はじめまして、投資家の関原大輔(@sekihara_d)です。
今回は「サイバーエージェントの株価」を予想して、必ず上がる理由について解説していきたいと思います。
🔳サイバーエージェントの株価は上がる【現状を分析】
✅株価はコロナを機に急上昇
✅業績は右肩上がりで成長中
✅会社の事業規模も、拡大中
🔳サイバーエージェントの株価は上がる【事業の成長】
✅ネット広告は今後も伸びる
✅スマホゲームは拡大が続く
✅メディア事業も成長が続く
🔳サイバーエージェントの株価は上がる【今後の動向】
✅今後も、増収・増益が続く
✅株価は割高で、警戒は必要
「サイバーエージェントの株価は、今後も上がるのかな・・・?」
今回は、そんな疑問にお答えしていきます。
【結論】サイバーエージェントの株価は割高ですが、長期的には必ず上昇を続けます。
サイバーエージェントの業績成長力は圧倒的であり、今後も成長が続く見込みです。
現在の株価は割高なので、短期的な下落には警戒が必要ですが、それでも長期的には上昇を続けるでしょう。
今回は「サイバーエージェントの株価」を予想して、必ず上がる理由について解説していきたいと思います。
サイバーエージェントの株価は上がる【現状を分析】
それでは「サイバーエージェントの株価」が上がる理由について解説していきましょう。
まずはサイバーエージェントにおける、株価と業績の現状について整理しておきましょう。
株価はコロナを機に急上昇
サイバーエージェントの株価は、長期的に右肩上がりの上昇を続けています。
下図に直近20年間における、サイバーエージェントの株価チャートを示します。
サイバーエージェント(4751)株価チャート_20年
これまでも順当に上昇してきましたが、2020年はコロナをきっかけに、さらに大きく上昇しました。
サイバーエージェントの株価はこの10ヶ月で、2.2倍にまで上昇しています。
同社のネットビジネスはコロナ禍に強く、ステイホーム需要が高まったためです。
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業績は右肩上がりで成長中
サイバーエージェントは、業績も右肩上がりの成長を続けています。
下図に、サイバーエージェントの業績推移を示します。
サイバーエージェント(4751)売上高の推移
(単位:億円)
サイバーエージェント(4751)営業利益の推移
(単位:億円)
上図の通り売上も利益も、右肩上がりの成長を続けています。
特に売上高については、上場から20年連続の増収を続けています。
この圧倒的な成長力が、サイバーエージェントの株価上昇を牽引しています。
会社の事業規模も、拡大中
サイバーエージェントは業績の成長に連れて、事業規模もどんどん拡大しています。
下図にサイバーエージェントにおける、従業員数の推移を示します。
サイバーエージェント(4751)従業員数の推移
上図の通り、業績が成長するに連れて、従業員数もどんどん増加しています。
たったの4年間で、従業員数は1.4倍にまで増加しました。
このペースで事業規模の拡大が続けば、サイバーエージェントの業績は、今後も成長が続くでしょう。
サイバーエージェントの株価は上がる【事業の成長】
ここまでサイバーエージェントにおける、株価と業績の現状について整理してきました。
そしてサイバーエージェントの業績は、今後も必ず成長を続けます。
ネット広告は今後も伸びる
サイバーエージェントの主要ビジネスは、インターネット広告です。
インターネット広告の業績は、右肩上がりの成長を続けています。
下図にインターネット広告における売上高の推移と、広告市場の推移を示します。
インターネット広告事業の売上高
(単位:億円)
日本における広告市場の推移
(単位:億円)
上図の通り、インターネット広告の市場規模は、右肩上がりの成長を続けています。
テレビや新聞、雑誌の市場は縮小が続いており、インターネットだけが伸び続けています。
ネット広告の市場は今後も拡大が続くため、サイバーエージェントの業績も、持続的な成長を続けるでしょう。
スマホゲームは拡大が続く
サイバーエージェントにおける、もう一つの主力ビジネスが、ゲーム事業です。
ゲーム事業においても、成長と拡大が続いています。
下図にゲーム事業における売上高と、スマートフォンゲーム市場の推移を示します。
ゲーム事業の売上高
(単位:億円)
日本のスマートフォンゲーム市場
(単位:億円)
街に出ると、スマートフォンでゲームをしている若者を多く見かけますよね?
