銀行株ならみずほFGへの高配当投資がおすすめ

はじめまして、投資家の関原大輔(@sekihara_d)です。

今回は銀行株への投資について、みずほFGへの高配当投資がおすすめ、という内容について解説してみたいと思います。

銀行をはじめとする金融業を取り巻く環境ですが、日本の長期金利はこの10年間で低下の一途を辿り、ついに2016年にはマイナス金利政策が施され、実質的にゼロ金利の状況が定常化するようになりました。

金利が低下したことによって最も痛手を伴ったのが、今回のテーマである銀行です。

金利が極端に低下したことによって、銀行は金利収入が激減してしまい、銀行関連の株価はどの銘柄も大きく下落してしまいました。

しかし銀行にとっては、そのような『最悪』の時期であることから、銀行関連の株価は極端なまでに割安な状況にあり、またとないほどのお買い得な状況にあるといえます。

また詳しくは後述しますが、銀行株は将来性も高く、業績の向上にも大きな期待を持つことができるため、銀行株への投資はおすすめな状況にあるといえます。

よって今回は銀行株について、なかでもみずほFGへの投資がおすすめな理由について詳しく解説していきたいと思います。

銀行株比較 みずほの高配当が魅力

それではまず銀行関連銘柄の主要指数について比較して見てみましょう。

下図は主要4銀行についての株価、PER、PBR、配当利回りについて比較したものです。

主要4銀行の指標比較(2019年3月21日時点)

銀行株は割安

上図のように主要4銀行の指標を並べてみて分かるように、銀行株はかなり割安な状況にあるといえます。

日経平均のPERの平均値は12〜13倍、PBRは1.1〜1.2倍であるのに対し、銀行株のPERはどれも8倍未満、PBRについても0.4〜0.6倍となっており、日経平均と比べてもかなり割安な状態であることが分かります。

配当利回りについても同様に、日経平均における配当利回りの平均値はおよそ2.2%前後なので、銀行株の配当利回りはかなり高い水準にあることが分かります。

これは先述した通り日本の長期金利が低下して銀行の金利収入が激減した影響で、銀行関連の株価が大きく下落したため、株価が割安な状態となっているためです。

みずほフィナンシャルG(8411)の株価推移

したがって将来的に金利が上昇して業績が上向いた時には、株価が爆発的に上昇する可能性が高く、銀行株は大きな可能性を秘めているといえます。

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銀行株比較 みずほの高配当がおすすめ

主要4銀行の指標を比較すると、みずほフィナンシャルG(8411)の配当利回りが最も高く、また株価も十分に割安な状況であるため、銀行株への投資ならみずほフィナンシャルG(8411)への投資をおすすめします。

配当利回りは2019年3月時点で4.2〜4.3%ほどもあり、かなりの高配当銘柄といえます。

銀行株比較 みずほなら少額で投資できる

主要4銀行の株価を比較すると、みずほFGの株価がダントツで低いことが分かります。

これは主要銀行の中でみずほFGの発行株式数が最も多いことが要因であり、株式を多く発行して株価が低く抑えられているだけなので、決して悪いことではありません。

どの銘柄も単元株数は100株なので、みずほFGなら最低17,000円台から投資することができます。

これは主要4銀行の中ではダントツで低く、三菱UFJ、りそなHDでは最低5万円以上、三井住友FGに至っては最低40万円以上となっており、みずほFGは主要4銀行の中で最低売買代金がダントツで低く、これも大きな魅力といえます。

みずほFGのように最低売買代金が低いということは、少額からでも気軽に投資することができるため、資金の少ない方や投資初心者の方にも安心して投資することができます。

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銀行株比較 総合的にみずほがおすすめ

主要4銀行の比較結果を総合的に統括すると、三菱UFJは配当利回りがやや低いことが難点であり、三井住友FGは最低売買代金が40万円以上と高額であることが難点といえます。

りそなHDは悪くありませんが、みずほFGの方が配当利回りが高く、最低売買代金もかなり低いため投資がしやすい利点があり、総合的にみずほフィナンシャル(8411)が最もおすすめな銘柄であると考えます。

銀行株は将来性が高い

先述したように現在の銀行関連の株価は大きく低迷してしまっているのですが、私は銀行株には大きな期待を抱いており、将来的には大きな成長が期待できると考えています。

銀行株 金利は必ず上昇する

銀行株の成長が期待できる理由の1つが、将来必ず訪れる金利の上昇です。

先述した通り日本の長期金利は低下の一途を辿っており、2016年にはとうとうマイナス金利政策が施行されました。

下図は日本の10年債利回りにおける10年間の推移になります。

2016年以降、日本の長期金利はほぼゼロで推移しており、もはやこれ以上下がりようのない水準にまで低下しています。

日本の10年債利回りの推移

しかし逆を返せば、金利はもうこれ以上は低下しないことを意味しています。

したがって銀行にとっては悪い材料はすべて出尽くしており、金利がこれ以上下がることは起こり得ないため、これ以降は上昇する余地しか残っていないということになります。

現在のようなゼロ金利状態が今後も永久に続くということはあり得ません。何年先になるかは分かりませんが、金利はいつの日か必ず上昇に転じます。

その時、銀行は金利収入の増加に伴い収益構造が大きく改善され、銀行関連の株価は確実に大幅上昇することになるでしょう。

その時に備え、銀行株に投資しておくことが重要となります。いつの日か金利が上昇した時、金融関連株へ投資していた投資家だけが、大きな恩恵を受けることになるのです。

銀行株 AIの進化による業務刷新

AIの技術革新により、将来的に銀行の業務は大きく刷新されることになります。銀行の業務の多くが、AIやフィンテックによって刷新されるのです。

これにより既に大手主要銀行の多くが人員削減や店舗の閉鎖を進めており、IT化による業務の効率化が進められています。

これによって銀行は人件費などの固定費を大きく削減することにより、収益構造が大きく改善され、将来的に業績が大きく向上することが期待されるのです。

まとめ

以上により、今回は銀行株について、なかでもみずほFGへの投資がおすすめな理由について解説させて頂きました。

今回解説した内容をまとめると下記のようになります。

まとめ

✅銀行株はかなり割安

✅みずほFGへの高配当投資がおすすめ

✅みずほFGなら少額で投資できる

✅銀行株は将来性が高い

銀行株はかなり割安な状況にありますが、将来性が高く、大きな成長を期待できる業種といえます。

将来のいつの日か金利が上昇する局面を迎えた時に最も恩恵を受けるのが銀行株であり、収益の向上により株価は間違いなく大きく上昇します。

さらにAIやフィンテックのなどのIT化による業務の効率化が進み、固定費が大幅に削減され、業績はさらに向上することでしょう。

その銀行株の中でも最もおすすめな銘柄が、みずほフィナンシャルG(8411)であり、4.2%を超える高い配当は非常に大きな魅力といえます。

また最低売買代金が低く少額から投資できるのも大きな魅力で、資金の少ない方や投資初心者の方にも気軽に安心して投資できるため、おすすめな銘柄といえます。

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