はじめまして、投資家の関原大輔(@sekihara_d)です。
今回は「三菱重工の株価」の今後について、必ず上昇する4つの理由を解説していきたいと思います。
🔳三菱重工の株価は今後どうなる?直近の暴落を分析
✅5年間で株価は1/4に大暴落
✅直近は2期連続の減収・減益
✅配当金も半値となる大幅減配
✅コロナで減産の影響が大きい
🔳三菱重工の株価が今後、必ず上昇する4つの理由
✅今後は増収・増益の見込み
✅配当金も増配が続く見通し
✅株価はまだまだ割安な水準
✅コロナからの回復が鮮明に
「三菱重工の株価は、今後どうなるかな・・・」
今回は、そんな疑問にお答えしていきます。
【結論】三菱重工の株価は今後、必ず上昇へ転じます。
同社の株価はコロナで大きく下落しましたが、すでに業績回復の目途は立っています。
今後は「増収・増益・増配」が続くことが確実であり、株価は必ず上昇するでしょう。
今回は「三菱重工の株価」の今後について、必ず上昇する4つの理由を解説していきたいと思います。
三菱重工の株価は今後どうなる?直近の暴落を分析
それでは「三菱重工の株価」の今後について、予想していきましょう。
まずは株価と業績の、現状から整理していきましょう。
5年間で株価は1/4に大暴落
三菱重工の株価は、2015年から大きな下落が続きました。
下図に直近20年間における、三菱重工の株価チャートを示します。
三菱重工業(7011)株価チャート_20年
2015年には8,000円まで上昇していた株価が、2020年には2,200円まで下落しました。
たったの5年間で、株価が1/4にまで暴落してしまったのです。
ではこの暴落は、果たして何が要因となったのでしょうか?
直近は2期連続の減収・減益
三菱重工の株価が暴落した要因は、業績の低迷です。
下図に三菱重工における、売上高と純利益の推移を示します。
三菱重工業(7011)業績の推移
三菱重工の業績は、3期連続の減収、2期連続の減益が続いていました。
特に21年3月期の落ち込みは大きく、売上高▲8%、純利益▲53%と大きく落ち込みました。
これにより三菱重工の株価は、大きく下落してしまったのです。
配当金も半値となる大幅減配
また同社では業績の低迷に連動し、配当金も大幅に減配されました。
下記に三菱重工における、配当金の推移を示します。
配当金の推移
17年3月期 | 120円 |
18年3月期 | 120円 |
19年3月期 | 130円 |
20年3月期 | 150円 |
21年3月期 | 75円 |
22年3月期 | 100円 |
これまで少しずつ増配してきた配当金が、21年3月期には半値の75円となる、大幅減配となりました。
配当金が半値になってしまっては、株価が暴落するのも当然といえるでしょう。
コロナで減産の影響が大きい
三菱重工の業績低迷は、コロナの影響を大きく受けました。
下図に同社が決算説明で示した、コロナによる影響の概要を示します。
コロナの業績への影響
コロナの影響で民間航空機への需要が落ち込んだほか、プラント関連の受注も大きく落ち込みました。
これにより21年3月期の決算は、大きな減収・減益に見舞われたのです。
ここまで取り上げた複数の要因が、株価を暴落させた原因といえるでしょう。
三菱重工の株価が今後、必ず上昇する4つの理由
ここまで三菱重工における、株価と業績の現状について整理してきました。
これまで業績低迷が続きましたが、三菱重工の株価は今後、必ず上昇へ転じます。
以下に株価が上昇する4つの理由について、1つずつ解説していきましょう。
今後は増収・増益の見込み
三菱重工の業績はこれまで低迷が続きましたが、今後は増収・増益へと転じる見込みです。
下図に、三菱重工の業績推移と見通しを示します。
三菱重工業(7011)業績推移と見通し
(四季報 2022年9月16日更新)
22年3月期の業績は増収・増益で、特に営業利益は前期比3倍となる、大幅増益となりました。
さらに今後は24年3月期の業績予想まで、3期連続の増収・増益が続く見通しです。
このように三菱重工の業績は、これから増収・増益が続くことが確実です。
予想通りに増収・増益が続けば、三菱重工の株価は、必ず上昇へ転じるでしょう。
配当金も増配が続く見通し
同社では業績の回復に連動し、配当金も増配されていく見通しです。
下図に三菱重工における、配当金の推移と見通しを示します。
配当金の推移と見通し
20年度は配当が半値となる大幅減配となりましたが、今後は少しずつ増配されていく見通しです。
上図の通り、21年度の配当実績は100円となり、少しずつですが増配される見込みです。
また上図で公表している目標値では、23年度には160円まで増配させたい計画です。
このような形で増配が続いていけば、三菱重工の株価は、必ず上昇へ転じるでしょう。
株価は、まだ割安な水準
三菱重工の株価は、まだ割安な水準にあります。
下記に同社の株価指標について、日経平均との対比を示します。
株価の指標(2022年10月時点)
日経平均 | 三菱重工 | ||
PER(会社予想) | 倍 | 15.9 | 13.5 |
PBR | 倍 | 1.6 | 1.0 |
配当利回り | % | 2.2 | 2.5 |
三菱重工の株価は、2022年に入り大きく高騰しました。
しかしそれでも上記の株価指標は、まだ市場平均よりも割安な水準です。
これから増益・増配が続くようなら、株価は必ず上昇するでしょう。
コロナからの回復が鮮明に
21年3月期はコロナの影響を大きく受けましたが、現在では完全回復へ向かっています。
下図に業績回復の一例として、物流・冷熱・ドライブシステムの業績見通しを示します。
物流・冷熱・ドライブシステムの業績見通し
(単位:億円)
上図の通り、コロナで低迷した20年度と比べると、業績回復が鮮明です。
コロナで停滞していた商談の活性化や、工事の再開・進捗により、業績は大きく改善しています。
このまま順調に業績回復が進めば、三菱重工の株価は、必ず上昇へ転じるでしょう。
まとめ
以上により、今回は「三菱重工の株価」の今後について、上昇する4つの理由を解説させて頂きました。
ここまで解説してきた項目について、最後にもう一度おさらいしておきましょう。
🔳三菱重工の株価は今後どうなる?直近の暴落を分析
✅5年間で株価は1/4に大暴落
✅直近は2期連続の減収・減益
✅配当金も半値となる大幅減配
✅コロナで減産の影響が大きい
🔳三菱重工の株価が今後、必ず上昇する4つの理由
✅今後は増収・増益の見込み
✅配当金も増配が続く見通し
✅株価はまだまだ割安な水準
✅コロナからの回復が鮮明に
【結論】三菱重工の株価は今後、必ず上昇へ転じます。
同社の業績は低迷が続きましたが、今後は連続増益が続いていく見込みです。
この業績回復に連動し、配当金も少しずつ増配されていく見通しです。
予想通りに「増収・増益・増配」が続けば、三菱重工の株価は、必ず上昇へ転じるでしょう。
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