花王の株価は配当が魅力!31年連続増配の優良株

はじめまして、投資家の関原大輔@sekihara_d)です。

今回は「花王の株価」の配当について、31期連続で増配を続ける魅力について解説していきたいと思います。

🔳花王の株価は配当が魅力!投資する5つの魅力

✅ ①31期連続で増配を続ける優良株

✅ ②株価は右肩上がりで成長を続ける

✅ ③安定株として、業績も右肩上がり

✅ ④コロナによる業績の影響も最小限

✅ ⑤株価は割高ではなく、妥当な水準

花王の株価と、配当について知りたい・・・

今回は、そんな疑問にお答えしていきます。

花王の株価は配当が魅力で、31期連続で増配を続けている優良企業です。

これに伴い、株価も長期的に右肩上がりの上昇を続けており、今後もさらなる連続増配が期待される有望株です。

今回は「花王の株価」について、配当の魅力をはじめ、投資する5つの魅力について解説していきたいと思います。

花王の株価は配当が魅力!投資する5つの魅力

それでは「花王の株価」について、詳しく検証していきましょう。

以下に、花王の魅力である「配当」をはじめ、投資する5つの魅力について紹介していきます。

①31期連続で増配を続ける優良株

花王の株へ投資する最大の魅力が、「配当」です。

花王は1990年から毎年の増配を続け、現在31期連続で増配を続けている優良株です。

下図に、花王における配当金の推移を示します。

花王(4452)配当金の推移

(単位:円)

31期連続での増配は、国内株では断トツ1位の記録です。

すでに21年度も増配予定が公表されており、32期連続の増配となることは確実です。

花王の配当性向は40%ほどなので、決して無理のない数字であり、実力による結果といえます。

花王は、今後も引き続き連続増配の更新が期待される、有望株といえるでしょう。

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②株価は右肩上がりで成長を続ける

配当の増配へ連動する形で、花王の株価は、長期的に右肩上がりの上昇を続けています。

下図は、花王における直近30年間の株価チャートです。

花王(4452)株価チャート_30年

花王の株価は、この30年で9倍、直近10年で4.5倍に上昇しました。

まさに理想的な成長の形であり、持続的な右肩上がりの上昇が続いています。

今後も安定した業績が見込め、連続増配の更新も期待できることから、花王の株価は、今後も持続的な上昇が続くことが予想されます。

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③安定株として、業績も右肩上がり

花王は、景気に左右されにくい「安定株」として有名です。

扱う商品の多くが「生活必需品」のため、業績が景気に左右されにくく、安定した業績を保てることが強みです。

下図に、花王の売上や利益などの業績推移を示します。

売上高と営業利益

(単位:億円)

1株当たり当期利益

20年度こそコロナの影響で落ち込みましたが、花王の業績はこれまで、安定した成長を続けてきました。

これまで売上高も利益も、理想的な右肩上がりの成長を続けています。

この安定した業績と成長こそが、配当を連続増配できる秘訣といえるでしょう。

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④コロナの業績への影響も最小限

2020年はコロナの影響で、多くの企業で業績が落ち込んでいますが、花王への影響は限定的です。

花王は、生活必需型の「安定株」につき、コロナのような経済危機においても、影響が少ない点が強みです。

下図に、花王の業績推移と見通しを示します。

花王(4452)業績推移と見通し

(四季報 21年3月19日更新)

これによると、20年12月期の売上高は▲8%の減収、利益は15%ほどの減益に抑えることができました。

これはコロナで大打撃を受けた経済全体の状況から比べれば、花王の受ける影響は限定的です。

そして21年12月期の業績予想では、再び増収・増益へと転じる見込みです。

この安定した業績こそが、花王の株価と配当を支えている強みといえます。

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⑤株価は割高ではなく、妥当な水準

ここまで花王の株価について、良いことばかりを取り上げてきました。

しかし、それでも花王の株価は決して割高ではなく、極めて妥当な水準にあります。

下記は花王の株価指標を、日経平均と対比したものです。

        日経平均   花王

PER (会社予想)   22.3   27.7

PBR (倍)       1.3     3.8

 配当利回り(%)      1.6     1.9 

株価の指標(2021年4月時点)

このPERや配当利回りによれば、花王の株価は日経平均と比べ、2割ほど割高な水準にあるように見えます。

しかし、成長力の強い花王に限っては、何も問題ありません。

右肩上がりで成長する花王であれば、数年後には利益も配当も、今より上昇している可能性が高いためです。

将来の成長までを考慮すれば、花王の株価は決して割高ではなく、むしろ「お買い得」な水準といえるでしょう。

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まとめ

以上により、今回は「花王の株価」について、配当の魅力をはじめ、投資する5つの魅力について解説させて頂きました。

ここまで解説してきた項目について、最後にもう一度おさらいしておきましょう。

花王の株価は配当が魅力!投資する5つの魅力

✅ ①31期連続で増配を続ける優良株

✅ ②株価は右肩上がりで成長を続ける

✅ ③安定株として、業績も右肩上がり

✅ ④コロナによる業績の影響も最小限

✅ ⑤株価は割高ではなく、妥当な水準

花王の株は、現在31期連続で増配を続ける優良株です。

31期連続での増配は、国内株では断トツ1位の記録です。

花王は景気に左右されない「安定」が強みであり、業績も株価も右肩上がりの成長を続けている有望株です。

今後も配当の連続増配は続くと見られることから、株価も長期的な上昇を続けることでしょう。

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