株式投資に必要な知識とは 🔰初心者向けにやさしく解説

はじめまして、投資家の関原大輔(@sekihara_d)です。

今回は株式投資の初心者の方に向けて、『株式投資に必要な知識』について解説してみたいと思います。

株式投資における大切な知識は、ここでは語りきれないほどたくさんあるのですが、今回は初心者の方に向けてできる限り話を要約し、下記の項目について触れていきたいと思います。

株式投資に必要な知識

✅割安株、割高株を見分ける知識

✅配当の重要性を知る

✅複利の重要性を知る

✅長期投資の重要性を知る

✅分散投資の重要性を知る

✅NISAの重要性を知る

また今回の記事の他にも、当サイトでは株式投資に関したくさんのコンテンツをすべて無料にて公開していますので、ぜひともお役に立てればと思います。

それでは『株式投資に必要な知識』について解説していきましょう。

株式投資に必要な知識とは

割安株、割高株を見分ける知識

初心者の方にありがちな割高状態の株を掴まないようにするためには、株の銘柄を選定する際に、その株が割安なのか割高なのかを把握する必要があります。

株価の妥当性を把握する指標として『PER』と『PBR』という指標があります。

PER、PBRともに数値が高くなるほど、その株価が割高であることを示します。

それぞれの数値の目安ですが、2019年3月時点における日経平均のPERは12〜13倍、PBRは1.1〜1.2倍程度が平均値となっています。

したがって、例えばPERが10倍未満であったり、PBRが1.0倍未満の場合には株価が比較的割安であると判断できますし、逆にPERが20倍を超えていたり、PBRが2.0倍を超えているような場合には株価が割高ではないか、という判断ができるようになります。

この辺りについては下記の別記事にて詳しく解説していますので、あわせて参照ください。

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👉株価の見方と割安な銘柄を見つける方法とは 🔰初心者必見

株の知識 配当の重要性を知る

株式投資では株価の値上がりを狙うだけではなく、配当による収益を得ることができます。

配当とは、企業が資本を出資してくれた投資家に対し、定期的に利益の分配を行うものです。

株主は株を保有している限り、定期的に利益の分配、すなわち配当を受け取ることができます。

よって株の銘柄選定の際には株価の割安、割高感だけでなく、配当についても重視しましょう。

2019年3月時点での日経平均の配当利回りの平均値は概ね2.1~2.3%となっています。

この配当利回りの数値はあくまでも平均値なので、高い配当を出している企業では3%以上、なかには4%以上の高配当を出している企業もたくさんあります。

配当利回りが3%もあれば、これは決して侮れません。

詳しくは後述しますが、長期で積み上げていけば馬鹿にならず、少なくともゼロ金利の銀行に預金しておくよりもはるかに賢明です。

株の知識 複利の重要性を知る

投資には『複利』という手法を活用することが、資産を増やしていく上で重要な知識となります。

『複利』とは、利子を再投資して翌年それに利子が付き、それを再投資してさらに翌年そこに利子が付き、これを繰り返して元本を雪だるま式に大きくする手法です。

株式投資では、ここでいう利子が配当に当たります。

配当の再投資を長期で繰り返して積み上げていけば、複利の効果によって元本は加速度的に増えていきます。

例えば配当利回り3%の複利運用を15年も継続すれば、元本は1.56倍にまで積み上がります。

ここまで積み上げれば、たとえ株価がやや下落してしまったとしても、損失が出ることはほとんどないでしょう。

それどころか、株価も順当に上昇すれば元本を2倍以上にすることも決して難しい話ではありません。

この年利3%の複利運用をさらに継続すれば元本はどんどん増えていき、20年で1.8倍、25年で2.1倍と加速度的に増えていきます。

このように配当の複利運用は長期投資が前提とはなりますが、正しく運用することで元本を2倍以上にすることも十分に可能となる絶大なる力を持っています。

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株の知識 長期投資の重要性を知る

株式投資の世界には短期で成果を出そうとする短期筋のトレーダーも多く存在しますが、短期で売買を繰り返す投資法は、特に初心者にはおすすめできません。

ここで株式投資における重要な知識として『長期投資』の重要性を知っておく必要があります。

配当の複利運用を長期で繰り返す手法が有効であることは既に前述しましたが、その他にも長期投資であれば、株価の値上がり益もより確実に狙うことができます。

株価は短期的には上昇したり下落したりをランダムに繰り返すような値動きとなるため、短期的な値動きを予測することは不可能です。

しかし株式市場の長期的な歴史を見れば、株価は長期的には上昇を続けています。

日経平均株価 100年チャート

上図は日経平均株価の100年間の推移になります。

もちろん短期的には大きく下落する局面もありますが、それでも長期的に見れば、株価は右肩上がりでの上昇を続けていることが分かります。

紆余曲折があったとはいえ、50年前の日経平均株価はやっと1,000円を超えた程度なので、この50年間で株価は20倍近くにまで上昇しています。

したがって株式は長期で保有することで、配当の複利運用により資産をコツコツ増やしながら、株価の上昇を長期でじっくりと待つ、というダブルの手法により資産を増やしていく方法が、最も効果的であるといえます。

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株の知識 分散投資の重要性を知る

株式投資における不動のセオリーとして、1つの銘柄への集中投資は絶対に避けるようにしましょう。

投資の世界には『卵は一つのかごに盛るな』という有名な格言があります。

一つの銘柄に集中投資してしまう(一つのかごに盛る)と、その企業(かご)に何か予期せぬ事態が起こった時には共倒れとなってしまい、大切な資産を失いかねません。

したがって投資の基本原則として、株式は複数の銘柄(かご)に分散してリスクを低減しておくことが、投資の世界における基本原則となります。

株の知識 NISAの重要性を知る

株式投資を始めるなら、NISAという制度を活用することをおすすめします。

NISAとは、株式や投資信託の値上がり益や配当金を非課税にしてくれる制度です。

さらに国内株式を中心に売買手数料が広く無料となります。

出典元:SBI証券

通常の場合、株式や投資信託の売買益や配当はすべて課税対象となり、利益に対し20.315%の税金を納めなくてはなりませんが、NISAであれば、これがすべて非課税となります。

特に配当金に税がかからないという点は長期運用の投資家にとっては複利効果を最大限に高めてくれる効果があるため、これほど有難い制度は活用しない理由がありません。

NISAについては下記の別記事にて詳しく解説していますので、あわせて参照ください。

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まとめ

以上により、今回は株式投資の初心者の方に向けて『株式投資に必要な知識』について解説させて頂きました。

ここでご紹介した内容は、株式投資に必要な知識の内のほんのごく一部でしかなく、あくまでも序章にすぎません。

これから株式投資について勉強していきたいという方は、ここから勉強をスタートして一歩一歩着実に詳しい勉強を進めていって頂ければと思います。

当サイトでは投資初心者の方へ向けた学習コンテンツを数多く掲載しており、それらを全て無料にて公開していますので、投資について知りたいという方に、少しでもお役に立てれば幸いです。

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