はじめまして、投資家の関原大輔(@sekihara_d)です。
今回は株式投資の初心者の方に向けて、投資を始めるにはどれくらいの資金が必要なのか、という疑問について解説していきたいと思います。
一般に株式投資で個別企業の株式へ投資する場合には、選ぶ銘柄によって、必要となる金額がまるで異なります。
個別銘柄の株式には最低購入代金というのが定められており、ほとんどの場合は100株単位でしか取引をすることができません。
よって株価の低い銘柄であれば数万円から投資することもできますが、高い銘柄の場合には、最低でも100万円以上、という銘柄も多く存在します。
有名な企業ですとオリエンタルランド(4661)、東日本旅客鉄道(9020)の株主となるには最低100万円以上が必要となりますし、ファーストリテイリング(9983)に至っては最低600万円以上、という銘柄もあるくらいです。
よって銘柄によって必要となる資金が大きく異なるため、どの銘柄へも投資できるという訳ではありません。
しかし安心してください。
資金の少ない初心者の方でも、投資できる先はいくらでもあります。
今回は投資初心者の方に向けて、少ない資金でも安心して投資ができるおすすめの優良銘柄や、その他おすすめの投資方法について解説していきたいと思います。
初心者が株を始めるのに必要な資金 少額投資おすすめ銘柄
それでは、投資初心者が株式投資を始めるのに必要な資金について解説していきます。
まずは個別銘柄株について、少額でも投資できるおすすめの優良銘柄について紹介してきましょう。
みずほフィナンシャルG(8411)なら17,000円台~
みずほフィナンシャルグループの株価推移
私が投資初心者へ最もおすすめしたい銘柄が、このみずほフィナンシャルグループ(8411)です。
みずほFGのおすすめポイント
✅少額から投資できる
✅配当利回りがかなり高い
✅株価の水準が割安
みずほFG(8411)は、何といっても少額から投資できることが大きなポイントです。
2019年4月時点の株価は170円台なので、100株で最低17,000円台から投資することができるのです。
はじめから数十万円の投資をするとなると躊躇してしまいますが、みずほFG(8411)なら17,000円台から投資することができるので、まずは少額から投資を始めてみたい、という方には特におすすめの銘柄になります。
また配当利回りも約4.3%とかなりの高配当銘柄となっています。
日経平均における配当利回りの平均値は約2.2%なので、みずほFGは通常の水準の2倍ほどの高い配当率を誇ることになります。
株価の水準については、PERは7.7倍、PBRは0.5倍程度と、かなり割安な状況にあるため、非常におすすめの銘柄であると考えています。
東急不動産HD(3289)なら60,000円台~
東急不動産HDの株価推移
続いて少額投資できるおすすめ銘柄として、2013年10月に設立・上場した東急不動産ホールディングス(3289)について紹介します。
東急不動産のおすすめポイント
✅少額から投資できる
✅株主優待が魅力
✅株価の水準が割安
こちらも比較的少額から投資できるおすすめの銘柄といえます。
先述したみずほFG(8411)ほどではありませんが、2019年4月時点での株価は600円台なので、100株で最低60,000円台から投資することができます。
また東急不動産HD(3289)では株主優待制度も魅力の一つであり、株主になると東急グループのホテルにお得に宿泊することができます。
ホテルハーヴェスト客室イメージ
グループホテルはリゾートホテルとして各地に展開する『ホテルハーヴェスト』や、都市型ホテルブランドの『東急ステイ』などが主力です。
ホテルは全国各地に展開されており、株主になればこれらのグループホテルにお得に宿泊することができるようになります。
株価の水準についてもPERが10.6倍、PBRは0.8倍程度と、まずまず割安な状況にあるため、初心者にも非常におすすめの銘柄であると考えています。
🔹あわせて読みたい
初心者が株を始めるのに必要な資金 投資信託なら100円から
ここまで少額で投資できる株式銘柄について紹介してきましたが、実はネット証券での投資信託を活用すれば、最低100円以上から株式系のファンドへ投資することが可能です。
