独身女性のための老後資金形成術 安心の資産づくり

はじめまして、投資家の関原大輔(@sekihara_d)です。

今回は独身女性のための老後資金のつくり方について、初心者の方にもできる安心の方法について解説していきたいと思います。

日本で少子高齢化が進んでいる背景として、若者の晩婚化や出生率の低下のみならず、未婚者が増加していることも大きな要因となっています。

特に都会になるほどその傾向は強く、独身者が増えてきている傾向にあり、自ずと働く女性も増えてきている傾向にあります。

ここで、いわゆる『生涯独身』という方も増えてきている訳ですが、経済的な面を考えると、男性の場合には問題ありませんが、女性の場合には一抹の不安が残ります。

日本では男女の賃金格差や、待遇の格差が大きいためです。

会社員の場合、総合職なら話は別ですが、一般的な事務職であるOLなどでは、年齢を重ねても出世や昇給の見込みは男性と比べると極めて低いのが現実です。

では働く独身女性の場合、将来に向けてどのようなプランを立て、資産を作っていく必要があるのでしょうか。

今回は働く女性の方に向けて、初心者の方にもできる安心の資産形成の方法について解説していきたいと思います。

独身女性向け 老後資金を作るための土台を作る

まず独身女性の方は経済的に自立して、自分の力で老後の安泰に必要な基盤を作る必要があります。

いわゆる、老後に向けた資産づくりです。

一般的に女性は男性よりも給与水準が低いことがほとんどなので、資産づくりにはより賢く、より計画的に行っていく必要があります。

まずはいくつかの具体的手法、対策について紹介していきましょう。

実家から通勤し節約する

まず最も基本的で有効な手段として、実家に住んで固定費や食費を節減し、貯蓄に回す手法が有効です。

実家に住んでいれば、その気になれば給与収入のほとんどを貯蓄に回すこともできるはずです。

実家に住みつつ、将来を見据えて倹約を続けていければ、自ずと貯蓄ができるはずです。

賞与の出る企業の正社員を目指す

生涯独身を貫くのであれば、派遣やパートなどの非正規雇用では、資産形成の面で大きく不利となります。

よって勤務先には、できれば賞与と退職金制度、および福利厚生のある企業での正社員を目指しましょう。

実家に住んで賞与を受ければ、賞与は全額を貯蓄へ回すこともできるはずです。

それができれば、資産形成の上で大いに有利となります。

また老後に向けては長期で安定して厚生年金に加入することや、退職金の構築も非常に重要となります。

仮に現在は派遣社員の方でも、努力次第では正社員への道が開ける場合もあります。

よって非正規雇用の方は、できれば早めに正社員の道を目指しましょう。

副業にも挑戦し収入増を目指す

女性の場合にはほとんどのケースで、出世や収入には限界があります。

よって収入を増加させるには、本業とは別に副業を持つことも効果的といえます。

現在は人手不足などの時代背景もあり、政府は副業の容認を推奨しているため、副業をすることも決して珍しくない時代となっています。

私の場合も本業はサラリーマンなので、このブログも副業になります。

ブログを通じて企業の広告を掲載し、成果を上げれば報酬を得られる仕組みです。

独身女性の老後資金形成 毎月10万円+賞与を貯蓄する

ここまでで解説してきた方法を実践するだけでも、かなりの貯蓄ができるようになるはずです。

一言でいってしまえば、賞与の出る企業の正社員となって、実家から通勤することさえできれば、毎月10万円+賞与くらいの貯蓄をすることは可能なはずです。

やや足りない場合もあるでしょうが、その場合には少し副業を頑張るなどの努力をすれば、実現できない話ではないはずです。

この毎月10万円+賞与を貯蓄することに注力し、何とか年間で150万円を貯蓄することを目指しましょう。

これができれば、10年で1,500万円、20年で3,000万円を構築することができます。

さらにこれとは別に、厚生年金や退職金を貰える形を目指すことが理想的です。

このようなプランを描くことができれば、少しずつ老後への明るい道が開けてくるはずです。

独身女性の老後資金形成 資産運用を始める

ここまでで年間150万円を貯蓄するプランについてお話してきましたが、実は資産を貯蓄する上で、もう一つ大切なことがあります。

それは貯蓄といっても、預金で貯蓄してはならない、ということです。

老後に向けた資産づくりとは、一般に時間をかけて長期で行うものです。

ところがせっかく老後まで時間があっても、現在の預金金利はほぼゼロなので、預金ではお金を増やすことは一切できません。

それどころか、長期的にはジリジリと物価や社会保険料、税金などが増えてきているので、長期で預金をしてしまうと、実質的にはどんどん目減りしていってしまうのです。

預金のインフレリスク

一昔前であれば100円で買えたジュースが、今では120〜150円もかかるようになりました。これはすなわち、現金の価値(購買力)が20〜50%も下落したということです。

