はじめまして、投資家の関原大輔(@sekihara_d)です。
今回は「米国株の買い時」について、下落はいつまで続くのかを予想していきたいと思います。
🔳米国株の買い時とは【下落はいつまで続く?】
✅株価は、再び下落へと転じる
✅政策金利が下がり始めるまで
✅23年5月までは、厳しいか
✅本格的な反発は2024年以降
✅今後2年間の過ごし方が大事
「米国株の買い時は、いつなのかな・・・」
今回は、そんな疑問にお答えしていきます。
【結論】米国株の買い時は、早くても23年5月からで、24年が最大の買い時となるでしょう。
FRBの利上げはまだまだ続き、政策金利は22年12月にピークを迎える見込みです。
少なくても政策金利が下がり始めるまでは、米国株の下落トレンドは続いていくでしょう。
今回は「米国株の買い時」について、下落がいつまで続くのかを予想していきたいと思います。
米国株の買い時とは【下落はいつまで続く?】
それでは「米国株の買い時」について、予想していきましょう。
【重要】米国株の下落は、今後もまだ続いていくと予想します。
そして今回の記事では、下落がいつまで続くのかを、詳しく検証していきたいと思います。
株価は、再び下落へと転じる
まず大前提として、米国株はこれから、再び下落へ転じると予想します。
FRBは急ピッチでの利上げを進めており、現在は経済に急ブレーキをかけている最中です。
米国のインフレはまだ解消しておらず、今後も政策金利はまだまだ上がります。
これについては前回の記事で詳しく解説しているので、詳細は下記を読んでみて下さい。
政策金利が下がり始めるまで
では米国株の下落は、いつまで続くのでしょうか?
【主張】少なくても政策金利が下がり始めるまで、株価の上昇は難しいでしょう。
政策金利の市場予測では、22年12月までは利上げが続き、3.75%まで上昇する見通しです。
その後の23年2月、3月では利上げが停止、政策金利は天井のまま維持される見方が有力視されています。
23年5月までは、厳しいか
つまり政策金利が利下げに転じるのは、早くても23年5月頃になると推測されます。
よって23年5月頃までは、米国株の下落トレンドは続くと予想します。
さらに政策金利が利下げに転じても、米国株はすぐに上昇するわけではありません。
利下げが継続され、政策金利との「逆イールド」が解消されるまでは、上昇への移行は難しいでしょう。
本格的な反発は2024年以降
歴史を振り返ると、株価が本格的に反発へ転じるのは、政策金利が底まで下がりきってからです。
下図に米国の過去22年間における、政策金利とS&P500の長期推移を示します。
過去の歴史では、政策金利の利上げの後、米国株は例外なく暴落しています。
政策金利とS&P500の長期推移
(引用元:MONEY PLUS)
そして株価が底を打ち、反発を始めたのは、いずれも政策金利が下がりきってからです。
政策金利が下がりきったのは、2003年6月、2008年12月、2020年3月の3回。
そのいずれも、株価が反発を始めた時期と重なっています。
政策金利が下がりきった時期
- ITバブル崩壊 2003年 6月
- リーマンショック 2008年12月
- コロナショック 2020年 3月
今後の金融政策の見通しでは、23年末では、まだ政策金利は下がりきらない見通しです。
よって政策金利が下がりきるのは、早くても2024年。
したがって米国株が本格的な「買い時」を迎えるのは、2024年以降となりそうです。
今後2年間の過ごし方が大事
これまでの内容をまとめると、米国株の下落トレンドは、少なくても23年5月までは継続。
そして本格的な反発を始めるのは、2024年以降になると予想します。
よって下落トレンドとなる今後2年間の運用スタンスが、ものすごく大事になってきます。
株式投資の成果は「下落時の対応」で決まるほど、最も重要となるためです。
投資は「下落時の対応」が大事
今後2年間で株価の下落が続くようなら、市場から退場していく人が続出するでしょう。
そして結果を出す投資家は、2024年に迎える最大の買い時に、集中投資する人です。
今後2年間の運用方針によって将来、負ける人はトコトン負け、勝てる人だけが莫大な富を築きます。
下落時のアクションによって、投資家の運命は「天国と地獄」に分かれるためです。
まとめ
以上により、今回は「米国株の買い時」について、下落がいつまで続くのかを検証してきました。
ここまで解説してきた項目について、最後にもう一度おさらいしておきましょう。
🔳米国株の買い時とは【下落はいつまで続く?】
✅株価は、再び下落へと転じる
✅政策金利が下がり始めるまで
✅23年5月までは、厳しいか
✅本格的な反発は2024年以降
✅今後2年間の過ごし方が大事
【結論】米国株の買い時は、早くても23年5月からで、24年が最大の買い時となるでしょう。
FRBはまだ利上げを継続しており、年末までに1%以上も利上げが実行される見通しです。
少なくても政策金利が下がり始めるまでは、米国株の下落トレンドは続いていくでしょう。
過去の歴史では、株価が本格的な反発を始めるのは、政策金利が下がりきってからです。
政策金利が下がりきる24年以降が、株価の本格的な反発が始まる、最大の買い時となるでしょう。
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