はじめまして、投資家の関原大輔(@sekihara_d)です。
今回は「三菱UFJの株価・配当」を予想して、上昇する5つの理由を解説していきたいと思います。
🔳三菱UFJの株価・配当を予想!【現状を分析】
✅株価は、著しく低迷が続く
✅配当金は、高利回りを維持
✅株安の原因は、利益の減益
🔳三菱UFJの株価・配当を予想!上昇する5つの理由
✅①売上は増収が続いている
✅②今後は増益が続く見通し
✅③配当金も増配が続く予定
✅④株価はかなり割安な水準
✅⑤店舗・人員の削減で再建
「三菱UFJの株価と配当は、今後どうなるかな・・・」
今回は、そんな疑問にお答えしていきます。
【結論】三菱UFJの株価・配当は、これから必ず上昇トレンドへ入ります。
これまでは業績不振が続いてきましたが、今後は少しずつ増益へと向かう見込みです。
配当金も増配が続いており、これから業績が上向き、さらに増配が続けば、株価は必ず上昇します。
今回は「三菱UFJの株価・配当」を予想して、上昇する5つの理由を解説していきたいと思います。
三菱UFJの株価・配当を予想!【現状を分析】
それでは「三菱UFJの株価・配当」について予想していきましょう。
まずは同社における、株価と配当の現状について整理しておきましょう。
株価は、著しく低迷が続く
三菱UFJの株価は、長らく、著しい低迷が続いています。
下図に直近20年間における、三菱UFJの株価チャートを示します。
三菱UFJフィナンシャルG(8306)株価チャート
三菱UFJの株価は、未だリーマンショック後の水準から回復できずに、10年以上も停滞が続いています。
特に直近では2018年からの2年間で、株価は再び半値にまで急落してしまいました。
配当金は、高利回りを維持
一方の配当金については、高利回りが維持されています。
21年1月時点での三菱UFJの配当利回りは5.1%と、驚異的な高配当となっています。
下図に三菱UFJにおける、配当金の推移を示します。
このように同社の配当金は、長期的に右肩上がりの増配が続いています。
三菱UFJフィナンシャルG(8306)配当金の推移
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株安の原因は、利益の減益
三菱UFJにおける株価下落の原因は、業績の不振です。
下図に三菱UFJの直近7年間における、純利益の推移を示します。
三菱UFJフィナンシャルG(8306)純利益の推移
(単位:億円)
このように三菱UFJの純利益は、右肩下がりの減益が続いています。
特に17年からの2年間で、同社の純利益は半分となってしまいました。
たったの2年間で利益が半分になってしまっては、株価が半値になるのも当然です。
この利益の減益こそが、三菱UFJにおける株価下落の原因で間違いありません。
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三菱UFJの株価・配当を予想!上昇する5つの理由
ここまで「三菱UFJの株価・配当」の現状について整理してきました。
そして三菱UFJの株価・配当は、これから必ず上昇トレンドへ入ります。
以下に上昇する5つの理由について、1つずつ解説していきましょう。
①売上は増収が続いている
三菱UFJの売上高(経常収益)は、長期的に右肩上がりの成長を続けています。
下図に直近9年間における、三菱UFJの業績推移を示します。
三菱UFJフィナンシャルG(8306)業績推移
この9年間で、三菱UFJの売上高(経常収益)は、1.5倍に成長しました。
このような成長の傾向がある限り、三菱UFJの業績は、持続的な成長を続けるでしょう。
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②今後は増益が続く見通し
三菱UFJの業績は、減益が続いていましたが、今後は徐々に増益へと向かう見込みです。
下図に、三菱UFJの業績推移と見通しを示します。
三菱UFJフィナンシャルG(8306)業績推移と見通し
(単位:百万円)
20年3月期までは減益の傾向が続いてきましたが、今後は21年、22年と、連続増益が続く見通しです。
利益の安定した増益が続いていけば、三菱UFJの株価・配当は、少しずつ上昇へ転じるでしょう。
③配当金も増配が続く予定
三菱UFJの配当金は、今後も増配が続く見込みです。
下図に三菱UFJにおける、配当金の推移と見通しを示します。
三菱UFJフィナンシャルG(8306)配当金の見通し
三菱UFJフィナンシャルG(8306)業績推移と見通し
(四季報 20年12月16日更新)
グラフが示す通り、三菱UFJでは2023年度までに、配当性向を40%まで引き上げる計画です。
利益が増益へと転じ、配当性向も高まれば、配当金は確実に増配となります。
このような形で配当金の増配が続けば、株価も持続的に上昇していくでしょう。
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④株価はかなり割安な水準
三菱UFJの株価は低迷が続いているため、株価はかなり割安な水準にあります。
下記に三菱UFJの株価指標について、日経平均との対比を示します。
日経平均 三菱UFJ
PER (倍) 26.0 11.9
PBR (倍) 1.2 0.4
配当利回り(%) 1.6 5.1
株価の指標(2021年1月時点)
三菱UFJの株価指標は、日経平均と比べPERは半分以下、PBRは1/3の低水準です。
さらに配当利回りについては、日経平均の3倍以上の高水準です。
これらはすべて、三菱UFJの株価が「割安」であることを示しています。
よって今後の業績が向上へ転じれば、株価はたちまち上昇することでしょう。
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⑤店舗・人員の削減で再建
三菱UFJでは中期経営計画に基づき、23年度までに店舗・人員数の削減が進められています。
下図に、店舗・人員数の削減計画の状況と見通しを示します。
いずれも17年度比として、店舗数は▲40%、人員数は▲6,000名が削減される計画です。
三菱UFJフィナンシャルG(8306)店舗数の見通し
三菱UFJフィナンシャルG(8306)人員数の見通し
(単位:千人)
このように23年度までに店舗・人員等の削減が進められ、経営体質の強化が進められています。
銀行の姿はこのように、社会のデジタル化の流れにより、着実に変化しています。
コストが徐々に削減され、経営の健全化が進めば、三菱UFJの業績は将来、利益を生みやすくなります。
安定して利益を出せるようになれば、三菱UFJの株価は、少しずつ上昇へ転じるでしょう。
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まとめ
以上により、今回は「三菱UFJの株価・配当」を予想して、上昇する5つの理由を解説させて頂きました。
ここまで解説してきた項目について、最後にもう一度おさらいしておきましょう。
🔳三菱UFJの株価・配当を予想!【現状を分析】
✅株価は、著しく低迷が続く
✅配当金は、高利回りを維持
✅株安の原因は、利益の減益
🔳三菱UFJの株価・配当を予想!上昇する5つの理由
✅①売上は増収が続いている
✅②今後は増益が続く見通し
✅③配当金も増配が続く予定
✅④株価はかなり割安な水準
✅⑤店舗・人員の削減で再建
【結論】三菱UFJの株価・配当は、これから必ず上昇トレンドへ入ります。
これまでは業績が低迷し、利益の減益が続いてきましたが、今後は増益の傾向が続く見込みです。
利益が順調に増益となれば、配当金についても増配が続いていく見通しです。
予定通り増益・増配が続いていけば、三菱UFJの株価は、着実に上昇していくことでしょう。
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