はじめまして、投資家の関原大輔(@sekihara_d)です。
今回は「楽天の株価」がどうなるのか、将来必ず上昇する5つの理由を解説していきたいと思います。
🔳楽天の株価はどうなる?【現在の株価は低迷】
✅現在は業績も株価も低迷中
✅当面は赤字で、配当も低い
🔳楽天の株価はどうなる?【上昇する5つの理由】
✅ ①売上は右肩上がりで成長中
✅ ②楽天市場はコロナ禍で急伸
✅ ③フィンテック事業も急成長
✅ ④楽天モバイルの成長に期待
✅ ⑤今は、将来への我慢の時期
「楽天の株価は、どうなるのかな・・・?」
今回は、そんな疑問にお答えしていきます。
【結論】楽天の株価は、時間をかけながら、将来必ず上昇します。
現在は業績も株価もやや低迷していますが、今は将来の成長へ向けた我慢の時期です。
現在進めているプロジェクトが軌道に乗れば、楽天は大きな成長を遂げ、株価は必ず上昇するでしょう。
今回は「楽天の株価」がどうなるのか、将来必ず上昇する5つの理由を解説していきたいと思います。
楽天の株価はどうなる?【現在の株価は低迷】
それでは「楽天の株価」はどうなるのか、詳しく解説していきましょう。
まずは、現在の株価の状況について検証してみましょう。
現在は業績も株価も低迷中
楽天は現在、業績も株価も大きく低迷しています。
直近の21年12月期では、純利益が▲1,338億円の赤字決算となりました。
株価も軟調に推移しており、この7年間で、株価は1/3にまで下落しています。
楽天(4755)株価チャート_20年
当面は赤字で、配当も低い
さらに楽天は今後の業績予想においても、当面の間は、赤字決算が続く見通しです。
下図は四季報による、楽天の業績推移と見通しです。
楽天(4755)業績推移と見通し
(四季報 2022年9月16日更新)
ここには、23年12月期までの業績予想が示されています。
楽天の業績は、当面の間は赤字が続き、5期連続での赤字が続く見通しです。
また配当金については、1株当たり4.5円が続く見通しです。
これは利回りにして0.7%程度で、とても低い配当利回りが続いています。
株価の指標(2022年10月時点)
日経平均 | 楽天 | ||
PER | 倍 | 15.5 | - |
PBR | 倍 | 1.6 | 0.9 |
配当利回り | % | 2.2 | 0.7 |
このように楽天は、業績も株価も大きく低迷しています。
果たしてこんな状況でも、楽天の株価は、本当に上昇する余地があるのでしょうか?
以下に、詳しく解説していきます。
楽天の株価はどうなる?【必ず上昇する5つの理由】
ここまで、楽天の業績と株価が低迷している現状について解説してきました。
しかしそれでも、楽天の株価は、将来必ず上昇します。
ここからは、楽天の株価が将来必ず上昇する、5つの理由について解説してきます。
①売上は右肩上がりで成長中
たしかに楽天の業績は低迷していますが、それでも売上高については、右肩上がりの上昇が続いています。
売上の増収が続くということは、ビジネスが成長を続け、どんどん拡大していることを意味します。
楽天(4755)売上高の推移
(単位:百万円)
これは、成長期の企業によく見られる傾向です。
今はビジネスの「拡大」を優先するために、利益を犠牲にしている状況です。
現在進めているプロジェクトが軌道に乗れば、利益を含め、業績は必ず改善されます。
②楽天市場はコロナ禍で急伸
売上高の増収が示すように、楽天のビジネスはどんどん成長しています。
特に楽天は、コロナ禍にも強いビジネスをたくさん持っています。
下図に楽天の国内ECにおける、流通総額の推移を示します。
楽天(4755)国内ECの流通総額
直近はコロナの影響で、国内ECの需要が急増しました。
楽天が展開する国内ECの需要は右肩上がりで、流通総額はついに5兆円を突破しました。
このようなネットビジネスにおいては、コロナ禍が逆に追い風となり、需要が増えているビジネスです。
