はじめまして、投資家の関原大輔(@sekihara_d)です。
今回は「コロナ禍でも株価が下がらない」4つの理由について解説していきたいと思います。
コロナ禍でも株価が下がらない理由
✅ ①株価は数年後の未来を織り込む
✅ ②コロナは既にピークアウトした
✅ ③政府が金融政策を実行している
✅ ④富裕層や機関投資家が株を買う
「コロナ禍なのに、なぜ株価が下がらないのだろう・・・?」
そんな疑問を抱く人も多いと思います。
経済は一向に回復できず、コロナ前の状態に戻るには、まだ数年を要すると言われています。
しかしそんな状況でも、株価はどんどん上がっています。
理由は、簡単です。
株価は現在の経済を反映せずに、数年後の未来を反映するからです。
今回は「コロナ禍でも株価が下がらない」4つの理由について解説していきたいと思います。
コロナ禍でも株価が下がらない4つの理由
それでは、株価が下がらない理由について解説していきましょう。
理由は、簡単です。
経済の「本質」を理解できれば、現在の株価が上昇する理由にも、納得ができるはずです。
①株価は数年後の未来を織り込む
まず市場の大原則として、株価は現在の経済を反映するのではなく、未来の経済を織り込みます。
現在の株価上昇は、まさにこの状況です。
たとえ現在の景気が悪くても、数年後の経済に明るい兆しが見えてくれば、基本的に株価は上がります。
株は文字通り「投資」なので、数年後の値上がりを期待するものです。
経済が戻ってから株を買っても、遅いのは明らかです。
経済が戻る前に買うから、「投資」なのです。
②コロナは既にピークアウトした
世界中で大流行したコロナウイルスですが、感染者数のピークは明らかに過ぎました。
感染が徐々に減少傾向になったことで、株を買い戻す動きが活発化しています。
「これ以上、状況が悪化することはない」
この心理が、株が買われている理由の一つです。
さらにコロナ対策も標準化され、ワクチンの開発も進んでいることから、すでに状況が改善する目途が立っています。
よって経済が元に戻るにはほど遠くても、ピークを脱したことで、株が買われている状況なのです。
③政府が金融政策を実行している
世界中の政府と中央銀行が、大規模な金融政策を実行していることも、株価を押し上げている要因の一つです。
日本でもさまざまな形で給付金が配布され、経済対策として、総額100兆円を超えるマネーが投入されています。
さらに世界中の中央銀行が利下げを実施し、かつ国債買い入れなどの大規模な金融政策を実施することで、マネーが世界中にばら撒かれています。
このような金融政策により、世界中でお金が「増えて」います。
これらのマネーが株式市場へ流れることで、株価が上昇する要因となります。
今回のような経済危機に直面すると、世界中の政府は必ず金融政策を実施し、経済を下支えします。
よって株価が上昇することは、もはや「必然」の結果なのです。
④富裕層や機関投資家が株を買う
コロナショックのような暴落が起きると、個人の投資家は、なかなか株を買おうとしません。
しかし富裕層や機関投資家などの「大口投資家」は、暴落が起きても、株を積極的に買い続けます。
大口投資家は「暴落時」こそが、投資する絶好のチャンスであることを、熟知しているからです。
コロナ禍の今、個人の投資家にとっては、
「なぜ株価が下がらないのだろう・・・?」と思うかもしれません。
しかし凡人には株を「売る」局面に見えても、プロにとっては株を「買う」局面なのです。
暴落時の心理
✅凡人:株を売ろうとする
✅プロ:株を買おうとする
暴落を恐れた凡人が投げ売りする株を、プロは安値でごっそりと買い付けます。
マーケットを動かしているのは、個人の投資家ではなく、富裕層や機関投資家などの「大口投資家」です。
個人の投資家がいくら株を売ろうが、プロの投資家たちは、その数十倍もの量を買っています。
これが、コロナ禍でも株価が下がらない理由の一つです。
凡人には「売り」の局面に思えても、プロの投資家にとっては、絶好の「買い時」なのです。
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まとめ
以上により、今回は「コロナ禍でも株価が下がらない」4つの理由について解説させて頂きました。
ここまで解説してきた4つの項目について、最後にもう一度おさらいしておきましょう。
コロナ禍でも株価が下がらない理由
✅ ①株価は数年後の未来を織り込む
✅ ②コロナは既にピークアウトした
✅ ③政府が金融政策を実行している
✅ ④富裕層や機関投資家が株を買う
市場の大原則として、株価は現在の経済を反映するのではなく、未来の経済を反映します。
たとえ現在の景気が悪くても、数年後の経済に明るい兆しが見えてくれば、基本的に株価は上がります。
このような経済の「本質」を理解することができれば、株価が下がらない理由にも、納得ができるはずです。
富裕層や機関投資家などは、暴落が「買い時」であることを熟知しているため、いち早く株へ投資しています。
よって皆さんも、恐れる必要はありません。
ぜひとも積極的に投資をして、このビッグウェーブへ上手に乗り、人生を豊かにしていきましょう。
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