🔳ソフトバンクグループの株価予想!コロナ禍で急騰
✅コロナ禍でも株価は2倍に上昇
✅21年3月期は過去最高益を更新
🔳ソフトバンクグループの株価予想!警戒すべき点
✅上昇のペースが速すぎる
✅22年3月期は減益見通し
✅最低購入金額が高すぎる
🔳ソフトバンクグループの株価予想!長期的には上昇
✅アリババの、株価と業績が成長中
✅株価も配当も、長期的に上昇傾向
✅株価指標は、それほど割高でない
「ソフトバンクグループの株価は、今後どうなるかな・・・」
今回は、そんな疑問にお答えしていきます。
【結論】ソフトバンクグループの株価は、今後値動きが激しくなるものの、長期的には上昇を続けます。
✅今後は値動きが激しくなり、一時的な下落を伴う。
✅それでも長期的には、右肩上がりの上昇を続ける。
ソフトバンクグループの業績は、コロナ禍においても過去最高益を更新しました。
同社の株価はコロナをきっかけに、一気に2倍以上に上昇しています。
今後は値動きが激しくなり、一時的な下落を伴うでしょうが、長期的には上昇を続けるでしょう。
今回は「ソフトバンクグループの株価」を予想して、今後も上昇する理由を解説していきたいと思います。
ソフトバンクグループの株価予想【コロナ禍でも急騰】
それでは「ソフトバンクグループの株価」について予想していきましょう。
まずはソフトバンクグループにおける、株価と業績の現状について整理しておきましょう。
コロナ禍でも株価は2倍に上昇
ソフトバンクグループの株価は、コロナをきっかけに急上昇しています。
下図に直近20年間における、ソフトバンクグループの株価チャートを示します。
ソフトバンクグループ(9984)株価チャート_20年
ソフトバンクグループの株価はコロナをきっかけに、一気に2倍以上に急騰しました。
投資先であるアリババやアマゾン、ウーバー、ドアダッシュなどの株高により、同社の利益は急増しています。
世界中の株価高騰により、ソフトバンクグループの株価も、大きく押し上げられています。
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21年3月期は過去最高益を更新
世界中の株高を背景に、ソフトバンクグループの利益は、過去最高益に達する見込みです。
下図に、ソフトバンクグループの業績推移と見通しを示します。
ソフトバンクグループ(9984)業績推移と見通し
(四季報 20年12月16日更新)
21年3月期の純利益は、過去最高の1兆9千億円に達する見込みです。
コロナ禍の状況において、この業績は「さすが」の一言です。
まさに孫正義会長の手腕による、経営マジックと呼べる結果でしょう。
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ソフトバンクグループの株価予想【警戒すべき点とデメリット】
ここまでソフトバンクグループの、株価と業績の現状について整理してきました。
ここまでは順風満帆のように見えますが、決して良いことばかりではありません。
以下にソフトバンクグループの、警戒すべき点とデメリットについて解説していきます。
上昇のペースが速すぎる
ソフトバンクグループの株価は、凄まじい勢いで上昇していますが、少し上昇のペースが速すぎます。
いくら何でも1年で2倍になってしまえば、反動の下落は警戒する必要があるでしょう。
ソフトバンクグループ(9984)株価チャート_10年
上昇のペースが速かっただけに、今後の値動きは激しくなることが予想されます。
今後は一時的に8,000円前後まで下落しても、まったく不思議ではありません。
すでに投資している人や、これから投資する人は、株価の大きな変動に留意しましょう。
22年3月期は減益見通し
ソフトバンクグループの業績は、すべてが順調のように見えますが、リスクも潜んでいます。
下図にソフトバンクグループの業績予想について、アナリストによるコンセンサス予想を示します。
ソフトバンクグループ(9984)業績推移と見通し
(単位:百万円)
21年3月期は過去最高益に達するものの、その後の22年3月期は、大幅な減益となる見通しです。
これは見方によっては、21年3月期が良すぎただけで「持続性に欠ける」とも捉えられます。
今後の業績しだいでは、株価が一時的に下落する可能性は十分にあり、警戒も必要でしょう。
最低購入金額が高すぎる
ソフトバンクグループの株価は、この数年で大きく高騰したため、最低購入金額が高額です。
株主となるには最低100株で、100万円以上が必要となる超高額銘柄となっています。
個人の投資家が1つの銘柄へ、100万円もの投資をするのは困難ですよね?
