株価暴落への備えで実践すべき4つの手法とは

株価暴落への備えで実践すべき4つの手法とは

 

はじめまして、投資家の関原大輔@sekihara_d)です。

今回は「株価暴落への備え」として、実践すべき4つの手法について解説していきたいと思います。

 

株の先生

 

🔳私が株価暴落への備えで実践している4つの手法

✅レバレッジ型は全て売却

✅米国株インデックスが柱

✅金(ゴールド)への投資

✅一部ベアファンドも保有

 

🔳株価暴落への備えで持つべき「マインド」とは?

✅下落が進む前提で投資する

✅今はとにかく無理をしない

✅どうなっても負けない準備

✅いつ暴落しても、問題ない

 

株価の暴落へ備えるには、どうすれば良いかな・・・

今回は、そんな疑問にお答えしていきます。

 

株価暴落へ備える方法を知りたい

 

【結論】リスク資産はすべて売却し、4つの施策でポートフォリオの守りを固めます。

下落相場においては「下落が進むことを前提」とし、どうなっても負けない準備をすることが重要です。

低リスクのインデックスファンドで軸を保ち、安全資産であるゴールドを活用する手法について紹介します。

今回は「株価暴落への備え」として、実践すべき4つの手法を解説していきます。

 

私が株価暴落への備えで実践している4つの手法

私が株価暴落への備えで実践している4つの手法

 

それでは「株価の暴落へ備える」方法について、解説してきましょう。

まずは私が直近で実践している4つの手法について、1つずつ解説していきます。

 

レバレッジ型は全て売却

まず私は2022年3月末に、ハイリスク株をすべて売却しました。

下記に、私が3月26日に投稿したツイートを示します。

 

(当時、さらに詳しく解説したブログ記事はこちら

 

2022年3月末のナスダック

2022年3月末のナスダック

 

ここで言うハイリスク株とは、主にレバレッジ型の株式を指します。

私はここで、レバレッジ型のNASDAQ(レバナス)などを、すべて売却しました。

この時は米国の長期金利が急上昇しており、2.5%を超えたところで株価の暴落を察知。

ハイリスク株をすべて売却し、守りを固める準備へ移行しました。

下落時にレバレッジ型は禁物

株価が下落トレンドの時には、レバレッジ型の保有は禁物です。

レバレッジ型はとにかく、下落に弱いためです。

2倍のレバレッジをかけていれば、下落時には2倍の値幅で損失拡大が加速します。

そしてレバレッジ特有の「減価」と呼ばれる事象に陥り、その後の回復が困難となります。

 

下落時におけるレバレッジ型の値動き

下落時におけるレバレッジ型の値動き

(引用元:わらしべ瓦版

 

 

米国株インデックスが柱

そしてポートフォリオの主軸は、米国株のインデックスファンドを柱とします。

インデックスファンドは「長期保有」を前提とするため、売却はしません。

たとえどんなに暴落しようが、下落時に淡々と買い増し、長期保有に徹することが大切です。

下記に「暴落への備え」について、4月10日に投稿したツイートを示します。

 

 

この後はドル高が進んだことで、円換算のS&P500指数は「史上最高値」を更新しています。

ドル高でS&P500のインデックスファンドは上昇を続けており、今のところ保有継続は大正解でした。

米国株のインデックスファンドは「ポートフォリオの主軸」として、引き続き長期保有を貫く予定です。

 

S&P500のインデックスファンドは最高値

S&P500のインデックスファンドは最高値

(引用元:eMAXIS Slim 米国株式S&P500

 

金(ゴールド)への投資

次に株価暴落への備えとして活用したい投資先が、ゴールドです。

私は今後の株価暴落に備え、ポートフォリオの20%以上をゴールドへ移しました。

ゴールドは安全資産の代表格として有名で、株価の下落時に、資産を保護してくれる傾向があります。

下図にリーマンショックとコロナショック時における、ゴールドの値動きを示します。

 

株価暴落時におけるゴールドの値動き

株価暴落時のゴールド

 

