今では投資信託のファンドも、多種多様でさまざまな種類のファンドが販売されているので、低リスクで投資できるファンドもたくさんあります。
今回はそのようなファンドをお探しの方々に向けて、低リスクで投資できる、投資信託のおすすめファンドについて紹介していきたいと思います。
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低リスクの投資信託① 国内債券ファンド
それでは低リスクで投資できる、投資信託のおすすめファンドについて紹介していきましょう。
まずは最も低リスクで投資できる手法として、日本の債券へ投資して運用するファンドについて紹介していきます。
債券とは、国や企業などの発行体が、投資家から資金を借り入れるために発行する有価証券です。
投資家は、発行体に対してお金を貸す代わりに利子をもらう、というイメージです。
発行元:SBI証券
債券には国の発行する国債や、企業の発行する社債などがありますが、経験のない初心者の方にとっては、なかなか手が出しづらいと思われる方が多いと思います。
したがって債券へ投資するには、投資信託の活用が最も手軽でおすすめです。
ここで、投資信託を活用したおすすめの債券ファンドの一例を下記に示します。
ファンド名:三井住友・日本債券インデックス・ファンド
運用会社 :三井住友DSアセットマネジメント
種 別 :国内債券
買付手数料:無料(ネット証券)
最小投資額:100円以上1円単位
運用開始日:2002年1月4日
上図は私のおすすめする国内債券ファンドの運用成績です。
運用を開始した2002年以降、大きな下落はなく、少しずつですが安定的に上昇を続けてくれるのが特徴で、これまでの平均利回りは1.6%ほどで運用されてきています。
債券は株式に比べてリターンは小さいですが、暴落するリスクも小さいことが大きなメリットです。
2008年のリーマンショックの暴落の時でさえ、大きな下落もなく元本+αを維持したまま通過しています。
その後も順調に上昇を続け、2016年には元本が+30%にまで上昇しています。
このように債券はマーケットから受ける影響を少なくできることが特徴で、いつ解約しても元本割れしづらく、安心感があるのが強みといえます。
これだけ安定しているのであれば、預金代わりに手軽に投資しても良いでしょう。
よって運用に安心感を求める人や、元本保証型を好むような方であれば、株式よりも債券系のファンドを選ぶのがおすすめです。
低リスクの投資信託② 海外債券ファンド
最も低リスクで運用できる手法は、先に紹介した国内債券への投資となりますが、国内債券はリスクが低い代わりに、リターンも小さいことがデメリットとなります。
そこでもう少しリスクを取っても良いので、もう少し高いリターンを目指したいという方には、海外の債券もおすすめです。
ファンド名:三井住友・DC外国債券インデックスファンド
運用会社 :三井住友DSアセットマネジメント
種 別 :先進国債券
買付手数料:無料(ネット証券)
最小投資額:100円以上1円単位
運用開始日:2002年4月1日
上図はさまざまな先進国の債券へ投資する、海外債券ファンドの運用実績になります。
さすがに2008年のリーマンショックの時だけはやや下落してしまいましたが、それでも元本割れを起こすことなく通過しています。
その後は順調に回復し、債券らしい安定した上昇を続け、2014年には元本が+100%にまで上昇しています。
つまり12年間投資をして、元本が2倍になったということです。
よって長期投資でじっくりと構えておけば、低リスクで高いパフォーマンスを発揮してくれる投資先といえそうです。
低リスクの投資信託③ 株式系ファンド
最後に最も大きなリターンを狙うことのできる、株式系ファンドについて見ていきましょう。
下図は投資対象の100%を国内株式へ投資する、株式系ファンドの運用実績になります。
ファンド名:フィデリティ・日本バリュー・ファンド
運用会社 :フィデリティ投信
種 別 :国内株式
買付手数料:無料(ネット証券)
最小投資額:100円以上1円単位
運用開始日:2002年2月28日
投資の100%を株式で運用しているため、さすがに2008年のリーマンショックの時だけは大きな下落に見舞われましたが、それでも元本割れを起こすことなく通過しています。
その後は順調に右肩上がりでの上昇を続け、2018年にはとうとう元本が+300%にまで到達しています。
これは16年間運用した結果、元本が4倍になったということです。
ファンドが設立された2002年から運用していた場合、元本は4年間で2倍、13年間で3倍、16年間で4倍と、大幅な上昇を続けています。
株式系ファンドではこのように、市場の暴落時には大きく下落するリスクを伴いますが、それでも当ファンドならリーマンショックの時でさえも、元本割れを起こさずに通過しています。
そして長期投資のスタンスを維持し、辛抱強く運用を続けていれば、多額の利益を生み出してくれた良い事例といえるでしょう。
投資信託を低リスクで始めるには
気になる投資の始め方ですが、今回ご紹介したような投資信託への投資を低リスクで始める方法としては、ネット証券の活用がおすすめです。
ネット証券であれば少額からでも投資できる点が大きな強みで、投資信託なら100円からでも手軽に投資することができます。
出典元:楽天証券
ネット証券であれば、いつでも、どこからでもスマートフォンなどからのインターネットで手軽に投資することができます。
さらに手数料も格段に安く、投資信託なら100円からでもクリックだけで手軽に投資することができるので、初心者にも安心でおすすめです。
利用登録もインターネットで手軽に申請でき、口座開設を含め初期費用もすべて無料なので、これを機に無料登録をして、まずは100円からでも投資してみることをおすすめします。
証券会社は国内シェア1位のSBI証券か2位の楽天証券がおすすめで、私自身もこの2社を愛用しており、このいずれかを選んでおけば十分です。
この辺りについては別記事の『初めての株式投資 初心者向けの始め方をやさしく解説』にて詳しく解説していますので、あわせて参照ください。
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まとめ
以上により、今回は低リスクで投資できる、投資信託のおすすめファンドについて紹介させて頂きました。
ここでは性質の異なる3つの投資ファンドについて紹介させて頂きました。
最後にこれらのファンドの特性を踏まえ、低リスクで投資するポイントについてまとめておきましょう。
投資信託を低リスクで運用するポイント
✅リスクを最大限に抑えるなら国内債券
✅5年以上運用できるなら海外債券もあり
✅10年以上運用するなら株式系がおすすめ
言うまでもなく、リスクを最大限に抑えるのであれば、国内債券で運用するファンドがおすすめです。
一方で5年以上を運用に費やせるのであれば、低リスク低リターンの国内債券ではもったいないため、もう少しだけリスクを取って、海外債券へ投資するファンドもおすすめです。
さらに長期で10年以上を運用できるのであれば、思い切って株式系のファンドへ投資する手法がおすすめです。
リスクは『国内債券 ⇒ 海外債券 ⇒ 株式系』の順で高まりますが、長期投資で時間を味方につけることができれば、リスクを格段に抑えることができます。
よって長期投資であれば、たとえ株式系への投資でも低リスクで運用することができ、かつ大きなリターンを狙うことができるのです。
資産運用で成果を上げるには、このような知識や経験が必要となります。
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