オリエンタルランドの株を買ってはいけない理由



はじめまして、投資家の関原大輔@sekihara_d)です。


今回は「オリエンタルランドの株を買ってはいけない理由」について解説していきたいと思います。



数ある株式銘柄の中でもオリエンタルランドの人気は非常に高く、多くの個人投資家から人気を集めています。


特に株主優待でディズニーランドの1デーパスポートを貰えることもあり、孫のために投資する年配の個人投資家などからも、人気を集めています。



しかし、オリエンタルランドの株は既に多くの個人投資家に買われすぎており、かなり割高な状況です。


株式投資に詳しくない個人投資家が何も考えずに投資をすると、大きな損失を出してしまう可能性もあります。


今回は株式投資の初心者が「オリエンタルランドの株を買ってはいけない理由」について解説していきたいと思います。




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オリエンタルランドの株は超割高



それでは、オリエンタルランドの株を買ってはいけない理由について解説していきましょう。


まず、オリエンタルランドの株価は既にかなり割高な水準にあります。


オリエンタルランド(4661) 20年チャート



上図はオリエンタルランドの20年間の株価推移になります。


リーマンショックが明けて安倍政権が発足した2012年頃から急激な上昇を始め、たったの7年間で株価は8倍にまで急上昇しています。




この株価の急上昇は、果たして妥当なのか?

この株価の異常なまでの急上昇は、果たして妥当なものなのでしょうか。


答えは『ノー』です。


下記はオリエンタルランドのPER、PBR、配当利回りについて、日経平均の数値と比較したものです。



          日経平均  オリエンタルランド

PER (倍)    22.0     75.0

PBR (倍)      1.1       5.7

配当利回り(%)     2.0       0.3


株価の指標(2020年9月時点)



同社の実績PERは、日経平均の22倍に対し75倍と、非常に高い水準です。


さらに21年3月期は収益悪化が避けられず、予想PERは100倍を超える事態となっています。



またPBRについても日経平均の1.1倍に対し5.7倍と、かなり高い水準です。


これらはつまり、オリエンタルランドの株価は通常の水準と比べ、3~6倍ほども割高な状況にあることを示しています。




配当利回りはわずか0.3%

また配当利回りについても同様で、日経平均の2.0%に対し、オリエンタルランドは0.3%しかなく、株式の配当とは思えないほどの低水準となっています。


これは配当が低いだけではなく、単純に株価が割高な状況にあることを示しています。


株価が高すぎて、配当利回りが0.3%にまで低下してしまったのです。



これでは高いリスクを負って株式を買っても、リスクに見合うリターンが期待できません。


なお、このような株価の妥当性を見る方法やPER、PBRの見方については下記の別記事にて詳しく解説していますので、あわせて参照ください。



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オリエンタルランドの株は購入金額が高くハイリスク



オリエンタルランドの株価は、ここ数年であまりにも大きく上昇したため、最低購入金額がとても高額な状態となっています。


2020年9月時点での最低購入金額は、すでに140万円前後に達しており、かなりの高額銘柄となっています。


それでも富裕層などが同社の株を買っているのですが、投資額が大きくなるということは、それだけリスクも高まります。




株価が割高なので、リスクが高い

先述したようにオリエンタルランドの株価は通常の水準の3~6倍程度にまで上昇しています。


よっていつ暴落してもおかしくなく、株価が現在の半値になってしまっても、何も不思議ではありません。



もし株価が半値になってしまった場合には、最低金額の140万円の場合でも、70万円もの損失を出してしまう可能性があります。


優待目的でオリエンタルランド株を買っても、70万円もの損失を出してしまっては、元も子もありません。


このようにオリエンタルランドの株は購入金額が高いため、リスクの高い投資先といえるでしょう。



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オリエンタルランドの株主優待は全く得ではない



オリエンタルランド株の目玉である1デーパスポートの株主優待券ですが、冷静に分析してみれば、まったくお得ではありません。


ディズニーランドの1デーパスポートの金額は8,200円であり、これを優待して貰うがために、140万円もの投資をして株を買うことになります。



株主優待の実質利回りは?

この株主優待制度を2020年9月時点で利回りに換算すると、たかが0.6%でしかありません。


140万円を投資して、リターンが8,200円でしかないということは、つまり還元率が0.6%しかない、ということです。


これではお得でも何でもなく、配当利回りの0.3%と合わせても、株主への還元率は0.9%でしかありません。



日経平均銘柄における配当利回りの平均値は約2.0%なので、これに比べると、かなり見劣りすることが分かります。


よって結論をいうと、無理をしてオリエンタルランドの株式を買わずとも、他の一般的な銘柄を買った方が「はるかにお得」ということになります。



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オリエンタルランド株 業績も既に頭打ち



直近7年間で株価が8倍にまで爆上げしているオリエンタルランドですが、果たして今後の業績は、それに見合う成長が期待できるのでしょうか。


ここで売上や利益の実績、見通しについてみていきましょう。


オリエンタルランドの業績と見通し



これを見ると、売上、利益ともに19年3月期がピークとなっており、その後は21年3月期までは停滞することが予想されています。


特にコロナによる休園の影響や、インバウンドの減少は避けられず、株価の上昇は完全に止まっています。




今後の見通しは厳しいか?

長期的にみれば、これから少子高齢化が進み、若年層の人口はどんどん減少するため、オリエンタルランドの将来性は、それほど明るくはないと考えます。


少なくとも、直近7年で株価が8倍になった勢いは感じられないため、勢いが止まることは必至です。


特にコロナの影響で、業績の成長は完全に止まったことから、今後の動向には引き続き注視する必要がありそうです。




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まとめ


以上により、今回は「オリエンタルランドの株を買ってはいけない理由」について解説させて頂きました。


ここ数年で大人気の銘柄へと成長したオリエンタルランドですが、現在ではかなり割高な状況にあり、危険な水準にあることを解説してきました。


もし株価が適正な水準にまで下落してしまうことがあれば、株価が現在の半値以下となっても、まったく不思議ではありません。



安易に有名な銘柄に惹かれて投資をしてしまうと、大きな損失を出してしまう可能性もあります。


よって初心者の方は、十分注意して投資をするよう心掛けましょう。



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