上図の通り、スマートフォンゲームの市場は、右肩上がりの成長が続いています。
今後は「5G」による高速通信も普及し、スマホゲームの市場は、さらなる成長が期待されます。
ゲーム市場の成長とともに、サイバーエージェントの業績も、安定した成長を続けるでしょう。
メディア事業も成長が続く
もう一つ、サイバーエージェントの成長を支えているのが、メディア事業です。
同社のメディア事業は「ABEMA」による動画配信サービスや、「アメブロ」によるブログなどが人気です。
下図に同社のメディア事業における、売上高の推移を示します。
メディア事業の売上高
(単位:億円)
特にスマホやタブレットでも視聴できる動画サービス「ABEMA」が好調で、売上が急増しています。
今後もスマートフォンによるメディア事業は、間違いなく成長を続けます。
下図はメディアへの接触時間を、デバイス別に示したグラフです。
1日あたりのメディア接触時間
テレビやパソコンの利用時間は減少傾向にあり、スマートフォンだけが伸び続けています。
そして、ここも次世代高速通信「5G」の導入により、さらなる成長が確実です。
サイバーエージェントの業績はメディア事業においても、持続的な成長を続けるでしょう。
サイバーエージェントの株価は上がる【今後の動向】
ここまで「サイバーエージェントの株価」が上がる理由について解説してきました。
最後に、今後における株価の動向について予想していきましょう。
今後も、増収・増益が続く
サイバーエージェントの業績は、今後も着実な成長が続く見込みです。
下図に、サイバーエージェントの業績推移と見通しを示します。
サイバーエージェント(4751)業績推移と見通し
(四季報 21年6月18日更新)
今後の業績予想においても、増収、増益が続くことが予想されています。
配当金についても、少しずつ増配を続ける見込みです。
このようにサイバーエージェントの業績は、持続的な成長を続けることが確実です。
よって今後の株価も、長期的な上昇傾向が続くでしょう。
株価は割高で、警戒は必要
ただしサイバーエージェントの株価は、かなり割高な水準にまで高騰しています。
下記にサイバーエージェントの株価指標について、日経平均との対比を示します。
株価の指標(2021年7月時点)
日経平均 | サイバーエージェント | ||
PER(会社予想) | 倍 | 13.3 | 24.8 |
PBR | 倍 | 1.2 | 11.0 |
配当利回り | % | 1.9 |
0.6 |
サイバーエージェントのPBRは11倍に達しており、株価は割高になっています。
これは平均値と比べて、株価が9倍も割高であることを示しています。
今後も長期的な成長は続くでしょうが、株価の変動が激しくなりそうなので、注意が必要でしょう。
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まとめ
以上により、今回は「サイバーエージェントの株価」を予想して、必ず上がる理由を解説させて頂きました。
ここまで解説してきた項目について、最後にもう一度おさらいしておきましょう。
🔳サイバーエージェントの株価は上がる【現状を分析】
✅株価はコロナを機に急上昇
✅業績は右肩上がりで成長中
✅会社の事業規模も、拡大中
🔳サイバーエージェントの株価は上がる【事業の成長】
✅ネット広告は今後も伸びる
✅スマホゲームは拡大が続く
✅メディア事業も成長が続く
🔳サイバーエージェントの株価は上がる【今後の動向】
✅今後も、増収・増益が続く
✅株価は割高で、警戒は必要
【結論】サイバーエージェントの株価は割高ですが、長期的には必ず上昇を続けます。
同社のビジネスは、圧倒的な成長を続けており、今後も成長を続けることが確実です。
ただし、株価はかなり割高となっているため、短期的な暴落には警戒が必要です。
株価の変動幅が大きくなるかもしれませんが、それでも長期的には、持続的な上昇を続けるでしょう。
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