はじめまして、投資家の関原大輔(@sekihara_d)です。
今回は「NTTの株価」を予想して、今後も必ず上昇する9つの理由を解説していきたいと思います。
🔳NTTの株価を予想【必ず上昇する9つの理由】
✅①株価は右肩上がりで上昇中
✅②業績がとても安定している
✅③配当金は10期連続で増配中
✅④配当利回りが、かなり高い
✅⑤積極的な自社株買いの継続
✅⑥株価は、かなり割安な水準
✅⑦NTTドコモを完全子会社化
✅⑧企業としての持続的な成長
✅⑨22年3月期は大幅増益予想
「NTTの株価は、今後どうなるのかな・・・」
今回は、そんな疑問にお答えしていきます。
【結論】NTTの株価は、今後も必ず上昇を続けます。
NTTの株は、配当利回りが高く、現在10期連続で増配を続ける優良株です。
2020年にはドコモの完全子会社化に成功、今後も増収・増益が見込まれています。
今回は「NTTの株価」を予想して、今後も必ず上昇する9つの理由を解説していきたいと思います。
NTTの株価を予想【必ず上昇する9つの理由】
それでは「NTTの株価」について予想していきましょう。
以下にNTTの株価が今後も上昇する、9つの理由を解説してきます。
①株価は右肩上がりで上昇中
NTTの株価は、長期的に右肩上がりの上昇を続けています。
下図に直近20年間における、NTTの株価チャートを示します。
日本電信電話(9432)株価チャート_20年
このように多少の波はあるものの、長期投資に徹すれば、右肩上がりで上昇していることが分かります。
特に直近10年間で、NTTの株価は3倍に上昇しました。
同社の株価は今後も長期的に、右肩上がりで上昇する可能性が高いでしょう。
②業績がとても安定している
NTTの株は、業績の安定度の高さが魅力です。
下図に、NTTの業績推移を示します。
日本電信電話(9432)売上高の推移
(単位:億円)
日本電信電話(9432)営業利益の推移
(単位:億円)
日本電信電話(9432)業績推移と見通し
(四季報 21年6月18日更新)
NTTの業績は、特に大きな変動もなく、常に安定した推移を維持しています。
特にコロナ禍となった2020年度においても、業績にはまったく影響がありませんでした。
このように同社のビジネスは、生活必需型の傾向が強いことが特徴です。
この安定度を武器に、NTTの株は、今後も安定した上昇を続けるでしょう。
③配当金は10期連続で増配中
NTTの株は、株主還元の高さが魅力です。
下図にNTTにおける、配当金の推移を示します。
日本電信電話(9432)配当金の推移
NTTは毎年の増配を続けており、21年3月期で、10期連続の増配を続けています。
上図の通り17年間で、同社の配当は8.4倍にまで増加しています。
このような配当の連続増配は、株主にとっては大きな魅力です。
この連続増配が続く限り、NTTの株価は、引き続き上昇を続けるでしょう。
④配当利回りが、かなり高い
NTTの株は、配当利回りの高さも魅力です。
NTTの配当利回りは21年4月時点で、実に3.7%に及びます。
日経平均の配当利回りは1.6%なので、同社の配当は、平均値より2.3倍も高いことになります。
このような高配当が続く限り、NTTの株価は、今後も上昇を続けるでしょう。
⑤積極的な自社株買いの継続
NTTでは自社株買いについても、積極的な推進を継続しています。
下図にNTTにおける、自己株式取得の累計推移を示します。
日本電信電話(9432)自己株式取得(累計)
(単位:億円)
NTTではこのように、毎年の自己株式取得を進め、株主還元を継続しています。
このような自社株買いの継続も、株主にとっては大きな魅力です。
長期で保有すれば、株式の価値がどんどん高まるためです。
このような株主還元が継続される限り、NTTの株価は、今後も上昇を続けるでしょう。
⑥株価は、かなり割安な水準
NTTの株価は現在、かなり割安な水準にあります。
下記にNTTの株価指標について、日経平均との対比を示します。
株価の指標(2021年9月時点)
日経平均 | NTT | ||
PER(会社予想) | 倍 | 14.0 | 11.0 |
PBR | 倍 | 1.3 | 1.6 |
配当利回り | % | 1.9 | 3.4 |
NTTの予想PERは11.0倍と、日経平均より2割以上も割安な水準です。
先述した通り配当利回りも圧倒的に高く、総合してNTTの株価は、かなり割安な水準にあります。
よって今後の業績も安定が続く限り、同社の株価は、引き続き上昇を続けるでしょう。
⑦NTTドコモを完全子会社化
2020年、NTTはドコモの「完全子会社化」を実現させました。
これにより、NTTはグループ全体としての成長を、より加速させることになるでしょう。
NTTドコモは現在、次世代通信5Gの普及促進を、急ピッチで進めています。
5Gの通信環境が整えば、NTTはグループ全体として、さらなる成長フェーズへ向かうことでしょう。
⑧企業としての持続的な成長
NTTは企業として、理想的な成長を続けています。
下図にNTTにおける従業員数と、人件費の推移を示します。
日本電信電話(9432)従業員数の推移
(単位:人)
人件費の推移(NTT東日本+NTT西日本)
(単位:億円)
NTTの従業員数はグループ全体として、右肩上がりの拡大を続けています。
一方でNTT東とNTT西では図下のように、人件費を削減する動きも進められています。
同社ではこのような形で、グループの成長と、コストの削減が同時に進められています。
まさに理想的な成長の形であり、NTTグループは今後も、持続的な成長を続けるでしょう。
⑨22年3月期は大幅増益予想
NTTの業績は、今後も増収・増益が続く見込みです。
下図に、NTTの業績推移と見通しを示します。
今後の業績も安定して推移しつつ、堅調な成長が続く見通しです。
日本電信電話(9432)業績推移と見通し
(単位:百万円)
22年3月期は増収・増益の見込みで、特に当期利益については、大幅な増益が予想されています。
このような形でNTTの業績は、今後も成長が続く見込みです。
業績の成長を持続させることができれば、NTTの株価は、今後も上昇を続けるでしょう。
まとめ
以上により、今回は「NTTの株価」を予想して、今後も上昇する9つの理由を解説させて頂きました。
ここまで解説してきた項目について、最後にもう一度おさらいしておきましょう。
🔳NTTの株価を予想【必ず上昇する9つの理由】
✅①株価は右肩上がりで上昇中
✅②業績がとても安定している
✅③配当金は10期連続で増配中
✅④配当利回りが、かなり高い
✅⑤積極的な自社株買いの継続
✅⑥株価は、かなり割安な水準
✅⑦NTTドコモを完全子会社化
✅⑧企業としての持続的な成長
✅⑨22年3月期は大幅増益予想
【結論】NTTの株価は、今後も必ず上昇を続けます。
NTTの配当は10期連続の増配を続けており、高配当が魅力の優良株です。
直近ではドコモの完全子会社化に成功しており、22年3月期も大幅増益となる見通しです。
このような成長が続く限り、NTTの株価は、今後も上昇を続けるでしょう。
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