はじめまして、投資家の関原大輔(@sekihara_d)です。
今回は「武田薬品の株価」を予想して、今後必ず上昇する6つの理由を解説していきたいと思います。
🔳武田薬品の株価を予想【株価が下落した理由とは】
✅2年間で、株価は半値に急落
✅利益が2期連続の大幅減益に
🔳武田薬品の株価を予想【必ず上昇する6つの理由】
✅①売上は右肩上がりで拡大
✅②21年3月期は大幅増益に
✅③配当利回りの高さが魅力
✅④株価はかなり割安な水準
✅⑤コロナワクチンの供給へ
✅⑥22年3月期も増収・増益
「武田薬品の株価は、今後どうなるかな・・・」
今回は、そんな疑問にお答えしていきます。
【結論】武田薬品の株価は、これから必ず上昇へ転じます。
同社の業績はこれまで低迷が続きましたが、今後は増収・増益へと転じる見込みです。
株価も割安で、配当利回りもかなり高いため、業績さえ上向けば、株価は必ず上昇するでしょう。
今回は「武田薬品の株価」を予想して、今後必ず上昇する6つの理由を解説していきたいと思います。
武田薬品の株価を予想【株価が下落した理由とは】
それでは、「武田薬品の株価」について予想していきましょう。
武田薬品の株価は、直近3年間で大きく下落しています。
そこでまずは、同社の株価が下落した、理由の分析から始めていきましょう。
2年間で、株価は半値に急落
武田薬品の株価は、2018年より急速な下落に見舞われました。
下図に直近20年間における、武田薬品の株価チャートを示します。
武田薬品工業(4502)株価チャート_20年
武田薬品の株価は、2018年には一時、6,600円を超えるまでに上昇していました。
しかしそこから急速に下落し、2020年には一時、2,900円にまで急落しました。
たったの2年間で、株価が半値以下になってしまったのです。
利益が2期連続の大幅減益に
では武田薬品の株価が下落した理由は、いったい何だったのでしょうか?
武田薬品の株価が下落した原因は、利益の大幅な減益です。
下図に武田薬品における、純利益の推移を示します。
武田薬品工業(4502)純利益の推移
武田薬品の純利益は、19年3月期、20年3月期と、2期連続の減益に見舞われました。
それも「1,868億 → 1,091億 → 442億」と、あまりにも大幅な減益です。
この連続した大幅減益により、武田薬品の株価は、一気に急落してしまいました。
ここまで大幅な減益が続いてしまっては、当然の結果といえるでしょう。
🔹あわせて読みたい
» 音声学習のおすすめアプリ3選!耳で学ぶ5つのメリット武田薬品の株価を予想【必ず上昇する6つの理由】
ここまで、武田薬品の株価が下落した理由について解説してきました。
そして武田薬品の株価は、これから必ず上昇へ転じます。
以下に同社の株価が上昇する、6つの理由について解説していきましょう。
①売上は右肩上がりで拡大
武田薬品のビジネスは、基本的に右肩上がりの成長を続けています。
下図に武田薬品における、売上高の推移を示します。
武田薬品工業(4502)売上高の推移
上図の通り、売上高については、長期的に右肩上がりの拡大を続けています。
特にアイルランド製薬大手「シャイアー」の買収により、20年3月期からの売上高が急増しました。
このような形で武田薬品のビジネスは、今後も持続的な成長を続けるでしょう。
🔹あわせて読みたい
②21年3月期は大幅増益に
武田薬品は利益の面でも、今後は大幅な増益が見込まれています。
下図に、武田薬品の業績推移と見通しを示します。
武田薬品工業(4502)業績推移と見通し
(四季報 21年3月19日更新)
武田薬品の21年3月期における純利益は3,265億円と、大幅な増益となる見通しです。
これまで大幅な減益が続いていた同社ですが、ようやく底を打ち、今後は増益へと転じる見込みです。
このような増益を維持できれば、武田薬品の株価は、間違いなく上昇へ転じるでしょう。
③配当利回りの高さが魅力
武田薬品の株は、配当利回りの高さが魅力です。
同社の配当利回りは、21年4月時点で4.9%と、かなりの高配当となっています。
下図に武田薬品における、配当金と配当性向の推移を示します。
配当金・配当性向の推移
これまで減益が続いてきましたが、同社の配当は減配とはならず、180円を維持してきました。
したがって株価だけが下落してきたため、現在では配当利回りが、かなり高くなっています。
これから業績も復調へ転じる見通しのため、武田薬品の株価は、これから復調へと向かうでしょう。
④株価はかなり割安な水準
武田薬品の株価は、直近でかなり下落したため、現在は割安な水準にあります。
下記に武田薬品の株価指標について、日経平均との対比を示します。
日経平均 武田薬品
PER (会社予想) 22.2 32.0
PBR (倍) 1.3 1.2
配当利回り(%) 1.6 4.9
株価の指標(2021年4月時点)
前述した通り、配当利回りはかなり高く、平均値である1.6%の3倍以上の高配当となっています。
PERは一見高く見えますが、これも今後の増益が反映されれば、数値は低下する見通しです。
総合的にみて、武田薬品の株価は、かなり割安な水準にあります。
よって今後の業績さえ上向けば、武田薬品の株価は、必ず上昇するでしょう。
🔹あわせて読みたい
⑤コロナワクチンの供給へ
武田薬品ではコロナワクチンの普及へ向けて、さまざまな取り組みが行われています。
現在はモデルナ社との提携により、ワクチンの開発・流通へ向けた準備が、急ピッチで進められています。
早ければ6月末までに、先行して4,000万回分のワクチンが、日本へ供給される予定です。
コロナワクチンの製造・販売が予定通りに進めば、武田薬品の業績は、さらに向上するでしょう。
⑥22年3月期も増収・増益
武田薬品の業績は、今後も増収・増益が続く見通しです。
下図に、武田薬品の業績推移と見通しを示します。
武田薬品工業(4502)業績推移と見通し
(単位:百万円)
上図のコンセンサス予想では、22年3月期の予想においても、増収・増益が見込まれています。
特に当期利益においては、21年3月期に続き、さらなる大幅増益が見込まれています。
このような増益が続いていけば、株価に対しても、さらなる追い風となります。
予定通りの業績成長を維持することができれば、武田薬品の株価は、必ず上昇するでしょう。
🔹あわせて読みたい
まとめ
以上により、今回は「武田薬品の株価」を予想して、必ず上昇する6つの理由を解説させて頂きました。
ここまで解説してきた項目について、最後にもう一度おさらいしておきましょう。
🔳武田薬品の株価を予想【株価が下落した理由とは】
✅2年間で、株価は半値に急落
✅利益が2期連続の大幅減益に
🔳武田薬品の株価を予想【必ず上昇する6つの理由】
✅①売上は右肩上がりで拡大
✅②21年3月期は大幅増益に
✅③配当利回りの高さが魅力
✅④株価はかなり割安な水準
✅⑤コロナワクチンの供給へ
✅⑥22年3月期も増収・増益
【結論】武田薬品の株価は、これから必ず上昇へ転じます。
同社の業績はこれまで低迷が続いてきましたが、今後は増収・増益へと転じる見込みです。
直近の株価下落により、現在の株価は割安な状況で、配当利回りもかなり高い水準です。
これから予定通りに業績が上向けば、武田薬品の株価は、間違いなく上昇するでしょう。
🔹あわせて読みたい