【株高は短期的】ゴールド・米国債へシフトする理由

【株高は短期的】ゴールド・米国債へシフトする理由

 

こんにちは、投資家の関原大輔@sekihara_d)です。

今回は、私が「ゴールド・米国債」へシフトしている理由について解説します。

 

 

🔳金利が下がれば、ゴールド・債券価格は上昇する

✅米国金利は、これから低下方向へ

✅金利が下がれば、ゴールドは上昇

✅金利が下がれば、債券価格も上昇

 

🔳ゴールド・米国債は、利下げ期に上昇する

✅ゴールドは、利下げ期に高騰する

✅これからは、もう利下げしかない

✅秋からは、連続的な利下げが続く

✅2024年は、本格的な利下げの年

✅投資する際は、為替ヘッジが必須

✅株価は、秋から本格的に暴落する

 

【重要】金利が低下すれば、ゴールド・債券価格は上昇を続けます。

銀行破綻の連鎖をきっかけに、米国の利上げ停止が目前に迫ってきました。

秋以降の「利下げ」へ向け金利が下がれば、ゴールド・債券価格は上昇へ向かいます。

今回は、私がゴールド・米国債へシフトしている理由について解説したいと思います。

 

金利が下がれば、ゴールド・債券価格は上昇する

金利が下がれば、ゴールド・債券価格は上昇する

 

それでは、今後の「ゴールド・米国債の優位性」について解説していきましょう。

まずはゴールド・米国債が優位となる根拠について解説していきます。

 

米国金利は、これから低下方向へ

FRBによる政策金利の利上げは、まもなく終わりを迎えます。

下図にFedWatchにおける、4月8日時点での政策金利の見通しを示します。

 

政策金利の見通し

 

残す利上げは、5月を最後に「あと1回だけ」という見方が有力です。

これまでは「利上げ停止」の見方もあったくらいなので、多くてもあと1回で終わるでしょう。

つまり米国の政策金利は「利上げ停止」が目前で、市場ではすでに織り込まれています。

よって今後の米国金利は、低下方向へ向かうことになります。

 

金利が下がれば、ゴールドは上昇

ここで大前提として、米国金利が下がれば、ゴールドは上昇します。

下図に直近9ヶ月における、ゴールドと米国金利の関係を示します。

 

ゴールドと米国金利の関係

ゴールドと米国金利の関係

 

基本的にゴールドと米国金利は、逆相関にあることが分かります。

ゴールドには金利が付かないので、債券利回り(米金利)が低下すれば、相対的にゴールドは買われます。

直近では3月の銀行破綻の連鎖を受け、米金利の低下が急速に進みました。

この影響でゴールドは$2,000を突破し、13か月ぶりの高値まで高騰しています。

 

金利が下がれば、債券価格も上昇

また当然ですが、金利が下がれば、債券価格も上昇します。

ゴールドと同じく、金利と債券価格も「逆相関」の関係にあります。

下図に直近1ヶ月における、債券価格(10年債)の推移を示します。

 

債券価格の推移(米国10年債)

債券価格の推移(米国10年債)

 

ゴールドと同じく3月の金融不安を受け、米国債が大量に買われました。

世界中のマネーが、安全資産である米国債へ集中したのです。

直近1ヶ月で、債券価格(10年債)は一時6%ほども上昇しています。

 

ゴールド・米国債は、利下げ期に上昇する

ゴールド・米国債は、利下げ期に上昇する

 

ここまで、ゴールド・米国債が優位となる理由について解説しました。

そしてゴールド・米国債は、これからさらに強さを発揮します。

ゴールドと債券価格は、利下げ期に上昇するためです。

 

ゴールドは、利下げ期に高騰する

これまでの実績でも、ゴールドは「利下げ期」に上昇することが分かっています。

下図に2000年以降における、ゴールドと政策金利の関係を示します。

過去の歴史では「利下げ期」に、株価の大暴落が発生しています。

着色した箇所で、ITバブル崩壊、リーマンショック、コロナショックの3回です。

 

ゴールドと政策金利の関係

ゴールドと政策金利の関係

 

そしてこの「利下げ期」に強さを発揮するのが、ゴールドです。

ゴールドは、上図の「利下げ期」のすべてにおいて上昇しています。

この時の株価は、大暴落しているにも関わらずです。

このような景気後退期においては、世界のマネーが安全資産であるゴールドへ集まります。

 

これからは、もう利下げしかない

これまでは1年間に渡り利上げが続きましたが、それもようやく終焉。

利上げさえ停止されれば、今後は利下げへ向かう方向しかありません。

早ければ秋、遅くとも2024年には、利下げが始まることが確実です。

 

秋からは、連続的な利下げが続く

すでに債券市場では、秋からの連続的な利下げが織り込まれています。

ここでもう一度、FedWatchにおける政策金利の見通しを示します。

下図の通り、早ければ7月から利下げが始まる見通しです。

そして11月からは、連続的な利下げが予想されています。

 

政策金利の見通し

 

2024年は、本格的な利下げの年

そしてさらに確実視されているのが、2024年の連続利下げです。

利下げがいつ開始されるかは不明ですが、遅かれ早かれ2024年の利下げは確実。

これは市場予想はもちろん、FRBが公表している見通しとも一致します。

2024年の連続利下げはかなり有力のため、そこへ向けて早めに備えることが重要です。

 

投資する際は、為替ヘッジが必須

ゴールドおよび米国債へ投資する際は、為替ヘッジ付きとすることが必須です。

米国金利が低下すれば、円高ドル安方向へ向かうためです。

よってドル建てで為替リスクを負ってしまっては、利益は出ません。

為替ヘッジを付けて投資するには、投資信託を活用すれば簡単です。

 

株価は、秋から本格的に暴落する

そして肝心の米国株ですが、秋以降には大暴落が始まると予想します。

いつの時代も、リセッションと大暴落は「利下げ期」に起きているためです。

これついて解説すると長くなってしまうので、この件はまた後日に解説しようと思います。

今はともかく、この先に確実に訪れる「利下げ期」へ向けて、早めに準備を整えることが大切です。

 

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