また投資額が大きくなれば、その分リスクも高まります。
ソフトバンクグループの株を安く買うには
そこで同社の株へ投資するなら、100株の高額投資ではなく、1株からの少額投資がおすすめです。
なかでもSBIネオモバイル証券のS株(単元未満株)を活用すれば、株を1株からでも購入できます。
1株であれば、高額なソフトバンクグループの株も、1万円前後で投資することができます。
少額で手軽に投資でき、リスクも低く抑えることができるため、人気の高い投資法です。
ソフトバンクグループの株価予想【長期的には上昇する】
ここまでソフトバンクグループの株へ投資する、リスクとデメリットについて触れてきました。
このように同社の株価は、一時的に下落する可能性もあります。
しかしそれでもソフトバンクグループの株価は、長期的には上昇を続けるでしょう。
以下に同社の株価が、長期的に上昇する理由について解説していきます。
アリババの、株価と業績が成長中
ソフトバンクグループでは、最大の投資先である「アリババ」の急成長が続いています。
下図にソフトバンクグループのポートフォリオと、アリババの株価推移を示します。
ソフトバンクグループ(9984)ポートフォリオ
Alibabaの株価推移
アリババは、中国のアマゾンと呼ばれるほどの巨大IT企業です。
アリババはソフトバンクグループのポートフォリオの半分を占めており、投資額は13兆円以上に及びます。
アリババの株価は、この6年間で4倍に上昇し、右肩上がりの急成長を続けています。
今後も成長が続く見込みであり、ソフトバンクグループの成長を、さらに加速させることになるでしょう。
株価も配当も、長期的に上昇傾向
ソフトバンクグループは、株価も配当も、長期的に右肩上がりの上昇を続けています。
下図にソフトバンクグループにおける、配当金の推移を示します。
ソフトバンクグループ(9984)配当金の推移
ソフトバンクグループの配当金は、19年度に2倍の44円に増配されました。
同社の配当はこのような形で、右肩上がりの増配傾向にあることが分かります。
配当利回りは決して高くはありませんが、この増配傾向は今後も続くことが予想されます。
株価も右肩上がりの上昇を続けており、この長期的な上昇トレンドは、今後も続いていくでしょう。
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株価指標は、それほど割高でない
この数年で大きく高騰したソフトバンクグループの株価ですが、まだそれほど割高なわけではありません。
下記にソフトバンクグループの株価指標について、日経平均との対比を示します。
日経平均 ソフトバンクG
PER (会社予想) 22.4 10.1
PBR (倍) 1.3 3.6
配当利回り(%) 1.6 0.4
株価の指標(2021年2月時点)
21年3月期は過去最高益となることから、予想PERは10倍程度と、まだまだ低い水準です。
22年3月期は減益となる見通しですが、それでも現在の株価は、決して高くはありません。
よってソフトバンクグループの株価は、まだまだ上昇する余地を残しているといえるでしょう。
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まとめ
以上により、今回は「ソフトバンクグループの株価」を予想して、今後も上昇する理由を解説させて頂きました。
ここまで解説してきた項目について、最後にもう一度おさらいしておきましょう。
🔳ソフトバンクグループの株価予想!コロナ禍で急騰
✅コロナ禍でも株価は2倍に上昇
✅21年3月期は過去最高益を更新
🔳ソフトバンクグループの株価予想!警戒すべき点
✅上昇のペースが速すぎる
✅22年3月期は減益見通し
✅最低購入金額が高すぎる
🔳ソフトバンクグループの株価予想!長期的には上昇
✅アリババの、株価と業績が成長中
✅株価も配当も、長期的に上昇傾向
✅株価指標は、それほど割高でない
【結論】ソフトバンクグループの株価は、今後値動きが激しくなるものの、長期的には上昇を続けます。
✅今後は値動きが激しくなり、一時的な下落を伴う。
✅それでも長期的には、右肩上がりの上昇を続ける。
現在の株価は上昇ペースが速すぎるため、今後の一時的な下落調整は避けられないでしょう。
しかしそれでもソフトバンクグループの株価は、長期的には上昇を続けます。
投資先であるアリババ、アマゾン、ウーバー、ドアダッシュなどの株高で、同社の利益は急増しています。
今後もこれまでと同じように、孫正義会長の手腕により、同社の株価は持続的な上昇を続けるでしょう。
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