株主優待のおすすめ銘柄4選【プライベートが充実】

 

はじめまして、投資家の関原大輔@sekihara_d)です。

今回は株主優待のおすすめ銘柄について、プライベートが充実する4つの優待について紹介していきたいと思います。

 

 

株主優待とは、企業が株主に対して配当金とは別に、自社のサービスを優遇して受けてくれるようにする制度です。

例えばオリエンタルランドではディズニーランドの1デーパスポートを、マクドナルド、すかいらーく等の飲食業では飲食優待券を配布し、株主を優遇してくれます。

これは預金にはない、大きな魅力の一つです。

 

 

優待制度が充実している企業では、換算してみるとかなり高い還元率となる銘柄も数多くあるので、賢く活用することで、生活に役立てることができます。

今回は株主優待のおすすめ銘柄について、プライベートが充実する4つの優待について紹介していきたいと思います。

 

株主優待おすすめ銘柄① 東急不動産HD

 

はじめに2013年10月に設立・上場した東急不動産ホールディングス(3289)についてご紹介します。

設立・上場して7年目なので、まだ株価が安定していませんが、業績は堅調で利益も配当も増加傾向にあるため、これから株価も上昇してくるものと思われます。

 

東急不動産HD おすすめポイント

  • グループホテルの優待を受けれる
  • 少額でも投資ができる
  • 株価が割安で、配当利回りも高い

 

東急不動産HD(3289) 5年チャート

 

株主優待でグループホテルの優待を受けられる

東急不動産の株主優待券

 

株主優待を利用し、東急グループのホテルにお得に宿泊することができます。

グループホテルはリゾートホテルとして各地に展開する『ホテルハーヴェスト』や、都市型ホテルブランドの『東急ステイ』などが主力です。

私はいずれのホテルにもリピーターとして何度も宿泊しているのですが、非常にクオリティと満足度が高いのが印象的です。

ホテルハーヴェスト』の方は本州の各リゾート地に15箇所ほども施設があり、温泉や屋内プール等の施設も充実しており、家族旅行に適しています。

 

ホテルハーヴェスト客室イメージ

ホテルハーヴェスト客室イメージ

 

東急ステイ客室イメージ

東急ステイ客室イメージ

 

東急ステイ』の方は全国で23箇所ほども有り、こちらは都市部の利便性の高いエリアに立地しているので、ビジネス出張の際に利用しています。

東急ステイは規模をさらに拡大しており、2018年には東京、札幌、博多、京都の計6箇所でホテルを新設し、急成長中で将来が大いに期待されます。

私は利用して満足度が高かったので、他の利用者でも同様の評判が上がりリピーターが増え、成長する可能性が高いです。

このように自らが消費者の立場として得た直感は、投資判断の材料として大事にしたいと考えています。

 

少額でも投資ができる

2020年5月時点で同社の株価は510円前後のため、100株で最低51,000円程度から同社の株を買うことができます。

これは株式銘柄としては比較的少額で投資できる銘柄なので、初心者にも投資しやすく、安心でおすすめです。

 

株価が割安で、配当利回りも高い

設立・上場して7年目なので、まだ株価が安定していませんが、業績は堅調で利益も配当も増加傾向にあるため、これから株価も上昇してくるものと思われます。

2020年5月時点でのPERは約9倍、PBRも0.7倍に満たないので、かなり割安な状況といえます。

また配当利回りも約3.0%と、まずまず高い水準です。

 

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株主優待おすすめ銘柄② AOKIホールディングス

 

続いて紳士服販売を主業とするAOKIホールディングス(8214)です。

同社の株価はリーマンショック後から2013年にかけて、株価が3倍以上にまで大きく上昇しました。

現在ではコロナショックの影響で再び下落しており、かなり割安となってきています。

 

AOKIホールディングス おすすめポイント

  • 株主優待で全商品がすべて20%OFF
  • 株価が割安で、配当利回りが高い

 

AOKIホールディングス 20年チャート

 

株主優待で全商品がすべて20%OFFに!

 

AOKIの株主優待券は、普段スーツを着用する職業すべての人にとって、大きな魅力です。

これはAOKIの全店舗全商品がすべて20%OFFで買い物ができるもので、これが100株を保有するだけで、年間10枚も貰えます。

スーツを着る職業の場合、細かいものまで含めると身なりにはかなりのお金がかかっているものです。

具体的にはスーツのみならずワイシャツ、ネクタイ、靴下、ベルト、アンダーシャツ、くつ、かばん、コートと枚挙に暇がなく、これらが季節に応じてさらに増えていきます。

 

 

私はこれらの商品をすべて、AOKIで20%OFFの優待価格で購入しています。

消耗品も多いため購入頻度は高く、年間5〜10万円は買っているので、株主優待だけで年間1〜2万円はお得になっています。

これを利回りに換算してみると、2020年5月時点では100株を65,000円ほどで買うことができるので、株主優待単体での利回りは15〜30%ほどにもなります。

これに加えて3%の配当金も貰えるので、合わせた利回りは18〜33%ほどにもなります。

 

