はじめまして、投資家の関原大輔(@sekihara_d)です。
今回は「オリックスの株価」が安い理由と、これから上昇する6つの理由を解説していきたいと思います。
🔳オリックスの株価はなぜ安い?業績が長らく停滞
✅株価は7年間も停滞している
✅売上も利益も伸び悩んでいる
🔳オリックスの株価を予想【必ず上がる6つの理由】
✅①持続的な成長が続いている
✅②配当金の増配が続いている
✅③配当利回りが、かなり高い
✅④株価は、かなり割安な水準
✅⑤今後は増収・増益の見通し
✅⑥さらなる増配が続く見込み
「オリックスの株価は、なぜ安いのかな・・・」
今回は、そんな疑問にお答えしていきます。
【結論】オリックスの株価が安い理由は、業績の停滞が続いているためです。
オリックスの売上高と営業利益は、3期連続の減収・減益が続いています。
しかし株価はかなり割安であり、今後は増収・増益へ転じる見込みのため、株価は必ず上昇するでしょう。
今回は「オリックスの株価」が安い理由と、これから上昇する6つの理由を解説していきたいと思います。
オリックスの株価はなぜ安い?業績が長らく停滞
それでは「オリックスの株価」が安い理由について、解説していきましょう。
オリックスの株価が安い理由は、業績の停滞が続いているためです。
以下に、株価と業績の状況について整理していきましょう。
株価は7年間も停滞している
オリックスの株価は、長らく停滞が続いています。
下図に直近20年間における、オリックスの株価チャートを示します。
オリックス(8591)株価チャート_20年
上図の通りオリックスの株価は、2014年から7年以上に渡り停滞しています。
この7年間で、日経平均株価は2倍に上昇しているにも関わらずです。
では、オリックスの株価はなぜ停滞してしまったのでしょうか。
売上も利益も伸び悩んでいる
オリックスの株価が安い理由は、業績の停滞が続いているためです。
下図に、オリックスの業績推移を示します。
同社の営業利益は、3期連続の減益が続いています。
オリックス(8591)業績推移と見通し
(四季報 21年6月18日更新)
オリックス(8591)純利益の推移
(単位:億円)
上図における純利益の推移をみても、業績が完全に停滞していることが分かります。
3期連続の減益となってしまっては、株価が停滞するのも当然です。
オリックスの株価が安い理由は、業績停滞が原因とみて間違いないでしょう。
オリックスの株価を予想【必ず上がる6つの理由】
ここまで、オリックスの株価が安い理由について解説してきました。
しかしオリックスの株価は、これから必ず上昇へ転じます。
以下に同社の株価が上昇する、6つの理由について解説してきましょう。
①持続的な成長が続いている
オリックスの業績は、歴史的に右肩上がりの成長を続けています。
下図にオリックスにおける、業績の長期推移を示します。
オリックス(8591)売上高の長期推移
オリックス(8591)純利益の長期推移
(単位:億円)
オリックスの業績は上図の通り、長期に渡り持続的な成長を続けています。
このような成長を持続させることができれば、同社の業績は、今後も成長を続けます。
オリックスの業績は長期的には、引き続き堅調な成長を続けるでしょう。
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②配当金の増配が続いている
オリックスの株は、株主還元の高さが魅力です。
下図にオリックスにおける、配当金の推移を示します。
同社の配当金はこのように、安定した増配が続けられています。
オリックス(8591)配当金の推移
(単位:円)
オリックス(8591)株主還元の推移
(単位:億円)
また図下は、株主還元の推移を示したグラフです。
配当の増配に加え、自社株買いによる株主還元も、継続的に実施されています。
このようにオリックスの株は、株主還元の高さが魅力です。
このような施策が継続されれば、今後の株価は、必ず上昇するでしょう。
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③配当利回りが、かなり高い
オリックスの株は、配当利回りの高さも大きな魅力です。
21年4月時点で、オリックスの配当利回りは4.4%に及びます。
日経平均の配当利回りは1.7%なので、これに比べると、2.5倍以上の高配当です。
このような高配当を維持できれば、オリックスの株価は、これから必ず上昇するでしょう。
④株価は、かなり割安な水準
オリックスの株価は、現在かなり割安な水準にあります。
下記にオリックスの株価指標について、日経平均との対比を示します。
株価の指標(2021年6月時点)
日経平均 | オリックス | ||
PER(会社予想) | 倍 | 14.2 | 9.6 |
PBR | 倍 | 1.2 | 0.8 |
配当利回り | % | 1.8 | 4.0 |
オリックスの株価指標はPER、PBRともに、日経平均の70%ほどの低水準です。
これは、株価がかなり割安になっていることを示しています。
先述した通り、同社の株価は長年に渡り停滞しているため、かなり割安な水準にあります。
よって今後の業績が上向けば、オリックスの株価は、間違いなく上昇を始めるでしょう。
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⑤今後は増収・増益の見通し
オリックスの業績は、今後ようやく増収・増益へと転じる見込みです。
下図に、オリックスの業績推移と見通しを示します。
オリックス(8591)業績推移と見通し
(単位:百万円)
オリックスの業績は先述した通り、21年3月期までは、3期連続の減益が続いていました。
しかし22年3月期には、ようやく増収・増益へと転じる見込みです。
コロナ禍も重なった21年3月期が、業績悪化のピークとなったことは間違いありません。
株価も割安であることから、業績さえ上向けば、オリックスの株価は必ず上昇するでしょう。
⑥さらなる増配が続く見込み
オリックスの配当金は、今後さらなる増配が見込まれています。
下記にオリックスにおける、配当金の推移と見通しを示します。
配当金の推移と見通し
- 18年3月期:66円
- 19年3月期:76円
- 20年3月期:76円
- 21年3月期:78円
- 22年3月期:78円(予想)
21年3月期は業績が悪化しながらも、配当の増配が維持されました。
そして先述した通り22年3月期には、業績の回復が見込まれています。
このような形で業績が上向き、配当が増配されれば、株価は必ず上昇します。
オリックスの株価は、まもなく上昇を始めることでしょう。
まとめ
以上により、今回は「オリックスの株価」が安い理由と、上昇する6つの理由を解説させて頂きました。
ここまで解説してきた項目について、最後にもう一度おさらいしておきましょう。
🔳オリックスの株価はなぜ安い?業績が長らく停滞
✅株価は7年間も停滞している
✅売上も利益も伸び悩んでいる
🔳オリックスの株価を予想【必ず上がる6つの理由】
✅①持続的な成長が続いている
✅②配当金の増配が続いている
✅③配当利回りが、かなり高い
✅④株価は、かなり割安な水準
✅⑤今後は増収・増益の見通し
✅⑥さらなる増配が続く見込み
【結論】オリックスの株価が安い理由は、業績の停滞が続いているためです。
オリックスの売上高と営業利益は、現在3期連続の減収・減益が続いています。
しかし業績低迷もようやく底を打ち、22年3月期は増収・増益へと転じる見込みです。
株価も割安で、配当の増配も見込まれていることから、業績が上向けば、株価は必ず上昇するでしょう。
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