昔に100万円を預金してとっておいたとしても、今では当時の70〜80万円分の価値しか持たないという事です。

これを俗にインフレと呼び、預金は大きなインフレリスクを負うことになります。

したがって預金ではお金が増えないどころか、むしろどんどん減っていってしまうのです。

これでは貯めても貯めてもお金が増えていかないので、預金をしている限り、一生裕福になることはありません。

これが、一般的な日本人の典型的なパターンです。

長期の貯蓄なら資産運用が必須

そこで大切となるのが、老後までの時間を味方につけて『資産運用』を行うことです。

資産運用を行うことにより、資産を守りながら、少しずつ資産を増やしていくことが可能です。

短期間で成果を上げることは難しいですが、老後までなら数年規模、あるいは10年程度もあるようなら、時間を味方につけて長期で運用することにより、資産を着実に増やすことができます。

初心者の方でも、誰でも簡単に運用する方法なら、投資信託の活用がおすすめです。

投資信託とは、投資家から集めた資金を専門の機関(投資ファンド)が株式や債券などへ投資して運用し、その運用成果を投資家へ分配する仕組みの金融商品を指します。

出典元:楽天証券

下記は大手ネット証券である楽天証券の案内になりますが、ネット証券の投資信託を活用すれば、100円からでも手軽に投資することができるため、資金の少ない方や、初心者の方にも安心でおすすめです。

出典元:楽天証券

投資信託のおすすめファンド事例

百聞は一見に如かず、ということで投資信託へ投資する具体例を見てみましょう。

下図は私も実際に投資している国内株式系の運用ファンド『三井住友・中小型株ファンド』の運用実績になります。

ファンド名:三井住友・中小型株ファンド

運用会社 :三井住友DSアセットマネジメント

種 別  :日本株式

買付手数料:無料(ネット証券)

最小投資額:100円以上1円単位(ネット証券)

運用開始日:2003年9月30日

同ファンドは2003年に設立されて以降長期に渡り運用されており、チャートに示す通り2003年から15年間を複利(分配金再投資)で運用していれば、運用額は+500%、つまり投資額が6倍になるという超大幅上昇をみせています。

2008年にはリーマンショックによる大暴落があったため、安部政権が発足する2013年くらいまでは苦しい時期となりましたが、辛抱強く投資を続けていれば、巨額の富を築いてくれた一例です。

なお投資信託については私が厳選したおすすめのファンドを別記事の『投資信託おすすめファンド厳選5銘柄 🔰初心者必見』にてまとめて紹介していますので、あわせて参照ください。

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👉投資信託おすすめファンド厳選5銘柄 🔰初心者必見

独身女性の老後資金形成 資産運用を始めるには

ここまでで、老後へ向けた資産づくりには資産運用が必須であり、初心者の方でも、誰でも簡単に運用できる方法として、投資信託の活用がおすすめ、という内容について解説してきました。

投資信託を手軽で簡単に始めるには、ネット証券の活用が断然おすすめです。

ネット証券なら自宅からでも職場からでもスマートフォンなどのインターネットから簡単に投資することができますし、初期費用などのリスクを負うこともなく手軽に始めることができるため、初心者にも安心でおすすめです。

ネット証券であれば手数料も格段に安く、100円からの少額投資に対応できるのもネット証券だけの強みといえます。

利用登録もインターネットで簡単に申請でき、口座開設を含め初期費用はすべて無料なので、これを機会に無料登録をして、まずは100円からでも投資してみることをおすすめします。

証券会社は国内シェア1位のSBI証券か2位の楽天証券がおすすめで、私自身もこの2社を愛用しており、このいずれかを選んでおけば十分です。

口座開設を含めすべて無料なので、これを機に無料登録をして、まずは100円からでも始めてみるのがおすすめです。

🔹証券会社を見てみる

👉SBI証券

👉楽天証券

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👉女性のための資産運用の始め方【30代、40代向け】

まとめ

以上により、今回は働く女性の方に向けて、初心者の方にもできる安心の資産形成の方法について解説させて頂きました。

今回お話してきた要点をもう一度おさらいすると、下記のようになります。

働く女性の資産形成のポイント

✅実家から通勤し節約する

✅賞与の出る企業の正社員を目指す

✅副業にも挑戦し収入増を目指す

✅毎月10万円+賞与を貯蓄する

✅資産運用を始める

一般的に女性の場合には、男性よりも給与水準が低いことがほとんどなので、資産づくりにはより賢く、より計画的に行っていく必要があります。

ただ単純に収入を増やしたり、支出を減らしたりするのにも限界があります。

よって資産運用などの手法についてもしっかりと勉強し、賢く計画的に資産をつくっていきたいところです。

お金について勉強すると、学校では教えてくれなかったような、あなたの知らない世界が驚くほどたくさんあります。

独身女性が老後の安泰を得るためには、お金の勉強をすることが必須要件です。

思い立ったが吉日、あなたも今すぐに勉強を始めて行動を起こし、人生を豊かにしていきましょう。

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