 

ずっとAOKIで買い続けることにより、ポイントが貯まる効果も得られるため、あちこちのお店で買うよりも賢明です。

よって普段スーツを着る人には、大変おすすめの銘柄になります。

 

株価が割安で、配当利回りが高い

コロナショックの影響で株価が下落しており、2020年5月現在、PERは12倍、PBRは0.4倍にも満たない水準です。

予想配当利回りも約7%と、かなりの高配当となっており、株価はかなり割安な水準にあります。

 

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株主優待おすすめ銘柄③ ANAホールディングス

 

言わずと知れた、航空業のANAホールディングス(9202)です。

こちらもリーマンショック後には、株価が一時3倍近くにまで上昇しました。

現在ではコロナショックの影響で再び大きく下落しており、お買い得の銘柄といえそうです。

 

ANAホールディングス おすすめポイント

  • 株主優待が充実
  • 株価が割安
  • 将来性が高い

 

ANAホールディングス 20年チャート

 

株主優待で国内運賃が半額、グループホテルも優待

株主優待として、国内線優待券とグループホテルの優待券が貰えます。

国内線優待では全線にて普通運賃の半額で搭乗することができるので、飛行機の利用頻度が高い人には、おすすめです。

またこの優待券は人気が高く、金券ショップに持ち込めば買い取ってくれるので、飛行機に乗らない人にも、おすすめです。

 

 

グループホテルの優待券では「ANAクラウンプラザホテル」をはじめ、全国各地のグループホテルでの宿泊と、レストランの割引優待を受けることができます。

グループホテルの数は北海道から沖縄に至るまで全国で約33箇所もあるので、旅行、出張ともに幅広く活用することができます。

 

株価が割安

現在ではコロナショックの影響で株価が大きく下落しており、2020年5月時点でのPBRは0.7倍と、かなり割安となっています。

予想配当利回りも3.3%まで高まっており、お買い得の状況といえそうです。

 

将来性が高い

これから東京五輪を控えていることと、2020年以降の見通しも含め、同社はさらに業績を伸ばすと思われます。

外国人観光客は年々増加を続け、現在年間3,000万人ですが、政府は2030年までに、6,000万人にまで激増させる方針です。

現在でも人気の都市ではホテルが不足している状況なので、今後もますます航空・ホテルの需要は高まります。

2020年はコロナショックの影響でやや足踏みとなりましたが、終息すれば再び復調するのは必至で、今後の株価上昇にも大いに期待がもたれます。

 

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株主優待おすすめ銘柄④ ヤマダ電機

 

最後に、家電量販店のヤマダ電機(9831)についてご紹介します。

近所にヤマダ電機がある方や、電化製品が好きな方には特におすすめの銘柄になります。

 

ヤマダ電機 おすすめポイント

  • 株主優待でお買物優待券が貰える
  • 少額でも投資ができる
  • 株価が割安で、配当利回りも高い

 

ヤマダ電機(9831) 20年チャート

 

株主優待でお買物優待券が貰える

株主優待として、ヤマダ電機で使えるお買物優待券が貰えます。

優待券は株式の保有量や保有期間に応じて、貰える量が変わります。

21年7月現在、ヤマダ電機の株価は500円前後ですので、100株で最低50,000円程度から株を購入することができます。

この100株の投資で貰える優待券は、年間で1,500円分になります。

 

ヤマダ電機の株主優待券

 

この1,500円分の株主優待券を年利に換算すると、3%もの高い還元率となります。

ここに配当利回りも加算すれば、株主優待と配当金で年利6%を超える、高い還元を受けることができます。

 

少額で投資できる

既に前述しましたが、21年7月時点で同社の株は、100株で最低50,000円程度から買うことができます。

これは株式銘柄としては比較的少額で投資できる銘柄なので、初心者にも投資しやすく、安心でおすすめです。

 

株価が割安で、配当利回りも高い

現在はコロナショックの影響で株価が下落しており、PBRは0.7倍ほどの割安な水準にあります。

配当利回りも2.6%とまずまず高く、おすすめの銘柄といえます。

 

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まとめ

以上により、今回は株主優待のおすすめ銘柄について、プライベートが充実する4つの優待について紹介させて頂きました。

最もコストパフォーマンスが高まる方法は、自分がよく利用するサービスの企業の株主になり、「株主優待+配当」の高い還元を受けることです。

今回の事例でいえば、AOKIやヤマダ電機などで割引優待を利用することで、配当金と合わせて年利13%を超える、高い還元を得ることができます。

皆さまも是非、自分のよく利用するサービスの優良銘柄へ投資し、私生活を豊かにしていきましょう。

 

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