投資信託とは、投資家から集めた資金を専門の機関(投資ファンド)が株式や債券などへ投資して運用し、その運用成果を投資家へ分配する仕組みの金融商品を指します。
出典元:楽天証券
つまり、ネット証券での投資信託により株式系のファンドへ投資をすれば、最低100円から株式へ投資をすることが可能なのです。
出典元:楽天証券
それでは具体例として、投資信託のおすすめファンドを1つ紹介しておきましょう。
下図は私も実際に投資している株式系の運用ファンド『三井住友・中小型株ファンド』の運用成績を示したものです。
ファンド名:三井住友・中小型株ファンド
運用会社 :三井住友DSアセットマネジメント
種 別 :日本株式
買付手数料:無料(ネット証券)
最小投資額:100円以上1円単位(ネット証券)
運用開始日:2003年9月30日
同ファンドは2003年に設立されて以降長期に渡り運用されており、チャートに示す通り2003年から15年間を複利(分配金再投資)で運用していれば運用額は+500%、つまり投資額が6倍になるという超大幅上昇をみせています。
2008年にリーマンショックによる大暴落があったため、安部政権が発足する2013年くらいまでは苦しい時期となりましたが、辛抱強く投資を続けていれば、巨額の富を築いてくれた一例です。
なお投資信託については私が厳選したおすすめのファンドを別記事の『投資信託おすすめファンド厳選5銘柄 🔰初心者必見』にてまとめて紹介していますので、あわせて参照ください。
🔹あわせて読みたい
初心者が株を始めるならネット証券がおすすめ
ここまで、株式投資を始めたい初心者が少額でも始められる、おすすめの運用方法について紹介してきました。
株式投資を手軽で簡単に始めるには、ネット証券の活用が断然おすすめです。
ネット証券なら自宅からでも職場からでもスマートフォンなどのインターネットから簡単に投資することができますし、初期費用などのリスクを負うこともなく手軽に始めることができるため、初心者にも安心でおすすめです。
今回ご紹介したような投資信託への投資においても、手数料が格段に安く、100円からの少額投資に対応できるのもネット証券だけの強みといえます。
利用登録もインターネットで簡単に申請でき、口座開設を含め初期費用はすべて無料なので、これを機会に無料登録をして、まずは100円からでも投資してみることをおすすめします。
証券会社は国内シェア1位のSBI証券か2位の楽天証券がおすすめで、私自身もこの2社を愛用しており、このいずれかを選んでおけば十分です。
この辺りについては別記事の『株式投資の始め方 🔰初心者でも安心の始め方を解説』でも詳しく解説していますので、あわせて参照ください。
🔹証券会社を見てみる
👉楽天証券
🔹あわせて読みたい
まとめ
以上により、今回は株式投資の初心者の方に向けて、投資を始めるにはどれくらいの資金が必要なのか、という疑問について解説させて頂きました。
個別銘柄株については17,000円程度から投資できるみずほフィナンシャルG(8411)をはじめ、数万円程度の少額から投資ができる銘柄について紹介しました。
またネット証券での投資信託を活用して株式系ファンドへ投資すれば、最低100円からでも株式への投資ができることを解説させて頂きました。
このように投資に充てられる資金が少ない場合においても、株式投資を始めることは十分可能です。
はじめはここで紹介したような少額での投資から始めて、徐々に慣れてきたら、投資額を増やしていけば良いのです。
今回ご紹介したように、今は100円からでも株式へ投資できる時代ですので、あとは行動を起こすだけです。
皆さんも今すぐに投資を始めるべく、勉強を始めて行動を起こし、人生を豊かにしていきましょう。
株式投資について学ぶには書籍にて独学で勉強をするのも良いのですが、最初は何から始めれば良いのか分からない方も多いと思います。
そんな方は、一度無料セミナーに出てみるのも良いかもしれません。
なかでもファイナンシャルアカデミーが開催している『お金の教養講座』では、東京、横浜、名古屋、大阪の各校にて無料セミナーを実施しており、株式投資などの資産運用について無料で学ぶことができるので、おすすめです。
🔹あわせて読みたい
🔹お金の教養講座【無料】セミナー実施中