コロナショックで投資信託は大丈夫?影響と見通しを解説

はじめまして、投資家の関原大輔@sekihara_d)です。

今回はコロナショックがもたらす投資信託への影響と、今後の見通しについて解説していきたいと思います。

コロナショックの影響で景気が悪くなっているため、投資信託のパフォーマンスが気になる方も多いですよね?

たしかに今回のコロナショックの影響で、世界中の株価は大きく下落してしまいました。

それに伴い、投資信託のパフォーマンスも大きく低下しています。

でも、大丈夫。

このような株価の下落は一時的なので、1~2年後には必ず回復します。

特に積み立ての人は過度に心配せずに、淡々と積み立てを継続することが大切です。

今回はコロナショックがもたらす投資信託への影響と、今後の見通しについて解説していきたいと思います。

コロナショックによる投資信託への影響は?

それではまず、コロナショックの影響が、投資信託のパフォーマンスにどの程度影響しているのかを見てみましょう。

米国株式ファンド(積立ランキング1位)

ファンド名:eMAXISSlim 米国株式(S&P500)

運用会社 :三菱UFJ国際投信

種 別  :米国株式(為替ヘッジ無し)

買付手数料:無料  (ネット証券の場合)

管理費用 :0.0968%(ネット証券の場合)

最小投資額:100円以上1円単位(ネット証券の場合)

運用開始日:2018年7月3日

当ファンドは、投資信託の積立設定ランキングで1位(楽天証券)となっている、米国株式のインデックスファンドです。

上図によると、コロナショックの影響で2月下旬よりパフォーマンスが大きく低下し、一時は35%ほども下落したことが分かります。

しかし3月下旬からは息を吹き返し、すでに下落幅の半分ほどは値を戻しています。

まだコロナショック前の水準までは至りませんが、少しずつ回復してきていることが分かります。

国内株式ファンド(買付ランキング7位)

ファンド名:ニッセイ日経225インデックスファンド

運用会社 :ニッセイアセットマネジメント

種 別  :国内株式

買付手数料:無料   (ネット証券の場合)

管理費用 :0.275%(ネット証券の場合)

最小投資額:100円以上1円単位(ネット証券の場合)

運用開始日:2004年1月28日

続いて当ファンドは国内株式のインデックスファンドで、買付ランキングで7位(楽天証券)となっている人気ファンドです。

こちらも先ほどのファンドとほぼ同じで、一時は30%近くも下落したものの、3月下旬からは息を吹き返し、やはり下落幅の半分近くまで値を戻しています。

このように、多くのファンドで一時は30~35%ほども下落してしまいましたが、その後は値を戻し、現在では下落前の15~20%ほどのマイナスで推移しています。

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コロナショック後の投資信託 今後の見通しは?

それでは、投資信託の今後の見通しについてはどうなのでしょうか。

【結論】長期でコツコツ続けていれば、何も問題ありません。

そもそも投資信託というのは、長期でじっくり取り組む運用商品です。

一時的な下落に、一喜一憂する必要はありません。

長期の運用なら怖くない

投資信託の見通しについてですが、今後も長期で運用できるのであれば、何も心配する必要はありません。

先ほど紹介した国内株式のインデックスファンドですが、ここで運用を開始した2004年からの、16年間のパフォーマンスをご覧ください。

国内株式ファンドの長期チャート

投資信託は、時間をかけてじっくり運用益を積み上げるものです。

上図の通り、長期でじっくり取り組めば、今回のコロナショックの影響など、微々たるものです。

今後もじっくり続けていれば、パフォーマンスが回復するのは間違いありません。

長期での運用が大事

続いてもう一つ見て頂きたい資料が、米国株式の長期チャートです。

投資信託で最も人気の米国株式ですが、その特徴は、株価が長期的な上昇を続けることです。

下図に、米国株式の長期的な株価推移を示します。

米国株NYダウの株価推移

過去には2009年のリーマンショックでも、株価が大きく下落しました。

しかし長期的には株価の上昇を続け、その後は一時、リーマンショック時の4倍にまで株価が上昇しました。

上図のように長期的な視点で見ることができれば、今回のコロナショックの影響も、大したことではありません。

株式投資、特に投資信託においては、長期での運用が重要です。

長期で運用することができれば、今後もパフォーマンスは改善し、さらなる上昇を続けていくでしょう。

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まとめ

以上により、今回はコロナショックがもたらす投資信託への影響と、今後の見通しについて解説させて頂きました。

投資信託のパフォーマンスは、多くのファンドで一時、30~35%ほども下落してしまいました。

しかし、その後は徐々に値を戻し、すでに下落幅の半分ほどは値を戻しています。

このような株価の下落は一時的なものなので、1~2年後には必ず回復します。

特に積み立ての人は過度に心配せずに、淡々と積み立てを継続することが大切です。

長期で運用することができれば、今後もパフォーマンスは改善し、さらなる上昇を続けていくでしょう。

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