コロナショックはいつまで続く?株価の動向を予測

はじめまして、投資家の関原大輔@sekihara_d)です。

今回はコロナショックがいつまで続くのか、株価の動向について解説していきたいと思います。

コロナショックは、いつまで続くのか・・・。

株価の下落がストレスで、気になっている方も多いですよね?

いきなり結論をお伝えしますと、コロナショックから株価が回復するまでには、概ね下記の期間を要します。

結論(株価が完全回復する時期)

✅米国株:2021年9月まで

✅日本株:2022年3月まで

株価の下落は、すでにピークを過ぎています。

あとはコロナショックがいつまで続き、株価がいつ回復するかですが、その答えも概ね「歴史」が教えてくれます。

今回はコロナショックがいつまで続くのか、株価の動向について解説していきたいと思います。

コロナショックはいつまで続く?株価は既に底打ちか

コロナショックにより株価は大きく下落してしまいましたが、すでにピークは過ぎています。

下図に、世界経済の象徴である米国株NYダウの株価推移を示します。

米国株NYダウの株価推移

(引用元:SBI証券

NYダウは一時、下落幅が40%に迫る激しい下落となりましたが、すでに株価は回復を始めています。

株価の底は3月23日がピークとなり、以後は上昇を続け、すでに下落幅の半分ほどは回復しています。

市場の混乱はピークを過ぎた

果たして株価の下落は、本当にピークを過ぎたのでしょうか?

ここで市場の混乱度合いを示す、恐怖指数VIXという指標をみてみましょう。

恐怖指数VIX チャート

(引用元:TradingView

VIXは恐怖指数と呼ばれ、数値が高いほど、市場が混乱していることを示します。

VIXは上図の通り、3月16日に突出して高くなっていることが分かります。

これは3月16日が、市場混乱のピークであったことを示しています。

そこからは市場も落ち着きを取り戻し、急上昇したVIXも現在では半分以下まで下がっているため、すでにピークは脱しているものと思われます。

🔹あわせて読みたい

👉コロナショックの底値を見極める3つの法則とは

コロナショックはいつまで続く?株価の回復には数年かかる

それでは本題ですが、コロナショックは果たして、いつまで続くのでしょうか。

その答えは、歴史が教えてくれます。

今回のような激しい下落が直近で発生したのは、2008~2009年のリーマンショックです。

よってリーマンショックの傾向を見れば、株価が回復するまでの期間も、概ね予測することができます。

米国株はリーマンショックで3年かかった

米国株はリーマンショックから回復するまでに、概ね3年を要しました。

下図に、米国株NYダウの株価推移を示します。

リーマンショックからの株価回復(NYダウ)

リーマンショックでは2009年2月を底に、株価が半分になってしまいました。

そこから回復するまでには概ね3年を要し、元の水準に回復したのは、2012年のことでした。

日本株はリーマンショックで6年かかった

一方で、回復するのに2倍の時間を要したのが、日本株です。

下図に、日経平均株価の推移を示します。

リーマンショックからの株価回復(日経平均)

日経平均もリーマンショックで株価が半分以下となり、およそ60%も暴落してしまいました。

そして上図の通り、元の水準に回復するまでには、概ね6年を要しています。

元の水準を取り戻したのは、アベノミクスがようやく効果を発揮した、2015年のことでした。

🔹あわせて読みたい

👉【比較】コロナショックはリーマンショックに迫るのか?

コロナショックでは1年半~2年かかる

リーマンショックの時には、回復するまでに3~6年を要しました。

しかし今回のコロナショックでは、下落幅がリーマショックの時ほど大きくないため、もっと短い期間で回復できます。

ここで結論をまとめると、下記のようになります。

リーマンショックから回復した期間

✅米国株:3年間(下落幅50%)

✅日本株:6年間(下落幅60%)

コロナショックから回復する期間

✅米国株:1.5年間(下落幅25%)

✅日本株:2.0年間(下落幅20%)

今回のコロナショックでは下落率がかなり小さいため、リーマンショックの時ほどの時間はかかりません。

よって概ね1年半~2年程度で、株価は元の水準を取り戻すでしょう。

🔹あわせて読みたい

👉コロナショックで株が絶好の買い時である6つの理由

まとめ

以上により、今回はコロナショックがいつまで続くのか、株価の動向について解説させて頂きました。

最後に結論をまとめると、下記のようになります。

結論(株価が完全回復する時期)

✅米国株:2021年9月まで

✅日本株:2022年3月まで

株価はすでに底を打っているため、回復までそう長くはかかりません。

リーマンショックでは回復までに3~6年を要しましたが、今回は下落幅が小さいため、もっと短い期間で回復できます。

よって今回は米国株で1年半、日本株で2年もあれば、元の水準を取り戻すでしょう。

【無料】WEBセミナーで株を学ぼう

株式投資について学ぼうにも、最初は何から始めれば良いのか分からない方も多いと思います。

そんな方は一度、無料WEBセミナーを視聴してみませんか?

なかでもファイナンシャルアカデミーが配信している『お金の教養講座』なら、ネットで視聴できるWEBセミナーを無料開放しており、今なら株などの資産運用について無料で学ぶことができるので、おすすめです。

👉お金の教養講座【無料】WEBセミナー

🔹あわせて読みたい

👉コロナショック投資戦略の完全ガイド「15記事」

👉コロナ禍でも株価が下がらない4つの理由とは