③フィンテック事業も急成長
楽天は、キャッシュレス決済や電子マネーなどのフィンテック事業にも特化しており、業界トップのシェアを持っています。
なかでも楽天カードは、クレジットカードの国内シェアNo.1です。
楽天カードの発行枚数は2,500万枚を突破し、今もどんどん増え続けています。
楽天(4755)フィンテック事業の拡大
楽天のフィンテック事業はこのように、右肩上がりでの成長が続いています。
他にも楽天Edy、楽天Payのほか、ポイントで有名な楽天ポイントなど、多くのサービスを展開しています。
電子マネーなどのキャッシュレス決済の需要は、今後も増え続けるので、楽天のフィンテック事業は、今後も持続的な成長が続くことでしょう。
④楽天モバイルの成長に期待
また新規事業としての成長が期待されるのが「楽天モバイル」です。
楽天モバイルは20年4月に4Gのサービスを開始したばかりで、現在も急ピッチで基地局の建設が進められています。
低額の料金プランが魅力
楽天モバイルの武器は、低価格の料金プランが最大の魅力です。
楽天モバイルにすることで、他社と比べ、利用料金を大きく節約することができます。
ユーザー数は右肩上がりで増加中
楽天モバイルでは、ユーザー数も右肩上がりで増加しています。
しばらくはこの勢いでユーザーを増やし続け、事業を拡大していくことでしょう。
楽天モバイルの累計契約申し込み数
「5G」でシェア拡大を狙う
そして楽天モバイルの狙いは、何といっても、これから本格的に普及する「5G」でのシェア拡大です。
楽天では「5G」のサービスを21年3月までに全国へ供給すべく、急ピッチで基地局の拡大が進めらました。
楽天モバイルの事業計画
楽天はモバイル事業で、この「5G」ブームの大波に乗り、一気にシェアを拡大させるのが狙いでしょう。
ユーザー数を拡大させつつ、他の楽天サービスとの連携を強め、グループ全体で大きく成長させるのが、楽天の真の狙いでしょう。
⑤今は、将来へ向けた我慢の時期
ここまで、楽天の圧倒的な成長力について紹介してきました。
しかし現在の楽天の業績は「赤字」であり、今後もしばらくは赤字決算が続く見通しです。
ではなぜ、楽天の株価が必ず上昇すると断言できるのでしょうか?
それは楽天にとって、今が「成長期」であり、将来の成長へ向けた「我慢の時期」だからです。
現在は利益よりも「成長」を優先
現在の楽天の経営は、利益よりも「成長」を優先しています。
たとえば新規事業である「楽天モバイル」では、基地局の増設や、新規加入者への月額無料化などの「先行投資」に費用を注いでいます。
これらの初期費用はすべて「先行投資」であり、事業が軌道に乗れば、利益は必ず増えていきます。
先述したように、売上高は右肩上がりでの成長が続いているため、方向性は間違っていません。
このまま楽天のビジョンが進み、ビジネスの拡大が続けば、楽天は大きな成果を上げることになります。
よって時間はかかりますが、楽天の株価は将来必ず、大きく上昇することになるでしょう。
まとめ
以上により、今回は「楽天の株価」がどうなるのか、将来必ず上昇する5つの理由を解説させて頂きました。
ここまで解説してきた項目について、最後にもう一度おさらいしておきましょう。
楽天の株価はどうなる?【必ず上昇する5つの理由】
✅ ①売上は右肩上がりで成長中
✅ ②楽天市場はコロナ禍で急伸
✅ ③フィンテック事業も急成長
✅ ④楽天モバイルの成長に期待
✅ ⑤今は、将来への我慢の時期
【結論】楽天の株価は、時間をかけながら、将来必ず上昇します。
現在の楽天の経営は、利益よりも「成長」を優先しています。
目先の利益にとらわれず、将来へ向けた「先行投資」を続けることで、利益を犠牲にしているにすぎません。
よって時間はかかりますが、プロジェクトが軌道に乗れば、楽天の株価は、将来必ず上昇するでしょう。
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