インフレ高止まりで「トレンド転換」が始まる理由

インフレ高止まりで「トレンド転換」が始まる理由

 

こんにちは、投資家の関原大輔@sekihara_d)です。

今日は直近で市況が動いたので、久々にミニコラムを配信させて頂きます。

 

 

今週(2月13~17日)で、市況トレンドに「重要な変化」が生じました。

米国の物価指標の上振れが相次ぎ、利上げの長期化リスクが再燃しているのです。

これにより今週から、明らかに明確な「トレンド転換」が発生しています。

今回はこれについて、コンパクトに解説していきたいと思います。

 

インフレ懸念の再燃

インフレ懸念の再燃

 

今週2月14~16日に、米国でインフレ指標の発表が相次ぎました。

下記3つの指標が、市場予想から大幅に上振れたのです。

これにより、インフレの高止まり懸念が鮮明に。

インフレの再燃も示唆する、強い結果となりました。

 

  • CPI(消費者物価指数)
  • 小売売上高
  • PPI(生産者物価指数)

 

利上げの長期化が確実に

このインフレ再燃の可能性を受け、政策金利の市場予想が急上昇しています。

政策金利の到達予想は、5.25-5.50%が最有力に。

強い物価指標を受け、政策金利の市場予想は短期間で0.5%も上昇しました。

利上げが「高く、長く」続く可能性が高まっています。

 

米政策金利の見通し

政策金利の見通し

 

これにより、長期金利は大きく上昇。

市況が動いたことで、円安ドル高が加速。

市況は明らかに「転換トレンド」を迎えています。

米国株も下落トレンドへ

米国株の下落トレンド

 

米国株もこれから、下落トレンドへ向かいつつあります。

米国株は年明けから上昇が続き、2月15日までは「超強気相場」でした。

1月からは何が起きても株価が上がる、異常な強気相場が続きました。

しかしこれもインフレ再燃により、2月16~17日は2日続落。

金利の上昇圧力を受け、トレンドが変わりつつあります。

今後は、市況トレンドが転換

以上の事由により、今後はこれまでのトレンドが変わります。

1月は利下げ期待が高まり「株高・円高・債券高」が進みました。

しかし2月からは「株安・円安・債券安」のトリプル安へ移行中。

そして今週のインフレ再燃により、このトレンドは着実に加速しています。

3月上旬までは「株安・円安・債券安」

今後は少なくとも3週間程度は「株安・円安・債券安」のトレンドを予想します。

1月からの「超強気相場」は、明確な転換期を迎えています。

よって今後3週間のマーケットは、トレンドが大きく変わります。

特に短期投資のポートフォリオには注意が必要ですので、ぜひ参考にしてみて下さい。

 

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