リーマンショックでもコロナショックでも、ゴールドの下落は一時的なものに限定されています。

そして下落幅も小さく、すぐに回復しているのが特徴です。

これは経済が景気後退に陥ると、安全資産であるゴールドへ資金が集まるためです。

これから迫る株価暴落に備え、私は600万円以上をゴールドへ振り替えました。

おそらくFRBが利下げに転じる2023年後半頃から、ゴールドは強さを発揮すると予想しています。

 

 

一部ベア・ファンドも保有

最後にハイリスクな手法ですが、ベア・ファンドへ投資する方法もあります。

いわゆる空売りと同じ手法で、株価の下落方向へ投資する手法です。

私は現在、ポートフォリオの3%ほどを「NASDAQ 3倍ベア」へ投資しています。

これからまだ1~2年の間は、株価の下落トレンドが続くと予想しているためです。

初心者には、おすすめしない

ただし、ベア・ファンドはリスクが高すぎるため、決しておすすめしません。

投資後に株価が上昇を続けてしまえば、ずっと青天井で損失が拡大し続けます。

特に初心者の方には、絶対におすすめしません。

値動きを読むスキルがあり、自分でリスク管理のできる上級者のみが、自己責任で扱う手法と考えます。

 

株価暴落への備えで持つべき「マインド」とは?

株価暴落への備えで持つべきマインドとは

 

ここまで「株価暴落への備え」として、4つの手法について解説してきました。

ここからは下落相場への心構えとして、持つべきマインドについてお話します。

 

下落が進む前提で投資する

私は現在のような下落相場では常に、守りを固めながら投資をします。

大事なのは今後も「下落が進む前提」として、投資をすることです。

今回の下落相場が終わるまでには、まだまだ時間がかかります。

下落トレンドが終わるまで、株価の上昇など「期待しない」スタンスを保つことが大切です。

 

今はとにかく無理をしない

今はまだ下落が続く前提に立ち、とにかく「無理をしない」ことです。

投資はしても良いのですが、今は全力投球で「リスク」を取りに行かないこと。

投資する場合は「さらなる下落」に備え、少しずつ投資する。

そしてさらなる下落が続いた時に「安値で買い増し」できるよう、余力を保ちながら運用しましょう。

 

 

どうなっても負けない準備

私はこんな下落相場では「どうなっても負けない」よう準備をして運用します。

株価が上がっても下がっても、どちらへ転んでも勝てる運用です。

米国株インデックス」の長期投資を主軸とすれば、さらに下落が続こうが問題はない。

さらに下落すれば、むしろ安値で買える「ただのチャンス」であり、長期で取り組めば負けません。

 

いつ暴落しても、問題ない

このように、いつ暴落しても「問題ない」という、余裕のスタンスを保持することが重要です。

「上がっても勝ち。下がっても勝ち」

このマインドまで到達できれば、下落相場でもストレスゼロで、常に投資を楽しむことができます。

株価暴落への備えでは、このような「マインドセット」が最も重要です。

 

まとめ

以上により、今回は「株価暴落への備え」として、実践すべき4つの手法を解説させて頂きました。

ここまで解説してきた項目について、最後にもう一度おさらいしておきましょう。

 

🔳私が株価暴落への備えで実践している4つの方法

✅レバレッジ型は全て売却

✅米国株インデックスが柱

✅金(ゴールド)への投資

✅一部ベアファンドも保有

 

🔳株価暴落への備えで持つべき「マインド」とは?

✅下落が進む前提で投資する

✅今はとにかく無理をしない

✅どうなっても負けない準備

✅いつ暴落しても、問題ない

 

【結論】リスク資産はすべて売却し、4つの施策でポートフォリオの守りを固めます。

下落相場での「レバレッジ型」の保有は、損失拡大が加速するためNGです。

まずは低リスクの「米国株インデックス」を主軸とし、長期投資をベースに土台を固めます。

そして安全資産のゴールドなどへも分散し、守りを固めつつ、長期投資を貫きましょう。

 

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